個別銘柄の分析

アンジェス(4563)株価分析|10年チャートから学ぶ今後の予想とは?

コロナワクチンで期待度UP!

アンジェス(4563)の株価分析をします。

 

まずは結論から

▼アンジェス株まとめ▼

・テーマ株として注目度UP

・10年チャートから学べ!

・財務状態は最強

・株価は平衡状態

・コロナワクチンの成績は秋頃発表予定!

結論からいうと株価が平衡状態なのでバクチを打つなら今がチャンスです。

ただ、ワクチンの結果次第では暴落する危険性もあるのでその覚悟も必要です。

それでは詳しく見ていきましょう。

アンジェスの基礎知識

事業内容

創薬ベンチャーです。

・遺伝子治療薬の開発

・難病治療薬の販売

ただ、今話題なのはコロナワクチンですね。

厚労省から100億円近い資金供給を受けて開発に取り組んでいる模様です。

開発成功(期待感UP)なら上昇濃厚ですが、まだ臨床試験中です。

*臨床試験の速報結果は2020年第4四半期に発表予定

 

事業割合(セグメント)

・医薬品:100%

単一セグメント銘柄です。

 

アンジェスの株価分析(現状)

株価の推移(チャート)

10年チャート

出典:Yahoo!ファイナンス

超長期チャートを見れば分かる通り、この銘柄は何度も上げ下げを繰り返しています。

期待で急上昇→現実で暴落というのがバイオ銘柄のお決まりパターンです。

そして、上がったときに買った人は高確率で損しているのが分かります。

もちろん今回も要注意です。

勝負するならリスク管理を徹底しましょう。

 

2年チャート

出典:Yahoo!ファイナンス

株価は平衡状態に達しており、仕込むなら今がチャンスではあります。

ただ、ワクチン開発が上手くいかなかった場合は暴落確定なので、楽観的に仕掛けるのは非常に危険です。

 

参考指標

株価:1,448円

時価総額:1,781億円

PER:–倍

PBR:8.28倍

配当利回り:–%

自己資本比率:97.4%

*2020/9/30のデータ

・財務状態は最強

ほとんど自己資本で経営しているので倒産する危険性は皆無ですね。

赤字経営(創薬ベンチャーなので仕方なし)ではありますが、財務状態の心配はなさそうです。

 

売上高の推移

2015年:4億円

2016年:5億円

2017年:3億円

2018年:6億円

2019年:3億円

売り上げは3~6億円で推移しています。

新薬が承認されれば爆発的な売り上げになるでしょうが・・。

ただ、やはり今はコロナワクチンの成否にかかっていますね。

 

当期利益の推移

2015年:-41億円

2016年:-47億円

2017年:-37億円

2018年:-29億円

2019年:-37億円

利益は赤字続きです。

ただ、ここは特に問題ありません。

 

まとめ: アンジェスの株価予想(今後)

投資長の見解

参戦は結果が分かってからで十分!

今後の株価はコロナワクチンの成否にかかっています。

ただ、市場がどう反応するか分からない現状、資金を投入するのは危険です。

実践的には好結果が発表されて上昇トレンド発生?という段階で仕掛ければ問題ありません。

上昇しすぎたらスルーして別の株を探せば良いだけのことです。