ソニー(6758)の株価分析。
まずは結論から
▼ソニー株まとめ▼
・上昇トレンド継続中
・株価はゲーム事業次第
・前回高値の上抜けがチャンス
それでは詳しく見ていきましょう。
ソニーの基礎知識
事業内容
出典:ソニーHP
家電製品でお馴染みですが、事業内容は多岐に渡ります。
・エレクトロニクス事業
・エンターテイメント事業
・金融事業
ちょっとザックリすぎますね。
もう少し具体的に見てみましょう。
事業割合(セグメント)
出典:ソニー
ソニーの主力事業は4つ。
・ゲーム
・金融
・半導体
・音楽
とくに「ゲーム」がメインです。
利益は「ゲーム」「金融」「半導体」が大きな割合を占めています。
ソニーの株価分析(現状)
株価の推移(チャート)
10年チャート出典:Yahoo!ファイナンス
株価は上昇トレンド。
大きめの調整が入っていますが、依然として上昇トレンド継続中です。
2年チャートで最近の値動きを見てみましょう。
2年チャート出典:Yahoo!ファイナンス
2019年4月頃に上昇トレンド復活。
もう少しで前回の高値に達します。
ここを上抜けたら更なる上昇も期待できそうです。
参考指標
株価:6537円
PER:16.33倍
PBR:2.12倍
配当利回り:0.53%
自己資本比率:17.9%
EPS:400.27円
2019/9/15のデータ
①財務状態は問題なし。
自己資本比率の低さが目立ちますが、これは金融業の影響です。
②配当金は期待薄
ソニー株は配当狙いには不適です。
売買差益で稼ぎましょう。
経常利益の推移

2015年:397億円
2016年:3,045億円
2017年:2,516億円
2018年:6,990億円
2019年:1兆116億円(過去最高)
2020年:7,700億円(会社予想)
利益1兆円キープは難しいようです。
ただ、最近はゲームビジネスが月額課金(サブスクリプション)なので安定した利益が期待できそうです。
*月額課金は「儲かるビジネス」として有名です。携帯料金やフィットネスジムも月額課金(儲かるビジネス)です。
まとめ
今後、ソニーの株価は主力事業の「ゲーム」に掛かっています。
Eスポーツがオリンピック競技化されるなど、ゲーム業界はこれからも盛り上がりそうです。
前回の高値(7,000円)を上抜けたら仕掛けるチャンスですね。
2019/12/1追記:最高値更新
前回の最高値(約7,000円)を更新したので追記します。
米ヘッジファンドの買い増し報道(5/17)で株価が跳ねてから約半年で前回最高値を更新しました。出典:Yahoo!ファイナンス
ココは株価の分岐点
続伸する可能性も失速する可能性もあります。
ただ、ブレイクアウトに成功したときは株価が大きく伸びることがあります。
業績的にも仕掛けを検討して良いかもしれませんね。