「どんなに勉強しても負けるばかり・・。」
「株の勉強って意味あるの?」
これはまさに初心者時代の私が感じていたことです。
本屋に行って株の本を何十冊読み漁っても一向に勝てる気配はありませんでした。
この当時、私の株での勝敗は完全に「運頼み」でした。
どこに流れつくか分からないイカダに乗っている感覚でした。
それから3年後、私は自身の投資スタイルを確立し、安定した成績を出せるようになりました。
この間に何があったのか?
そして何を学んだのか説明します。
投資の必須3要素
私を勝ち組にしてくれたのはたった3つの要素です。
①投資目的を決める
②投資手法を学ぶ
③常勝の習慣化
①投資目的を決める
初心者時代の私は儲けることしか考えておらず、投資目的がありませんでした。
「なぜ株をするのか?」
この問いに対する答えがない状態で投資をしても勝てませんでした。
これは考えてみれば当然のことで、目的がないのに目的を達成することはできません。
目的はよく分からないけど株をする
なんだか変だと思いませんか?
*「ただ儲けたい」は漠然としているので、もっと明確な目的が必要です。
「儲けるため!」というのはあまりに漠然としているため、その後の「手段」が決まりません。
・売買差益で儲けるのか?
・サヤ取りで儲けるのか?
・配当金で儲けるのか?
・デイトレで儲けるのか?
・IPO投資で儲けるのか?
株式投資の「儲け方」には色々あるので「儲けるため」だけでは目的がはっきりしないのです。
目的が曖昧だとその後、目的達成のための「手段(投資戦略)」が決まらないので投資行動がブレてしまいます。
・目的があいまい
・手段もあいまい
・行動もあいまい
そして、相場で一貫性のない行動を取ると簡単に負けてしまうのです。
ミカ「なるほど!目的が決まらないと行動も決まらないってことね?」
兵長「その通り。まずは具体的な投資目的を決めることだ。」
②投資手法を学ぶ
投資目的が明確化したら、次は目的達成のための手段(投資戦略)を学ぶ段階です。
この段階で気を付けるべきは、「我流ではなく、実績ある手法を学ぶこと」です。
*「投資手法」というと我流で考える人がいますが、それではほとんど勝ち目はありません。
なぜ勝てないのか?というとその我流手法に「実績がないから」です。
ミカ:「『実績』って?」
兵長:『確実に勝てる『裏付け』がないってことだ。」
勝てるかもしれないけど勝てないかもしれない投資手法。
これでは最初に設定した投資目的を達成できるかどうか「出たとこ勝負」になってしまいます。
なので、投資手法は「実績あるものを学ぶ」ことが非常に重要です。
*投資手法の必要性は以下記事参照

③常勝の習慣化
投資目的が決まり、投資手法が決まったら、後は手法に従って行動するだけです。
①投資目的
②投資手法
③手法に従う
が出来ていれば自然と勝てます。
この状態が普通になれば、損益曲線は右肩上がりになる(常勝)のです。
テクニカル分析の位置付け
学べば勝てるようになると信じられているものに「テクニカル分析」があります。
私もかつてはテクニカル信者としてテクニカル分析本を買い漁り、あらゆる知識を学びました。
*当サイトでもテクニカル記事を多く入れてあります。
ただ、その経験からいうとテクニカル分析はあくまで手法の補助的な位置づけです。
ミカ:「どうして補助なの?」
兵長:「テクニカル分析だけでは勝てないからだ。」
テクニカル分析は当たることもあればハズレルこともあります。
なので、テクニカル分析単体ではなく、投資手法をベースにすることが必要です。
テクニカル分析が当たろうがハズレようが勝てる手法をベースに置くことが大切なのです。
まとめ
以上、投資で勝つ方法はとてもシンプルです。
①投資目的を決める
②投資手法を学ぶ
③手法通りに行動する
この3StepができればOKです。
あとはあなたの意図とは関係なく「勝手に」勝ててしまうということです。
この「常勝行動」を続けているうちに勝つことが当たり前(習慣)になるということですね。