コロナ騒動で上昇開始!
ブイキューブ(3681)の株価分析をします。
まずは結論から
▼ブイキューブ株まとめ▼
・テレワーク需要↑で株価上昇中
・業績・財務:△
・株価指標:×
・チャート:△
・短期投資のみ可能
結論からいうと、今は長期投資のタイミングではありません。
ただ、注目度が高いので短期投資(順張り)には向いているかもしれません。
それでは詳しく見ていきましょう。
Contents
ブイキューブの基礎知識
事業内容
遠隔でのコミュニケーションサービス(テレワーク)を提供しています。
・Web会議
・ネットセミナー
・遠隔医療
*正確には、テレワークに必要な「ビデオ会議ツール」の提供です。
国内のビデオ会議市場はこれまでにも緩やかな成長がありました。
出典:シード・プランニング
近年徐々に普及していた事業ですが、今回のコロナ騒動で一気に注目されました。
米企業(Cisco・ZOOMなど)が圧倒的なシェアを誇りますが、日本企業にも十分チャンスがある分野です。
ちなみに、ブイキューブはビデオ会議ツール「V-CUBE」を国内展開しています。
ブイキューブの株価分析(現状)
株価の推移(チャート)
10年チャート
出典:Yahoo!ファイナンス
上場後、2度ほど株価が跳ねていますが、それ以降はほぼ上下動がありませんでした。
今回のコロナ騒動以降、株価は上場直後の最高値に迫っているのが分かります。
2年チャート
出典:Yahoo!ファイナンス
コロナ騒動で動き始めた株価は上昇トレンドに入りました。
コロナ騒動前:約500円
現在:約1,500円
中長期投資するのであれば、出来高急増を伴って株価が動き出した直後(800円まで)にはエントリーしておきたかったですね。
今は上昇以上に下落リスクが高い状態なので、勝負するなら損切り幅をタイトにした短期投資ですね。
参考指標
株価:1,640円
時価総額:409億円
PER:63.49倍
PBR:11.99倍
配当利回り:0.12%
【財務】
自己資本比率:40.9%
【その他指標】
ROE:1.0%
ROA:0.5%
*2020/9/21のデータ
・指標的には「超割高」
PERが60倍台なので、中長期投資はナシですね。暴落リスクが高すぎますから。
・財務状態はOK!
財務は問題なし
売上高の推移
2015年:60億円
2016年:72億円
2017年:66億円
2018年:79億円
2019年:63億円
提供しているサービの性質上、安定した売り上げがあります。
今後のシェア争い次第では急速な売上増もありえます。
当期利益の推移
2015年:0.9億円
2016年:-5.2億円
2017年:-30億円
2018年:4.5億円
2019年:0.3億円
(これまでは)利益はあまり出ていません。
まとめ:ブイキューブの株価予想(今後)
投資長の見解
・短期の順張りなら可
・中長期投資はNG
今後の予想
今後、しばらく上昇トレンド継続の可能性があります。
時価総額も400億円くらいなので、(事業の伸び次第では)大きく化ける可能性もあります。
ただ、長期投資であれば800円がエントリー限界だと思うので、リスクを大きめにとる(長期投資)のはナシですね。