私は2015/8/7に波乗り投資法(PDF+動画版)を買いました↓
この記事では、PDF+動画で波乗り投資法を学び、約3年実践して分かった内容をまとめます。
Contents
波乗り投資法のやり方
ロスカットしない投資法として有名な波乗り投資法は実にシンプルなルールなので、小学生でも実践できます。
波乗り投資法のルール
・1つの銘柄を売買する
・売買には信用取引を使う
・資金を5分割する
・基本的に損切りしない
・売りと買いでバランスを取る
・利益はコツコツ確定する
このように書くと難しそうですが、実際にはとても分かりやすいPDF+動画説明があるので大丈夫です。
とくに動画解説を見ればすぐに理解できるのでご心配なく。
ところで、なぜこのようなルールになるのか?というと、次のようなロジックに基づいています。
波乗り投資法のロジック
・株価は波を描くので含み損はいずれ含み益に転じる
・また、そもそも横ばい状態の波を描く銘柄を選んでいる
・さらには、損切りになっても複数ポジションで利益調整を行うことで損失をカバーできる
つまり、「少々の含み損にビビッて即損切りする必要はない」と言っています。
*資金を分割することで含み損をコントロールするのが波乗り投資法。
逆に、含み益は適度に確定していくことで利益が積みあがっていく仕組みです。
*含み損同様に、含み益を放置していたらいずれ消えてしまうというロジックによります。
・含み損=コントロール
・含み益=適度に確定する
これは一見すると株式投資の大原則「損小利大」に反しているように思えます。
しかし、含み損はあくまでコントロールするのであって放置するわけではありません。
ここを勘違いすると、手法そのものの使い方を誤ってしまう危険性があるので気を付けてください。
含み損のコントロール方法
では、どうやって含み損をコントロールしながら利益を確定していくのか?
ここが波乗り投資法の肝ですが、これを文章で説明するのは非常に難しいため、波乗り投資法の教材には動画解説がついていました。
本やPDFではよく分からない人も解説動画(模擬訓練をやっている)を見ることで8~9割方は理解可能でしょう。
波乗り投資法の推奨銘柄
波乗り投資法を適用する銘柄選びは結構重要です。
ここではPDF+動画解説にアレンジを加えた内容を説明していきます。
・倒産確率が0に近い
・貸借銘柄である
・ある程度の値動きがある
・株価がボックスを形成しやすい
・売買代金が大きい
以下、1つずつ説明していきます。
・倒産確率が0に近い
倒産されると買いポジションは成す術もなく全滅します。
東証一部の巨大銘柄であり、かつ業績が安定している銘柄を選びましょう。
・貸借銘柄である
波乗り投資法では買いも売りも信用取引を使います。
信用買いが出来て、かつ空売りもできる貸借銘柄を選択しましょう。
・ある程度の値動きがある
株価の上下動(ボラ)が大きい銘柄ほど売買差益で大きく稼げます。
逆にほとんど波打たない銘柄を選ぶと利益が取れませんので注意が必要です。
・株価がボックスを形成しやすい
上昇トレンドや下降トレンドよりも値動きが読みやすいボックス銘柄を選ぶとラクに勝てます。
東証一部の成熟企業で、かつ2~3年単位の日足チャートを見て判断しましょう。
・売買代金が大きい
取引相手が少ない銘柄での売買はリスク管理がうまく機能しません。
流動性が高く、いつでも確実に売買が成立する銘柄を選びます。
波乗り投資法を実践して
3年間の実践経験から波乗り投資法について考えたことを書きます。
波乗り投資法は詐欺?
これは私の感想ですが、波乗り投資法はかなり使えます。
ただし、解説でもあるようにしっかりと模擬訓練する必要はあります。
*模擬訓練が不十分だと利益が極端に小さくなったり、場合によっては損する可能性が高まります。
また、選んだ銘柄や地合い次第では損失を出す可能性もあります。
万能な手法はないことを理解して、よく考えて売買することは必要です。
波乗り投資法のメリット
波乗り投資法最大のメリットは「防御力が高いこと」です。
しっかりとルールを守っていればほとんど損失は発生しません。
波乗り投資法のデメリット
波乗り投資法のデメリットは「資金の急増が出来ないこと」です。
大きく勝つよりは小さな利益をコツコツ積み上げる感じです。
また、値動きがないときは全く売買しないので待ち時間も長くなります。
波乗り投資法の改善点
「ここを改善すれば良いのに!」と思うことを2つ書きます。
・株価の予想なんて1㎜もしない×
→株価の予想はした方が良いです。
理論上はチャートも見る必要がないと言っていますが、これは非効率的です。
実践的には「25日移動平均線からの乖離率」を基準に売買すると利益率が高まりますよ。
・ロスカット不要×
→「損切りしないこと」は波乗り投資法最大の特徴ですが、私が思うにやはり損切りはした方が良いです。
相殺決済の技術が高ければ損失はほどんど出ないと思いますが、まれに株価が一方向に大きく動く場面があります。
このようなときに反対ポジションをもっていたらコツコツ積み上げた利益が「ドカン」とやられてしまうからです。
絶対に損切りしないのであれば、相当考えておいた方が無難ですよ。
波乗り投資法のオリジナル化
私は波乗り投資法をオリジナル化してスイングトレード&長期投資をしています。
基本的に株価が大きく動く場面でのみトレードします。
その時のルールは次の通り。
・資金を分割する
・ある程度の含み損は覚悟する
・含み損はコントロールする
・仮説がハズレたら損切りする
・予想が当たったら買い増しする
短期投資の場合
数日~1か月ほどのスイングトレードで波乗り投資法(オリジナル)が使えます。
例えばトヨタ自動車(7230)などの超大型銘柄でも乖離率が極端に大きくなる場面があります。
これは明らかな「買い場面」ですが、株価の底を正確に当てることはできません。
そこで資金を分割して、まずは第一打目を仕掛けます。
*ただでさえ乖離が大きい状況なので、ここからさらに急落する可能性は低い。
**急落しても資金を分割しているので残りの資金でポジション調節可能。
予想が当たればそのまま利益をGETすればOKですし、ハズレたら2打目以降で調整します。
この辺はうねり取りと同じ感覚です。
*うねり取りについては以下記事参照
長期投資の場合
長期投資でも波乗り投資法(オリジナル)が適用できます。
アルテリア・ネットワークス(4423)が急落した場面での仕掛けです。
*5G関連銘柄として成長が期待できます。
このときも資金を分割投入することで大きなメリットがあります。
・リスク最小でチャレンジできる
・ある程度の含み損を許容できる
・損小利大が実現しやすい
つまり、リスクが小さい状態で値動きを見極め、ポジション調整ができます。
*スイング(短期投資)の時と本質は同じ
下落:含み損状態で様子見
上昇:慎重に買い増し
こうすればリスクを上手くコントロールしながら「損小利大」を目指せます。
実際にやってみれば分かりますが、リスクが小さいとプレッシャーも小さいので「理性的な行動」がとれます。
そして、それが結果的に勝ちへとつながるのです。
まとめ
個人的には波乗り投資法は素晴らしい手法だと思います。
しかし、選ぶ銘柄や相場状況によっては通用しない場面があるのも事実です。
なので私は波乗り投資法で得た知識・経験をオリジナル化して使うことをおすすめします。
いずれにしても、1,000円という低価格ではあり得ないような知識を教えてくれた下山さんにはとても感謝しています。
何万円もするような教材を買うよりはよほど実用的な教材だと思いますよ。
*90日の返金保証も付いています。