「買ったとたんに下がり出した・・。」
「損切り続きで資金が溶けた・・。」
こんな経験ってありませんか?
・買ったら下がる
・売ったら上がる
実はこれって当たり前のことなんです。
ご存知の通り、株は「上げたり下げたり」しながら進みます。
*一直線に上がる株や一直線に下がる株は存在せず、程度の差こそあれ株は上下動します。
・ではどうすれば良いのか?
・どうすれば株で勝てるのか?
それは、「上げても下げても良い状態」にすることです。
「はっ?そんなこと出来るの?」と思うかもしれません。
はじめは私も信じられませんでした。
Contents
予想を「当てること」に夢中だった初心者時代
多くの負け組と同じように、初心者時代の私は株の値動きを「当てること」に夢中でした。
テクニカル分析その他の投資関連書籍を山のように買い漁り、ひたすら値動きを「予想する方法」を探していました。しかし、どんなに学んでも、経験を積んでも、株の値動きを正確に予想することはできませんでした。
・当たる時もあればハズレる時もある
それはまるで天気予想のようにつかみどころのない感覚でした。
そんなことを繰り返しているうちに資金はどんどん減っていったのでした。
波乗り投資法との出会い
どれだけ予想する術を求めても負け続けた私を救ってくれたのは1冊の電子書籍でした。
それが赤枠の「波乗り株トレード」です。
しっかりしたPDF+動画解説がついてなんと1,000円という低価格。
はっきりいって最初はあまり当てにしていなかったのですが、内容を学んでみるとビックリでした。
・株価は予想するものではない
・上がっても下がっても勝てる
この教えは8割方本当でした。
*改善点は後述します
波乗り投資法の教え
詳しい内容はPDF(+解説動画)を見たらすぐに分かりますが、ここではとくに重要なポイントを解説します。
①1つの銘柄を売買する
これは多くのプロがやっていることですが、取引銘柄を1つに絞ります。
波乗り投資法では「1つの銘柄に資金を分散」することでリスクを管理しています。
②資金を分割して売買する
初心者がよくやる「資金の一括投入」はリスクのコントロールが難しく、塩漬けor損切りに追い込まれやすい性質があります。
それは高値で買いを入れてしまうと損切り以外に打つ手がなくなるからです。
しかし、資金を分割して売買するだけで簡単に資金管理ができるのです。
1打目をミスってもまだ資金が残っていますから、2打目、3打目と買いを入れることができます。
*分割売買は株式投資の基本です。
2打目を入れると平均約定値が下がり、株価が上昇したら含み益が乗ります。
*もしくは打診買い②だけを利確する手もあります。
これは無計画なナンピンではなく、投資戦略なので何の問題もありません。
「予想は外れるもの」という前提で投資金を分割投入するのです。
平均約定値が下がるイメージ↓
*波乗り投資法では平均約定値には言及していません。
③含み損は出たまま利益だけを確定
投資書籍には次のように書いてあります。
・含み損はすぐ切り、利益は伸ばせ
しかし、波乗り投資法では「含み損は放置して含み益を確定していけ」といっています。
「そんなことしたら損が膨らむのでは?」と思うかもしれませんが、銘柄の選び方によってはこの方が理に適っています。
とくに上図のような「同じ価格帯を何度も上下動する銘柄」にはとても有効な手法です。
実際、含み損は放置しておけばいずれ消えてくれますし、そこまで拡大することはありません。
*資金も分割投入しています
さらにはうねり取りの技術を使えば平均約定値を下げることも簡単です。
含み損は確定しなければ何の害もないので、神経質に損切りせずある程度は「放置」しておくのが正解です。
一方、このような銘柄の場合、含み益を放置しておくといずれ消えてしまいます。
本当は利益こそそこそこで確定していくべきなのです。
改善ポイント
波乗り投資法は強力な手法ですが、実際に使う中でいくつか改善点を発見しました。
私が現在使っている手法は波乗り投資法の弱点を改善したものです。
株価を予想する
株の値動きは当てになりませんが、全く予想しないのはナンセンスです。
手法によって分析方法は様々ですが、有利なエントリータイミングは確実に存在します。
あくまでも「予想はハズレるもの」という前提意識が大切です。
空売りはヘッジのみ
一番の改善ポイントは「空売り主体の攻めはしない」ことです。
空売りには6ヶ月の返済期限があるので、含み損を放置することができません。
*ヘッジの空売りなら「現渡し」で対応できますが、普通の空売りなら損切りになってしまいます。
この損切りによる負けは大きな損害となり、コツコツ積み上げた勝ちを吹き飛ばしてしまいます。
なので、空売り主体の攻めはせず、ヘッジ空売りのみで攻めることをオススメします。
現物買いのみにするのも手
空売りはヘッジ売りのみに限定することに加え、買いも現物のみにすれば勝率が高まります。
現物買いは返済期限がないので長期間粘ることができます。
他の手法と組み合わせる
波乗り投資法は他の手法と組み合わせることでその威力を発揮します。
株の値動きは正確に予想できないので、ある程度の上下動を許容する必要があります。
そんなときに波乗り投資法の考え方があるとリスク管理が簡単になりますよ。
波乗り投資法が強い場面とは?
波乗り投資法が最大の威力を発揮する場面は「市場が乱高下しているとき」です。
〇〇ショックで株価が混乱している状況ではほぼ無敵の手法だと思います。
その理由は次の2つです。
①防御力が非常に高い
②利益だけ確定できる
市場の混乱期には「株価の大きな上下動」が発生します。
値動きは全く予想できませんが、波乗り投資法なら大きな利益をGetできるチャンスとなります。
波乗り投資法の練習場とは?
波乗り投資法を実験したいときは仮想通貨相場が最適です。
その理由は次の2つです。
・値動きが激しい
・少額投資が可能
・値動きが激しい
仮想通貨はボラティリティーが大きい乱高下相場です。
波乗り投資法の威力を最大限発揮できる相場環境が整っています。
・少額投資が可能
仮想通貨は数百円からエントリーができます。
出典:【GMOコイン】
GMOグループが運営するGMOコインは万全のセキュリティー体制なので安心です。
私も超長期目線(5年後に10倍にならないかな?)でアルトコインを預けています。
*下図では約2倍になっています↓
*株とは違い仮想通貨には価値の裏付けがないので、投入額には十分注意しましょう。
いろいろな注文方法があるので手法の実験場としては便利ですよ。
まとめ
株価は正確な予想ができません。
あまりに神経質に損切りするのは非効率的なので、波乗り投資法で売買戦略のベースを学んでおくと役に立つでしょう。