個別銘柄の分析

イオンモール(8905)株価分析|イオンの収益源を徹底分析!

こんにちは投資長です。今日は、

イオンモール(8905)の株価分析です。

 

まずは結論から。

・イオン(8267)の収益源

・業績は安定+右肩上がり

・安定運用に最適の1銘柄

 

それでは詳しく見ていきましょう!

イオンモールの基礎知識

事業内容

不動産事業を手掛けています。

出典:イオンモール

・モールづくり

・テナントリーシング

・管理、運営

・既存モールの活性化

・アセアン事業

・都市型事業

イオン(8267)の収益源となっている不動産事業です。

*スーパーマーケットで有名なイオンは不動産と金融で利益を上げています。

つまり、イオン(8267)を支えているのはイオンモール(8905)です。

 

事業割合(セグメント)

出典:イオンモール

収益源の85%は日本ですね。

今後はアジア進出を狙って事業を展開するみたいです。

 

イオンモールの株価分析(現状)

株価の推移(チャート)

10年チャート出典:Yahoo!ファイナンス

10年チャートでは1,500円付近に支持線があるように見えますね。

アベノミクスで2倍まで上昇した株価は現在上昇前の水準にあります。

つまり、チャート的には「割安」と言って良さそうですね。

 

1年チャート出典:Yahoo!ファイナンス

13週移動平均線が上向き&ゴールデンクロスしています。

1年以上に及ぶ下降トレンドから上昇トレンドに転じた可能性もありますね。

1年チャートでは1,600円が支持線になっています。

 

参考指標

株価:1,723円

PER:11.63倍

PBR:1.04倍

配当利回り:2.32%

自己資本比率:31.9%

ROE:8.86%

EPS:147.45円

*2019/11/25のデータ

指標的には「極めて標準」

可もなく不可もなくといった感じです。

とくに問題はありませんが、飛び抜けて良いわけでもありません。

 

売上高の推移

2015年:2,039億円

2016年:2,297億円

2017年:2,697億円

2018年:2,881億円

2019年:3,129億円

売り上げは右肩上がりです。

理想的な棒グラフが並んでいますね。

 

当期利益の推移

2015年:245億円

2016年:246億円

2017年:285億円

2018年:305億円

2019年:335億円

利益も右肩上がりです。

売上高と当期利益を合わせて見ても、業績は堅調に推移していますね。

値動きに関わる重要な要素はいくつかありますが、業績に関しては「好調」と判断できます。

 

イオンモールの株主優待

出典:イオンモール

100株保有で以下のどれかをGETできます。

・3,000円分のイオンギフトカード

・3,000円相当のカタログギフト

・3,000円のカーボンオフセットサービスの購入

*2月が権利確定月です。

カーボンオフセットとは二酸化炭素の排出権のことですが、ほとんど選ぶ人はいないと思います。

優待狙いの人はイオンオーナーズカードと併用できるギフトカード狙いでしょう。

*イオンオーナーズカードはイオン(8267)の株主優待です。

 

まとめ

イオンモールは安定運用におすすめの銘柄です。

「業績安定」+「チャート的に割安水準」なのがGOODですね。

あまり知られていませんが優良銘柄といって良いでしょう。