株で儲ける方法はいくつもあります。
*トレード手法は基本的に投資目的やあなたとの相性で選べばOKです。
余裕があれば相場状況に応じて使い分ける手もあります。
この記事ではこれまでに私が研究してきた投資手法を一挙公開します。
Contents
板読みデイトレード
数円抜きのスキャルピング~数時間単位のデイトレードまでスタイルは様々です。
概要
デイトレードは1日のうちに売買を完結させる投資手法です。
スキャルピング(数円抜き)と呼ばれる手法から数時間単位のデイトレードまでスタイルは様々です。
ただし、デイトレードをするなら時間軸に関係なく「板読み」が必要です。
*チャートだけでデイトレすると高確率で負けるので注意してください。
メリット
デイトレのメリットは次の3つです。
・リスク管理がしやすい
・レバレッジを掛けて戦える
・資金急増が狙える
・リスク管理がしやすい
ポジションを持ち越さないので資金管理しやすいのが特徴です。
たとえば1トレードに対するリスクを全資金量の1%と決めたらそこで損切れます。
・レバレッジを掛けて戦える
当日決済するのでレバレッジを使っても(ある程度は)安全です。
勝てるようになってからレバレッジを使えば資金の急増が狙えます。
・資金急増が狙える
スイングや長期投資とは違い、勝てる人は大勝します。
ちなみにcisさんはデイトレで資金を急増させたようです。
デメリット
デイトレのデメリットは次の2点です。
・競争が激しい
・時間&労力が必要
・競争が激しい
デイトレは激戦区なので生存確率が極めて低いのが現状です。
勝てる人は勝ちまくる反面、負ける人は退場するのも早くなります。
最近ではAIも参戦しており、時間軸が短い勝負は超激戦状態です。
・時間&労力が必要
デイトレは職人芸なのでマスターするのに時間がかかります。
また、モニターを見る時間も長いので労力も必要です。
学び方
デイトレで勝つには板読みできることが前提条件です。まずは板読みを身につけましょう
ブレイクアウト投資法
デイトレード~スイングトレードまで活用できる場面は様々です。
概要
これは主にチャート重視の「テクニカル売買」になります。
多くの人が意識する「節目」をブレイクしたら仕掛ける投資手法です。上図は上へブレイクした瞬間に買いを入れています。
ただ、株価は下へブレイクすることもあります。こちらは下へブレイクした瞬間に空売りを入れています。
・上へブレイク:買い
・下へブレイク:売り
とてもシンプルな手法なのでチャートの基本が分かれば簡単に仕掛けが打てます。
次の本を読めばブレイクアウト投資法が強力な手法だと理解できるでしょう。
メリット
最大のメリットはシンプルな手法なので初心者でもできることです。
デメリット
ダマしチャートも多いので、仕掛けタイミングが難しいことがデメリットです。
失敗した場合は迅速な損切りが必要です。
学び方
ブレイクアウト投資法はチャートの読解能力が必要です。
・トレンドの見方
・支持線の見方
・抵抗線の見方
次の本を読めばチャートの基本は理解できますよ。
あとは実際のチャートを見ながら仕掛けるタイミングを体得しましょう。
ちなみにこの投資手法は短期戦の方が効果的です。
デイトレの場合、その日の「地合い」と合わせて仕掛けの方向を決めると利益率が上がります。
・地合い良好→買い主体
・地合い悪い→売り主体
地合いが良く、イケイケの日は上へブレイクしやすい傾向があります。*地合いが良い日は買い主体で攻めます。
逆に地合いが悪い日は下へブレイクしやすい傾向があります。*地合いが悪い日は空売り主体で攻めます。
この「全体の値動き」の逆をやると上手くいかなくなるので注意しましょう。
デイトレでブレイクアウトを使うときは日経平均やTOPIX(全体指標)も意識しましょう。
リバウンド投資法
数日~数週間のスイングトレードがメインです。(デイトレや長期でも可能)
概要
最も資金効率が高いのが短期のリバウンド投資法です。
25日移動平均線から大きくマイナス乖離した銘柄を狙います。高乖離状態にある銘柄はその後に「リバウンド現象」が期待できるからです。リバウンド現象は実際のチャートでも確認できます。
東証一部の大型銘柄~新興市場の小型銘柄まで幅広く観察される現象です。
メリット
リバウンド投資法最大のメリットは資金効率が高いことです。
天才投資家のBNFさんはこの手法をメインにしていたようです。
デメリット
株価の底をピンポイントで当てることはできないため、特殊な資金管理の方法(建玉操作)を学ぶ必要があります。
学び方
リバウンドを狙うときは、基本的に資金を分割して仕掛けます。
この資金管理の方法(建玉操作)は次の教材で学べます。
建玉操作は投資のあらゆる場面に使える「技術」なので、学んで損はありません。
*この教材は「うねり取り」を教えています。詳しくは以下記事参照
https://heishicho.net/%e3%80%90%e6%a0%aa%e5%bc%8f%e6%8a%95%e8%b3%87%e3%80%91%e7%9b%b8%e5%a0%b4%e5%b8%ab%e6%9c%97%e3%81%ae%e3%80%8c%e3%81%86%e3%81%ad%e3%82%8a%e5%8f%96%e3%82%8a%e3%80%8d%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/
私は建玉操作を学んでから利益率が格段に上昇しました。
短期投資の基本を学んだら後は実践で当て勘を磨くだけです。
グロース株(成長株)投資法
数カ月~数年単位の長期投資です。
概要
企業の将来性を考え、まだ割安水準の株を購入する投資法です。
メリット
一撃で大きな利益(10倍株など)が得られる可能性があります。
銘柄の選び方次第では20倍以上に成長する株もあります。
デメリット
この手法は銘柄選択が難しいというデメリットがあります。
また、長期間ホールドするので市場環境(地合い)の影響も受けます。
学び方
以下の書籍がおすすめです。
・オニールの成長株発掘法
過去の事例を学ぶと同時に、将来の社会情勢を考慮することが必要です。
5年後はどのような社会になっているか?
