LINE(3938)の株価分析
3秒で分かるLINE株まとめ↓
・Yahoo!と経営統合して注目度UP
・上場来最高値をブレイクしそう!
・ただし、すぐに飛びつくのは危険
LINEの基礎知識
事業内容
モバイルメッセンジャーアプリ「LINE」の開発・運営をしている会社です。
LINEはスマホなしでは生活できない現代人の必須アプリですね。
LINEの株価分析(現状)
株価の推移(チャート)
5年チャート出典:Yahoo!ファイナンス
現在、株価は上場来最高値の水準まで来ています。
ここを上抜けるようなら(チャート的には)上昇が期待できます。
いわゆる「新高値を買う」というブレイクアウト狙い絶好の買い場です。
ただし、今は物理的にリスキーな状態でもあります↓
6ヵ月チャート出典:Yahoo!ファイナンス
Yahoo!との経営統合を発表して株価が跳ねた直後です。
乖離率が高く調整の下げが予想されるので、ここで買うのはリスキーですね。
もちろんこのまま上昇する可能性もありますが、私なら様子見しますね。
参考指標
株価:5,170円
PER:–倍
PBR:7.51倍
配当利回り:–%
自己資本比率:40.9%
ROE:-1.94%
EPS:-15.62円
*2019/11/19のデータ
今期が赤字なので指標面はボロボロですね・・。
やはりLINE一社だけではキビシイ状況なのでしょう。
売上高の推移
2014年:863億円
2015年:1,204億円
2016年:1,407億円
2017年:1,671億円
2018年:2,071億円
理想的な売り上げの推移ですね。
LINEの利用者が増えればいくらでもマネタイズできるぜって感じですね。
ただ、最終利益はそう思い通りにはいっていません↓
当期利益の推移
2014年:42億円
2015年:-75億円
2016年:67億円
2017年:80億円
2018年:-37億円
フィンテック(FinTech)や人工知能(AI)への投資が膨らんだため最終利益は赤字です。
売り上げ拡大のための投資戦略が今一つといった状況でしょうか。
今回の経営統合もこのような切羽詰まった状況+インターネット市場で生き残るための決断だと思われます。
LINEの株価予想(今後)
上がる可能性は?
上場来最高値を更新して続伸する可能性は十分あります。
買い時は?
ブレイクアウト狙いのチャンスではありますが、乖離率が高く急落のリスクが高いので今は様子見が無難です。
売り時は?
現段階では分かりません。
その時の状況を見て判断しましょう。
まとめ
経営統合したことで将来性は高まったように思えます。
ただ、株の売買は慎重さが必要です。
①今すぐ買う場合→急落のリスクがあるのでタイトな損切りを入れる
②もう少し様子見する→安全性は高いがチャンスを逃す可能性はある
一長一短ありますが、私なら「②様子見」を選択しますね。
追っかけ商いは一番カモられやすい失敗パターンなので注意が必要です。