個別銘柄の分析

ファーストリテイリング(9983)株価分析|ユニクロ&GUは絶好調です!

ファーストリテイリング(9983)の株価分析

 

まずは結論から

▼ユニクロ株まとめ▼

・業績◎(最高純益)

・指標△(割高)

・チャート〇

・ブレイク狙いのチャンス

それでは詳しく見ていきましょう。

ファーストリテイリングの基礎知識

事業内容

アパレル製造&小売りで世界No.3

ユニクロ、GUの運営がメインです。

*ユニクロは国内だけでなく海外でも絶好調。GUも拡大中です。

 

事業割合(セグメント)

・海外ユニクロ:45%

・国内ユニクロ:38%

・GU:10%

・グローバルブランド:7%

売り上げの8割以上はユニクロです。

海外ファッションのGUも拡大しています。

 

ファーストリテイリングの株価分析(現状)

株価の推移(チャート)

10年チャート出典:Yahoo!ファイナンス

2015年につけた最高値(約60,000円)を突破して続伸しています。

現状、60,000円ラインが下値(支持線)になりつつあります。

2年チャートで見るとその様子がよく分かりますよ↓

 

2年チャート出典:Yahoo!ファイナンス

60,000~70,000円の間でボックス圏を形成している状態です。

もうひと伸びするためのエネルギーを貯めている状態ですね。

後は地合い+業績次第です。

 

参考指標

株価:67,640円

PER:39.45倍

PBR:7.35倍

配当利回り:0.74%

自己資本比率:46.7%

ROE:18.05%

EPS:1,593.20円

*2019/12/17のデータ

・指標的には「割高」

PER、PBRからはユニクロ株=割高です。

下落リスクも高い状況ですね。

・財務状態は問題なし

ユニクロはキャッシュリッチ企業なので財務体質は問題なしです。

ROEも高く、業績面も順調です。

 

売上高の推移

2015年:1兆6,817億円

2016年:1兆7,864億円

2017年:1兆8,619億円

2018年:2兆1,300億円

2019年:2兆2,905億円

売り上げは順調な右肩上がり

海外での売り上げが好調で国内を上回っている状況です。

*韓国は停滞気味ですが、中国や東南アジアが好調

また、EC(ネット販売)売り上げの比率も増加している模様です。

 

当期利益の推移

2015年:1,100億円

2016年:480億円

2017年:1,192億円

2018年:1,548億円

2019年:1,625億円

・業績は好調

2016年からは利益も伸びています。

ロボット技術を導入して倉庫の自動化を進めています。

増収増益で20年8月期連続最高益となっています。

 

まとめ: ファーストリテイリングの株価予想(今後)

投資長の見解

60,000円付近が狙い目!

 

今後の見通し

今は地合いも良いので業績が伸びているユニクロ株は狙い目です。

ただ、指標的にはかなり割高なのでしっかりリスク管理することが大切です。

現状、いつ景気の後退局面が来るか分からないので十分用心しましょう。