株の基礎知識

株の損益記録はノートでもエクセルでもなく「アプリ」が便利!スマホを使った投資記録の付け方を紹介します。

「手書きの記録はめんどくさい・・」

「エクセルは難しくて使えない・・」

トレード記録は重要だけど、あまりに面倒で続かない方もいると思います。事実、私も最初はノートや投資カレンダーなど色々試していました。

当時は投資カレンダーに記録を付けていました。また、証券会社の取引記録をコピーしてファイリングしたりもしていました。

しかし、どうも面倒くさい・・

トレードごとに余計な時間をとられたらたまったもんじゃない。

もっと簡単な方法はないだろうか?

そんな時に見つけたのが、最新の無料アプリ「カビュウ」でした。

出典:カビュウ

このアプリはスマホにインストールしておけば投資記録を自動で記録、グラフ化してくれるスグレモノです。

この記事では最新のスマホアプリ「カビュウ」の機能について解説します。

 

カビュウとは?

出典:カビュウ

カビュウはインストールするだけで資産推移や取引履歴を自動で記録・グラフ化(見える化)してくれる便利な無料アプリです。

人気の理由は画面がとても見やすいことに加えて、信頼できる企業が開発・運営していることです。

*このアプリはテコテック株式会社が開発・運営しています。

テコテック株式会社は証券決済システムとデジタルコンテンツの開発を中心としています。

出典:テコテック株式会社

アプリのクオリティーが高く、サポート体制も充実しているのが特徴です。

以下、カビュウの特徴と機能について解説します。

カビュウの特徴・機能

カビュウの特徴・機能は主に次の7つです。

①投資結果を可視化する

②複数証券口座の一括管理

③米国株式にも対応

④IN/OUTをチャート上に表示

⑤決算スケジュール通知機能

⑥投資信託、積立NISA対応

⑦新機能が続々追加される

アップデートによって生まれ変わった最新ツールの詳細を説明していきますね。

 

①投資結果を可視化する

出典:カビュウ

アプリに取引口座を登録しておけば、日々の取引記録や資産推移を自動でグラフ化してくれます。

*現物取引・信用取引の追加エントリーや部分決済など、複雑な取引もチャート上で振り返ることができます。

手書きの記録もエクセルによる表作成も不要。最も役立つのがこの自動集計機能と言えるでしょう。

 

②複数証券口座の一括管理

複数の証券口座で別々に取引していても、アプリに登録すれば一括して損益記録を集計してくれます。

登録できる証券会社は次の9社です。

対応証券会社

・SBI証券

・楽天証券

・auカブコム証券

・GMOクリック証券

・松井証券

・マネックス証券

・SMBC日興証券

・野村証券

・大和証券

メジャーな証券会社はカバーされています。

上記の証券口座を持っていない場合は、口座開設してからカビュウをインストールしましょう。

 

③米国株式にも対応

カビュウは6000社以上の米国株式、ETFにも対応しており、日米の株式を一括管理できます。資産全体を俯瞰できるとても便利な機能といえます。

 

④IN/OUTをチャート上に表示

売買タイミングをチャート上に表示してくれるので、「どこで買ってどこで売ったのか」が一目で分かります。

チャートで売買タイミングを測る人は結構多いので、自分のトレードを振り返るときの強力な武器となることは間違いありません。

 

⑤決算スケジュール通知機能

保有銘柄の決算スケジュールが一目で分かります。

また、決算5日前にアラームで通知してくれる機能があるので、決算発表を忘れる心配もありません。

 

⑥投資信託、積立NISA対応

投資信託、積立NISAにも対応しており、積立額や買い値をチャート上に表示してくれます。

*この機能は2021年11月現在、SBI証券・楽天証券のみとなっています。

 

⑦新機能が続々追加される

カビュウはアップデートが多く、新機能が続々追加されています。

運営がユーザーの要望に応えてくれるので、さらに実用的なアプリに進化することが期待できます。

 

カビュウのメリット

カビュウのメリットは主に次の3つです。

・資産管理&把握が楽

・トレード成績の向上

・安全性が高い

資産管理&把握が楽

カビュウを導入すれば、自分の資産全体を一目で把握できます。

Excelなどでまとめる手間も省けて便利です。

トレード成績の向上

カビュウを見て自身のトレードを振り返ることでエントリー精度を高めたり、根拠のないトレードを避けることができます。結果、トレード成績の向上につながると思います。

安全性が高い

カビュウを使うために必要な情報はいずれも安全性が高いものです。また、セキュリティーがしっかりしているので安心して使えます。

 

カビュウのデメリット

カビュウのデメリットは主に次の3つです。

・利用料(980円/月)が高い

・対応証券会社が少ない

利用料(980円/月)が高い

カビュウ無料版は機能が制限されており、やはり有料版を使うことになると思います。

そのときの料金が月額980円なので初心者にはちょっと高いと感じるかもしれません。

対応証券会社が少ない

カビュウはSBIネオモバイル証券やLINE証券には対応していません。

ただ、今後のアップデートで対応する可能性はおおいにあると思います。

 

2種類の利用プラン

出典:カビュウ

利用できるプランは2種類あります。

・無料プラン(完全無料)

・有料プラン(月額980円)

実質的に「無料プラン=お試しプラン」と考えた方が良いです。というのも、実践的には有料プラン一択になるからです。

ただ、この点は使ってみてから有料にするかどうか判断すればOKだと思います。

 

アプリ利用者の評判・口コミ

実際にアプリを使っている人はどのような評価なのでしょうか?

TwitterやGoogleプレイストアに投稿されたレビューからカビュウの評判を見ていきます。

よくない口コミ

①利用料金(月額980円)が高い

②対応証券会社が少ない

③たまにデータがズレる

よい口コミ

①見やすくて使いやすい!

②新機能(ヒートマップ)がとても便利

③銘柄との相性がわかる

④適時開示情報が見やすい

投資記録アプリまとめ

多少のデメリットはあるものの、利用者の評価は☆4.2と高評価です。

また、何か分からないことがあればすぐに対応してくれる運営側の誠意ある対応が見てとれます。

見やすいデザインや資産を一括管理できる機能など客観的に見ても実用性は高いものと思われます。

 

カビュウの安全性について

カビュウを使うために必要な個人情報は次の3つです。

・メールアドレス

・証券口座ID(口座番号)

・証券口座のログインパスワード

このとき、口座番号やログインパスワードを入力するのはちょっと不安かもしれません。

最近よく聞く「情報漏洩」のリスクがあるから当然ですよね。

ただ、重要なのは「証券口座の取引パスワードや出金パスワードは不要」であること。

つまり、万が一情報が漏れたとしても株を売買されたりお金を動かされる心配はないということです。

ログインしても取引パスワードがなければ株は売買できませんし、出金パスワードがなければお金を出金できませんからね。

ここをしっかり理解してからアプリの導入を検討すると良いかと思います。

 

インストール・登録方法

出典:カビュウ

カビュウのインストール方法は簡単な3Stepです。

Step1.インストール画面にある「インストール」をクリックします。

Step2.登録したメールアドレスに認証コードが送られてくるので、アプリに認証コードを入力します。

Step3.ユーザーの基本情報を登録すれば準備OKです。

これほど実用的な資産管理アプリはカビュウだけです。

資産推移および取引管理の強力な味方として取り入れておきましょう。

株式投資管理・分析アプリ「カビュウ」