株の基礎知識

【株式投資】損切りのタイミングとは?ルール設定の目安について

「いつ損切りすれば良いの?」

「上手な損切りの方法とは?」

株式投資をしていると必ず「含み損」が出ます。

含み損が好きな人はあまりいないと思いますが、「含み損の扱い方」は投資の重要部分になります。

その理由は、投資の本質が「リスクのコントロール」にあるからです。

*儲けることばかりに気を取られがちですが、実は「いかに上手くリスクを扱うか」が大きな差になるのです。

強い投資家とは「リスクのコントロール」が上手い人なのです。

そこで、この記事ではリスクコントロールの一部である「損切りのタイミング」をテーマに解説していきます。

損切りの位置付け

損切りのタイミングを考える前提として、「損切りは投資戦略の一部」という認識が必要です。

以下、損切りの場面を説明していきますが、損切りが単体で存在しているわけではありません。

投資戦略の一部として、投資の本質である「含み損をコントロール」の一つの手段として損切りしていることをお忘れなく。

 

損切りのタイミング

投資戦略の組み方次第で損切りのタイミングは無限にあります。

ここでは損切りタイミングの例をいくつか紹介していきます。

 

エントリーの根拠が崩れた時

「エントリーの根拠が崩れたら即損切り」

一般的によく言われることですが、実はこれ結構キケンな考え方です。

何がキケンかというと、この「エントリーの根拠」をテクニカル分析に置く傾向が高いからです。

もちろんそれでもいいのですが、ベースにはしっかりと「投資戦略」を置くことが大切です。

*当ブログでも何度かいいましたが、テクニカル分析はあくまで「補助指標」です。

利益率を高めてはくれますが、当たることもあればハズレることもあります。

「当てにはならないテクニカル」

これは相場での合言葉なので、テクニカル分析を投資戦略だと勘違いしないように注意が必要です。

 

%ベースで損切り

投資金の2%含み損が出たら損切りってのはよくあるパターンです。

私も初心者時代はよくやってました。

・10%の含み益で利確

・2%の含み損で損切り

みたいなやつです。

ただ、この%ベースの損切りは結構できないことも多くて(大幅GD時など)上手く機能しないことも多いです。

そして、含み損を2%以内にコントロールするのは今でも結構難しいです。

損切りの基準を%ベースに置くのは結構大勝負の時になるかと思います。

・仕手株狙い

・テンバガー(10倍株)狙い

・特攻

*特攻=上場廃止銘柄への投資

このような時はリターンが大きいので全力勝負をかけますが、防御手段として%ベースの損切りが機能しやすいといえます。

 

金額ベースで損切り

含み損が一定金額に達したら損切りという方法もあります。

これは先ほど解説した「%ベースで損切り」の金額版ですね。

%ベースだと損切り金額が大きくなることがあります。

・5万円の10%→5千円

・100万円の10%→10万円

五千円ならまだしも10万円は結構大きいですよね?

熟練ならまだしも、エントリータイミングが分からない初心者がやると負け続けて一瞬で資金が消えてしまいます。

これを防ぐために「金額ベース」の損切り基準を設けるのです。

金額が大きくなるので、100万円の時は金額ベースの損切り基準を設けて「5万円まで」みたいな使い方ですね。

 

チャンスの出現ベース

ときには損切ってでも資金をシフトさせた方が良い場合があります。

たとえば乖離率40くらいの銘柄に投資してる時に乖離率70の大型株が出現したらどうでしょう?

私なら速攻で乗り換えます。

なぜなら乖離率40と70ではその後の期待値が全然違うからです。

・乖離率40→20~30%前後

・乖離率70→50~100%もアリ

乖離率70レベルのチャンスは滅多に出現しないので損切ってでも資金をシフトするということですね。

 

損切りしないという選択

以上、損切りのタイミングの決め方をいくつか紹介しましたが、「損切りしない」という選択もあります。

損切り=正しいと信じている人からすると信じられないかもしれません。

しかし、損切りしない戦略で資金を増やした人もいます。

著者は損切りしない投資法で資金を増やしています。

また、基本的には損切りしない投資戦略の「波乗り投資法」もあります。私もこの教材で学びましたが、1000円でかなり大きな収穫がありました。

「損切りをしない」という選択で成功する人もいることがわかります。

 

まとめ

色々な考え方があるので、一概にどれが正解でどれが間違いとは言い切れません。

ちなみに私の場合は銘柄ごと、ケースバイケースで損切り基準が変わります。

その①:投資の根拠が崩れた場合

*投資先の企業が業績の下方修正を発表した場合など

その②:よりよい投資先が出現したが、CP(買付け余力)が少ない場合

その③:ポートフォリオ全体でヤバそうな状態になってきた場合

逆に、多少含み損が大きくなっても継続保有する場合もあります。

個人的には1つのルールにこだわらず、柔軟に対応した方が良い結果になると思います。