アルテリア・ネットワークス(4423)の株価分析
まずは結論から
▼アルテリア株まとめ▼
・業績〇
・成長性◎
・チャートは上昇トレンド
・上昇はまだまだ序章
それでは詳しく見ていきましょう。
Contents
アルテリア・ネットワークスの基礎知識
事業内容
都市圏を中心に光ファイバー網を保有しており、企業向け&マンション向け通信サービスを展開しています。
*マンション向け一括提供型はNo.1
光ファイバー網を全国に展開している企業はSoftbank、NTT、KDDIなどのメガキャリアとアルテリアのみ(寡占状態)です。
今後訪れる5G(第5世代移動通信システム)時代に必要となるネットインフラ企業です。
事業割合(セグメント)
インターネットサービス:42%
ネットワークサービス:28%
マンションインターネットサービス:22%
その他:7%
マンションインターネットサービスは商業、オフィスビルへも展開しています。
さらに自社回線を増やすための取り組み(投資)もしている模様です。
アルテリア・ネットワークスの株価分析(現状)
チャート分析
2年チャート出典:Yahoo!ファイナンス
株価1,000円ラインが支持線として機能しているように見えますね。
1度目:上場直後の急落時
2度目:独禁法騒動の急落時
2度の急落後に上昇トレンドが発生しており、上場来高値(1,400円)を突破して続伸している状況です。
1年チャート出典:Yahoo!ファイナンス
1,400円付近(上場来高値)でもみ合っていましたが、その後緩やかに離陸(上昇)している感じです。
*現在も上場来最高値を更新している状態が継続しています。
このような「ゆっくりとした上昇」は株価上昇の序章であることが多いので、ここからエントリーしても間に合う可能性があります。
参考指標
株価:1,659円
PER:16.20倍
PBR:4.60倍
配当利回り:3.09%
自己資本比率:20.3%
ROE:32.55%
EPS:92.85円
*2019/12/11のデータ
・指標的には「ちょい割高」
PER、PBRはちょっと高めですね。
ただ、この辺の数値ならまだ大丈夫です。
・財務状態は問題なし
自己資本比率が20%あるので問題ありません。
・進捗率はまずます
直近の中間決算(11月14日)での対会社予想進捗率は50.8%
ギリギリっぽいですが(市場が評価しているので)大丈夫だと思います。
*業績がヤバくなったら株価が先に下がります。
売上高の推移
2017年:413億円
2018年:475億円
2019年:492億円
売り上げは右肩上がっています。
ネットサービスへの加入者数急増はあまり期待できませんが、5G時代に突入すれば光ファイバー網を通過するデータ量は急増するでしょう。
今はジワジワとでも売り上げUPしてくれればOKです。
当期利益の推移
2017年:41億円
2018年:46億円
2019年:46億円
利益は横ばい状態。
株価は(利益に先行して)伸びているので問題ありません。
減益や独禁法騒動の再来は(株価急落の原因になるので)防いで欲しいですね。
まとめ:アルテリア・ネットワークスの株価予想(今後)
投資長の見解
これから買っても間にあう可能性あり。
今後の見通し
チャート的には上昇トレンド継続中なので増収増益が続く内は安心してホールドできます。
独禁法のようなリスクはありますが、5G時代の到来に向けて株価はこれからも上昇するものと考えています。