セブン銀行(8410)株価分析
3秒で分かるセブン銀行株まとめ↓
・革命的なビジネスモデル
・イチオシの銀行株
・大きな値上がりは期待薄
・安定配当狙い銘柄
セブン銀行の基礎知識
事業内容
出典:セブン銀行
提携金融機関からのATM手数料がメイン収益源です。
セブンイレブン店舗を中心に2・5万台、海外展開もしています。
主な収益源は、セブン&アイのグループ各店舗に設置した現金自動預け払い機(ATM)により、提携先金融機関や利用者から得られる利用手数料である。
また、セブン&アイHLDGS.を始めとする事業者と個人から受け入れた自社預金は、国債・政府保証債など信用リスクの低い商品に限定して運用する。
同社はATMによる決済(現金出納サービス)専業銀行という新しいビジネスモデルといえる。
出典:Wikipedia
セブン銀行の便利な機能はYouTubeが分かりやすい!
コンビニのATMはたしかに便利です。
私も一人の利用者としてコンビニATMをよく使っています。
*セブン銀行のビジネスモデルが詳しく知りたい場合は日経ビジネスにとても分かりやすい記事がありますよ↓
店舗数の多さを強みにした画期的なビジネスモデルには驚きです。
今後のキャッシュレス化にも対応して「必需品」となりそうな予感がしますね。
ただ、株価は(ビジネス論とは)違った動き方をするのでチャートもしっかり見ていきましょう。
セブン銀行の株価分析(現状)
株価の推移(チャート)
10年チャート出典:Yahoo!ファイナンス
2015年にピークに達してから5年程は右肩下がっていますね。
投資マネーが銀行株(この場合はセブン銀行)から他へ流出しているのがよく分かります。
これは地合いだけでなく仮想通貨も少なからず影響しているように思います。
「銀行業に未来はあるのか?」って感じですかね・・。
2年チャート出典:Yahoo!ファイナンス
2年チャートで見ると「トレンド転換かな?」と感じます。
さすがに下がりすぎていたのでしょうか?しかしダマしはチャートの日常なので注意が必要です。
参考指標
株価:334円
PER:14.82倍
PBR:1.83倍
配当利回り:3.29%
自己資本比率:19.1%
ROE:6.69%
EPS:12.23円
*2019/11/21のデータ
指標的には特に問題ありません。
売上高の推移
2015年:1,140億円
2016年:1,199億円
2017年:1,216億円
2018年:1,276億円
2019年:1,472億円
売り上げは横ばい状態から微増。
下がるよりはマシですが、伸び悩んでいることも確かなようです。
当期利益の推移
2015年:232億円
2016年:247億円
2017年:251億円
2018年:253億円
2019年:132億円
2019年の利益がガタ落ちしています。
売り上げ増加を狙った反動がきているのでしょう。
さらなる飛躍のためには投資も必要なのでこれは仕方がないと思います。
まとめ
出典:セブン銀行
店舗数の多さをベース(強み)に便利さを追求していく姿勢は期待がもてます。
今後、電子決済がスタンダードになればセブン銀行の役割りが拡大するかもしれませんね。
今後購入すべき?
株価の下落リスクを抑えて高配当を狙いたい人にはイチオシの銀行株ではあります。
ただし、銀行株がこれから大きな成長を遂げるイメージがわかないので売買差益狙いの私なら買いを控えると思います。