双日(2768)の株価分析
まずは結論から
▼双日株まとめ▼
・割安高配当銘柄
・株価指標〇
・チャート〇
・リスクレワード△
それでは詳しく見ていきましょう。
双日の基礎知識
事業内容
2003年に日商岩井とニチメンが統合してできた総合商社です。
自動車、航空、肥料に強みがあります。
事業割合(セグメント)
化学:27%
金属、資源:21%
リテール、生活産業:17%
自動車:13%
食料、アグリビジネス:7%
その他:15%
総合商社なので色々手掛けています。
双日の株価分析(現状)
株価の推移(チャート)
10年チャート出典:Yahoo!ファイナンス
2015年頃から本格的な上昇開始⇒いまだに上昇トレンド継続中ですね。
現在、ちょうど調整が終わって上昇トレンド再開か?という場面にいます。
2年チャート出典:Yahoo!ファイナンス
株価が13週移動平均線の上側を推移している状況がよく分かりますよね。
順張りで仕込むのにギリギリのタイミングって感じですね。
参考指標
株価:353円
PER:6.13倍
PBR:0.74倍
配当利回り:4.82%
自己資本比率:26.3%
ROE:9.32%
EPS:29.51円
*2019/12/12のデータ
・指標的には「割安」
・財務状態は問題なし
双日は有名企業ですが指標(PER・PBR)的には意外と割安です。
配当利回りも高いので上手に仕込めば売買差益+配当のW狙いもできますね。
売上高の推移
2015年:1兆8,097億円
2016年:1兆6,580億円
2017年:1兆5,553億円
2018年:1兆8,164億円
2019年:1兆8,561億円
売り上げに関しては多少(3,000億円くらい)の凸凹がありますね。
当期利益の推移
2015年:330億円
2016年:365億円
2017年:407億円
2018年:568億円
2019年:704億円
利益は順調すぎるくらいに右肩上がっています。
まとめ:双日の株価予想(今後)
投資長の見解
指標・チャート的には「買い」
ただし景気の後退局面には注意せよ!
今後の見通し
指標的に割安(+自社株買い)なので底値に安心感があります。
また、20年3月期は(少しだけ)増益していることもあり、株価も上昇する可能性はあります。
ただ、大型株なのでリスクレワード的には非効率的かもしれませんね。
また、大型株なので日経平均全体の下げには要注意です。