川本産業(3604)の株価分析
まずは結論から
▼川本産業の株まとめ▼
・新型肺炎で注目集中
・チャート×
・業績△
・ババ抜きゲーム開催中!
・高乖離状態で急落の危険性大
・現状は見送りが正解!
それでは詳しく見ていきましょう。
川本産業の基礎知識
事業内容
医療用衛生用品の最大手です。
ベビー用品・介護用品も手掛けています。
今回の新型肺炎(コロナウイルス)騒動ではマスクを中心とした医療用品への思惑が向かったものと思われます。
川本産業の株価分析(現状)
株価の推移(チャート)
10年チャート出典:Yahoo!ファイナンス
250~500円が標準株価でしたが、今回の騒動で株価急伸。
業績や指標を無視したマネーゲームの様相を呈している状況です。
*ババ抜きゲーム
2年チャート出典:Yahoo!ファイナンス
安値水準(500円以下)で買っていた人は2~3倍以上になっていますね。
ここから買うのはあまりにリスキーなのでおすすめできません。
参考指標
株価:1,691円
PER:40.84倍
PBR:2.69倍
配当利回り:0.35%
自己資本比率:28.0%
ROE:1.88%
EPS:12.17円
*2020/1/27のデータ
・指標的には超割高
PER40倍超えの状態は下落リスクが激高です。
財務・業務指標はまずますですね。
売上高の推移
2015年:284億円
2016年:267億円
2017年:229億円
2018年:232億円
2019年:235億円
売り上げは平衡状態ですね。
ただ、今回の騒動で確実に需要が増えるので売り上げUPは間違いないでしょう。
当期利益の推移
2015年:-10億円
2016年:-5億円
2017年:0.9億円
2018年:1.4億円
2019年:0.7億円
利益は黒字転換も伸び悩み
介護用品&医療用品が伸びていたところに今回の騒ぎが重なっています。
利益UPは間違いないでしょう。
*右肩上がり続けるかどうかは不明ですが。
まとめ:川本産業の株価予想(今後)
投資長の見解
マネーゲームには参加するな!
今後の見通し
新型肺炎騒動が続いているので、当面はババ抜きゲームが続くと思われます。
*現状、株価もストップ高状態です。
ただ、投機熱が冷めたら急落するのが目に見えているので賢明なる投資家は傍観するのが最善策です。