任天堂(7974)の株価分析
まずは結論から
▼任天堂株まとめ▼
・業績抜群
・財務状態良好
・指標的には割高
・チャート的には中途半端な位置
・これから買いを入れるのはキケン
それでは詳しく見ていきましょう。
任天堂の基礎知識
事業内容
家庭用ゲーム機、ソフトの開発、販売
「マリオ」や「ポケモン」は世界的な人気ですよね。
*売り上げの8割は海外です。
任天堂の株価分析(現状)
株価の推移(チャート)
10年チャート出典:Yahoo!ファイナンス
2016年頃から本格的な上昇が始まっていますが、これは「ポケモンGO」の影響です。
「ポケモン×スマホ」のコラボが見事に決まった瞬間でした。
現在は大きめの調整を終えて、30,000円の支持線で反発した場面です。
5年チャート出典:Yahoo!ファイナンス
もうすぐ50,000円の抵抗線が待っている状況です。
チャート的には中途半端な位置にいるのでエントリーする気にはなれません。
参考指標
株価:44,390円
PER:29.38倍
PBR:3.81倍
配当利回り:1.71%
自己資本比率:83.4%
ROE:14.22%
EPS:1615.51円
*2019/12/3のデータ
指標的には割高
下落リスクが極めて高い状態です。
市場に何か起きた時には暴落の危険性があります。
財務状態は完璧
自己資本比率が80%超えの優良企業です。また、ROEも高く経営状態も良好ですね。
売上高の推移

2015年:5,497億円
2016年:5,044億円
2017年:4,890億円
2018年:1兆556億円
2019年:1兆2,005億円
ここ2年は売り上げベースで1兆円超えを達成しています。
当期利益の推移

2015年:418億円
2016年:165億円
2017年:1,025億円
2018年:1,395億円
2019年:1,940億円
2017年から快進撃が続いています。
任天堂スイッチ、マリオメーカー2、新作ポケモンなどソフトが売れまくっている模様です。
任天堂の株主優待
現在、任天堂の株主優待はありません。
まとめ:任天堂の株価予想(今後)
投資長の見解
株ではなくゲームを買った方が良い!
今後の見通し
任天堂は業績&財務状態バツグンの超優良企業です。
しかし、懸念すべき点もあります。
・超割高で下落リスクが高い
・チャート的に中途半端な位置
任天堂株および日経平均が両方とも高値水準にある現状はエントリーすべきではないと思いますね。