個別銘柄の分析

興研(7963)株価分析|新型肺炎関連銘柄(防塵・防毒マスク)として急騰中!

興研(7963)の株価分析

*読み方は「こうけん」です。

 

まずは結論から

▼興研株まとめ▼

・新型肺炎関連銘柄

・業績や地合いの影響⇒小さい

・パンデミック時⇒暴騰する!

・今は見送るのが賢明

それでは詳しく見ていきましょう。

興研の基礎知識

事業内容

防じん、防毒マスクなどの労働安全衛生保護具を製造・販売しています。

防塵・防毒マスク2大メーカーの1つで防衛省向けには独占供給しています。

 

事業割合(セグメント)

防塵マスク:49%

防毒マスク:23%

マスク関連製品:14%

その他:14%

8割以上防塵・防毒マスク関連製品です。

特殊製品の特化型企業だと思ってOKでしょう。

 

興研の株価分析(現状)

株価の推移(チャート)

10年チャート出典:Yahoo!ファイナンス

2013年5月の「エボラ出血熱騒動」で株価が急上昇しています。

そして今回の「新型肺炎(コロナウイルス)騒動」でも株価が暴騰しています。

*SARSは2003年なのでデータなし(おそらく似たような現象が起きていたのでしょう)

感染症などのパンデミック騒動で爆上げする以外はほとんど値動きナシですね。

 

2年チャート出典:Yahoo!ファイナンス

今回の新型肺炎騒動で株価は1,500円→4,000円と約2.6倍に爆上げ!

初動を捉えていれば一気に資産2倍くらいにはなっていますね。

まあ、現実的には難しいでしょうが・・。

 

参考指標

株価:3,980円

PER:71.19倍

PBR:2.07倍

配当利回り:0.63%

自己資本比率:50.7%

ROE:3.78%

EPS:71.55円

*2020/2/1のデータ

・指標的には「超割高」

PERが70倍を超えています。

25日移動平均線からの乖離率も高く(+107.9%)、いつ急落してもおかしくない状態です。

 

売上高の推移

2015年:75億円

2016年:77億円

2017年:79億円

2018年:84億円

2019年:83億円

売上は微増している感じです。

 

当期利益の推移

2015年:1.4億円

2016年:2.3億円

2017年:3.8億円

2018年:4.9億円

2019年:3.5億円

売上に比例して利益も増加していますね。

 

まとめ: 興研の株価予想(今後)

投資長の見解

見送り一択!

今買うのは超ハイリスクです。

 

今後の見通し

新型肺炎相場が崩れたら株価は急落するでしょう。

興研(7963)は業績、地合いなどの要因ではあまり動きません。

仕掛けるならパンデミックの初動を捉えるのが良いかと思います。

まあ、当分チャンスはないでしょうね・・。

*忘れた頃にやってくるのが災害やチャンスの特性ですから。