「株で勝つための手法はどうやって学んだら良いの?」
「てか、そもそも投資手法って必要なの?」
このように思っている方も少なからずいると思います。
そこで、この記事では次の3点を中心に解説します。
①投資手法が必要な理由
②強い手法の見つけ方
③手法を身に付ける方法
丸腰で相場に出るほど危険なことはありません。
手法の必要性を認識すれば株への考え方が変わるでしょう。
強力な手法が必要な理由
投資を実践するにあたって「強力な手法を仕入れること」はとても重要です。
これはいつも言っていますが、その理由は何なのか?
・なぜ強力な手法が必要なのか?
・自分で編み出した手法ではダメなのか?
まずはこのような疑問に対する答えからお伝えします。
結論からいうと、次のようになります。
・あなたが天才なら自分で編み出した手法でOK!
・あなたが凡人なら自分で編み出した手法ではダメ!
*あまり自己評価が高いとロクな結果にならないのでご注意ください。
これは投資に限らず、その他あらゆる職業にも当てはまります。
例えば医師。
どんなに腕の立つ医者でも全くの0から自分で医療ノウハウを編み出したわけではありません。
彼らは何百年も続いている「医療」という歴史の中から編み出された「実績ある手法(医療ノウハウ)」を学び、実践していく中で技の練度を高めています。
その時も完全なる「オリジナル」ではなく、診療方針(ガイドライン)に従って診察・治療を進めていきます。
*分野別にガイドラインがあります。
つまり、優れた医師でも何となく自分勝手なことをしているのではありません。
彼らは「実績ある手法」に従って行動しているからこそ結果が出せるのです。
これは株式投資でも同じこと。
プロの投資家は自分勝手なことをしているのではなく、「実績ある手法」に従って投資行動を継続しているからこそ高い運用成績が出せるのです。
強力な手法の学び方
それでは本題となる「手法の学び方」について解説します。
主な手法の仕入れ先は次のような経路があります。
・投資書籍
・投資家のブログ
・投資教材
・塾
投資書籍
株の基礎知識を身に付ける段階では書籍が役立ちます。
*おすすめの投資書籍は以下記事参照
ただし、本だけで具体的な投資手法を身に付けるのは難しいのが現状です。
本はあくまで手法の全体像をつかむ位置づけにあります。
投資家のブログ
仕込んでいる銘柄を理由付きで公開している人がいるので、長期投資を学ぶときに役立ちます。
ただし、表面的にマネしても勝てないため、資金管理などは実践して身に付ける必要があります。
投資教材
私の場合は教材を買って学んだ中に当たりがありました。
ただしハズレ教材も多いことを覚悟する必要があります。
塾
実績者に直接指導してもらえるのは心強いですが、行動力が必要です。
「株式投資の学校」などは受講者の成績が良いことで有名ですね。
このように見てみると、やはり多くの人にとっては「投資教材」が最も現実的な手法の仕入れ先となるでしょう。
*私の場合も投資教材がベース
無料の情報とは違い、教材で教えている内容は役立つものもありました。
*ただし、運用実績の高い投資手法は1つではありません。
強力な手法は、考え方や時間軸の違いによっていくつも存在します。
ここで大切になるのが「あなたと手法との相性」です。
どんなに強力な手法でも、「使い手との相性」が悪ければ上手く機能しないのです。
ある人には使えても別の人には使えない手法も数多く存在します。
では、どうやって自分と手法の相性を確かめれば良いのか?
というと、これは実際にその手法でトレードをやってみるしかありません。
この実験トレードはデモトレードでは意味がないので、少額の資金を用いて「実戦」の中で確かめるようにしましょう。
そして、手法を試していく中で必ずすべきことが「投資記録をつけること」です。
とくに損益曲線は大切です。
手法がうまく機能している場合、損益曲線は右肩上がりのグラフになります。
この状態が継続するようならその手法はOK(結果が出ている)と判断できます。
この「結果が出せること」を前提として、後はあなたの使い心地や利益率等の要素を考慮すると良いでしょう。
私の手法が完成するまで
参考までに、私が今の手法に落ち着くまでの3年間を紹介しておきます。
①勘違い野郎だった私はいきなり自分のオリジナル手法を試して撃沈しました。
「こうすれば儲かるんじゃない?」的な自分勝手な発想は相場では通用しませんでした。
根拠があいまいな上、実践データがないものは上手く機能しません。
実戦データを取るためには膨大な記録&分析作業が必要です。
とても個人で簡単にできることではありませんでした。
②次に投資書籍を買い漁ってみても、具体的な手法は載っていないため撃沈。
「心が弱いから勝てないのでは?」という迷宮入り状態になるので注意してください。
心が強くても具体的な行動指針(手法)がないと勝てません。
株で勝つためには「詳細な行動指針(手法)」が必要なのです。
以上のような試行錯誤から分かったことがあります。
・自分のオリジナルではダメ
・投資書籍も当てにならない
このことを悟った私はあらゆる教材を買いまくって「実績ある手法」を実践しました。
そしてハズレまくる中に当たりが出現したのです。
私のような凡人&トレード時間が短くても勝てる手法が学べる教材が2つありました。
アタリ教材①:7Step株式投資メソッド
*この教材の販売は終了しています
これは「うねり取り」の考え方と実践的な使い方が学べる投資教材です。
うねり取りは数百年に渡って機能している「実績ある手法」です。
本では分からない株の重要事項をたくさん学べました。
・逆張り理論
・チャートのサイン
・資金の分割戦略
・建玉操作(←*超重要)
動画教材で学んだことで投資レベルが一気に上昇しました。
この教材は販売終了していますが、同じ先生の代わりの教材「株は技術だ、一生モノ!」が出ています。
ちなみに、相場師朗さんは本も出されています。
うねり取りについては次の本も参考になりましたよ↓
この本は売買譜が多くてチャートがあまり載っていないため、初心者には分かりにくいと思います。
動画教材でうねり取りを学んだ後で読むと内容が分かりますよ。
アタリ教材②:波乗り株トレード
「波乗り株トレード」という教材(動画+PDF)もかなり参考になりました。
1,000円だったので試しに買ってみたらアタリだった感じですね。
下山さんは本も出されています。
本屋でちょっと見るには最適です。
ただし、波乗り投資法を学ぶのであれば、本よりも安くて分かりやすい動画版の方がおすすめです。
①うねり取り
②波乗り投資法
基本的にはこの2つの知識がベースになっています。
ただし、教材で教えられることをそのまま実践してもうまくはいきませんでした。
ある程度は自分で考えて、上手くいかない部分を修正していくことも大切です。
Step1:教材で学ぶ
Step2:オリジナル要素を入れる
あくまで強力な手法をベースにおき、その上に自分のオリジナルを乗せていく感じです。
有料教材を買って強力な手法を学んでも、それは決して「完成品」ではないでしょう。
「あなたと相性が良い実績ある手法」をベースとした実践の中で技の練度を高めていく(オリジナル要素を加えていく)必要があるのです。
そして、「高確率で勝てる再現性」を確かめながら手法を絶対の奥義にまで昇華させることを目指していくと良いでしょう。