個別銘柄の分析

東京海上HD(8766)株価分析|保険業イチオシの高配当銘柄です。

東京海上HD(8766)の株価分析

 

3秒で分かる東京海上HD株まとめ↓

・業績安定

・株価は右肩上がり

・増配の期待感アリ

東京海上HDの基礎知識

事業内容

トップクラスのメガ損保です。

東京海上日動をメインに生保、金融事業を手掛けています。

 

事業セグメント

自動車:40%

火災:15%

自賠責:8%

傷害:6%

海上:3%

その他:28%

やはり自動車保険が多いですね。

その他は火災保険、自賠責などがあります。

 

東京海上HDの株価分析(現状)

株価の推移(チャート)

10年チャート出典:Yahoo!ファイナンス

アベノミクス(2013年頃)から株価は約3倍になっています。

一度大きな調整が入っていますが、その後高値をブレイクして続伸しています。

レンジブレイクの様子は5年チャートで見ると分かりやすいですよ↓

 

5年チャート出典:Yahoo!ファイナンス

上値抵抗線(5,000円)をゆっくりと上へブレイクしているのが分かります。

ここ10年で東京海上を買ってホールド中の人が全員含み益になっている状態です。

相場で何も起きなければ更に続伸する可能性も十分あります。

 

参考指標

株価:5,930円

PER:12.86倍

PBR:1.14倍

配当利回り:3.79%

自己資本比率:15.9%

ROE:7.44%

EPS:383.01円

*2019/11/24のデータ

株価が上昇している中、高い配当利回りをキープしています。

また、ROE(お金の使い方を示す指標)も同業他社に比べて高い値です。

 

売上高の推移

2015年:4兆3,279億円

2016年:4兆5,790億円

2017年:5兆2,326億円

2018年:5兆3,991億円

2019年:5兆4,767億円

売上は微増している感じですね。

成長産業ではないのでこの辺は仕方ないと言えます。

 

当期利益の推移

2015年:2,474億円

2016年:2,545億円

2017年:2,738億円

2018年:2,841億円

2019年:2,745億円

利益は右肩上がり。

良い傾向ですね。

 

配当金の推移

出典:東京海上HD

配当性向は約65%

業績をキープしつつ安定した増配を続けています。

今後、さらなる増配も期待できそうです。

 

東京海上の株主優待

株主優待はありません。

 

まとめ

全体的に見ておすすめできる銘柄です。

ただし、日経平均が下落に転じた場合は話が別です。

景気の後退局面では大型株が軒並み下落に転じるので、買いを入れる場合はご注意くださいね。