個別銘柄の分析

SUMCO(3436)株価分析|シリコンウェーハ世界第2位の優良企業です。

SUMCO(3436)の株価分析

*スムコではなく「サムコ」と読みます

 

まずは結論から

▼SUMCO株まとめ▼

・シリコンウェーハ世界2位

・チャート独自の値動きアリ

・上昇トレンド開始?という場面

・逆張りにはもう遅い

・順張りなら今がチャンス

 

それでは詳しく見ていきましょう。

SUMCOの基礎知識

事業内容

半導体シリコンウェーハ(半導体の中心)の大手企業です。

半導体シェアは外資企業に奪われていますが、その中心であるシリコンのシェアは日系企業が優位な状況です。

世界1位:信越化学工業(4063)

世界2位:SUMCO(3436)

*信越化学工業とSUMCOの2社で市場の50%のシェアを持っている状況

今後、5GやIoTの進展で半導体需要の拡大が予想されます。

 

SUMCOの株価分析(現状)

株価の推移(チャート)

10年チャート出典:Yahoo!ファイナンス

株価はトレンドレベルで大きく波打つ性質を持っていることが分かります。

日経平均や利益との連動性もあまり感じられないことも分かります。

*利益の推移グラフは後述

 

2年チャート出典:Yahoo!ファイナンス

1年ほど続いた持ち合い(ボックス圏)を上抜けて上昇トレンド?に転換したようです。

このまま13週移動平均線を割らなければ上昇トレンド濃厚ですが、まだハッキリとは分かりません。

逆張りするには遅いですが、順張りならギリギリ間に合うかもしれませんね。

 

参考指標

株価:1,723円

PER:15.74倍

PBR:1.71倍

配当利回り:2.03%

自己資本比率:48.4%

ROE:22.26%

EPS:199.74円

*2019/12/5のデータ

指標的には次のことが分かります。

・割高すぎず

・財務状態は安定

・経営状態は健全

配当はそこまで高くないので狙うなら売買差益ですね。

優良企業には間違いありません。

 

売上高の推移

2015年:2,253億円

2016年:2,368億円

2017年:2,113億円

2018年:2,606億円

2019年:3,250億円

売り上げは安定&上昇気味です。

今後、半導体の需要が高まればさらに売り上げ増の可能性があります。

 

当期利益の推移

2015年:162億円

2016年:197億円

2017年:65億円

2018年:270億円

2019年:585億円

2018~2019年に利益が急増しています。

株価が出遅れている感があるのでチャンスかもしれませんね。

 

まとめ: SUMCOの株価予想(今後)

投資長の見解

中期の上昇狙い(順張り)なら今がチャンス!

 

今後の見通し

地合いが現状維持以上であれば、再び上昇トレンドに突入する可能性があります。

これから買うなら中期(6ヵ月~1年くらい)の順張りピラミッティング戦法がベストですね。