そしてどのような企業が必要とされるのかを考える必要があります。
バリュー株(割安株)投資法
数カ月~数年単位の中・長期投資になります。
概要
業績などから評価して割安で放置されている銘柄を狙う投資法です。
多くの場合、市場の原理が働いて株価は適正な水準に上昇していきます。
メリット
長期投資なので一時の感情による無謀な取引(バクチ)を避けられます。
早くから仕込めるため上昇したときのリターンが大きいこともメリットです。
デメリット
割安株がいつ上昇するのか分からないため、長期間ホールドすることになります。
割安銘柄であってもさらに下げるときは普通に下げます。
学び方
バリュー投資家がまず読むべき一冊が次の名著です。
ただ、内容が少し難しいのが難点でもあります。
むしろ実績者のSNSをフォローしながら実例で学ぶほうが現実的です。
コバンザメ投資法
中長期の投資法です。
概要
実力ある投資家のSNSをフォローして、彼らと同じ銘柄に投資する方法です。
コバンザメ投資法は次の3Stepです。
Step1:実力者を見つける
Step2:ブログやTwitterをフォロー
Step3:資金量を調節してエントリー
*実に単純な手法ですが、結構使えます。
最終的な判断は必要ですが、労力が大幅に軽減されます。
また、初心者が株を勉強するのに最適な投資方法です。
メリット
コバンザメ投資法のメリットは次の2点です。
・自分で調べなくて済む
・投資の勉強になる
・自分で調べなくて済む
実力者の投資に便乗するだけなので銘柄調査が必要ありません。
時間がない人でも簡単にチャンス銘柄にエントリーできますよ。
・投資の勉強になる
多くの場合、実力者は銘柄を選んだ理由も書いてくれます。
これは初心者が「銘柄の選び方」を勉強するのに最適です。
デメリット
デメリットは次の2点です。
・完コピはできない
・実力者でも普通にハズす
・完コピはできない
タイムラグが発生するので、全く同じポジションは取れません。
また資金量も違うので、ポートフォリオの完コピはできません。
・実力者でも普通にハズす
実力者が選んだ銘柄でも予想がハズレることはあります。
学び方
特別な教材等は必要ありません。
実践の中で学びとっていくだけです。
*コバンザメ投資法の詳細は以下記事参照
仕手株投資
観察期間も含めると長期戦になります。
概要
仕手筋の動きに便乗して莫大な利益を狙う手法です。
メリット
地道な観察は必要ですが、成功すれば短期間で資金を倍増できます。
デメリット
大きなリスクを伴うので、ミスったときには迅速な損切りが必要です。
損切りできない場合は資金の大半が吹っ飛ぶので注意が必要です。
学び方
次の本を読むのが一番手っ取り早い学習方法です。
*著者は仕手戦で資金を増やした実力者です。
仕手戦の考え方や行動指針が具体的に書いてあります。
結構面倒ですが、きちんとした「裏付け捜査」の出来が成功のポイントですね。
IPO投資
ひたすら応募を繰り返す超長期戦です
概要
IPO(新規公開株)への応募を繰り返し、当選したら購入して初値で売るだけです。
IPOは初値が公募価格を上回る確率が高いので当選できれば儲けが出るというものです。
メリット
長い目で見れば高確率で資金が増えます。
デメリット
ほとんどハズレる抽選に応募し続ける必要があります。
また、スケジュール管理が面倒だったりもします。
学び方
応募して当選したら買売するだけなので、誰でもすぐにできます。
*やる気と根気が必要です。
波乗り投資法
数カ月~数年の中長期投資です。
概要
株価の上下動を予想しない画期的な投資法です。
波乗り投資法の特徴は次の5点です。
・1つの銘柄を売買する
・資金を5分割する
・値動きを予想しない
・損切りしない
・利確を繰り返す
あまりに奇抜なので、初めて聞いた人はビックリするかもしれません。
資金を分割して防御力(リスク管理)を高めます。
そして損切りせずに利確を繰り返すという手法です。
このように書くと難しそうですが、実にシンプルなルールなので誰でも実践できます。
メリット
波乗り投資法のメリットは次の3点です。
・勝率が高い
・リスク管理が簡単
・初心者でもできる
・勝率が高い
1トレードあたりの勝率が高いのが特徴です。
株は勝率勝負ではありませんが、勝ちに持ち込む感覚が理解できます。
・リスク管理が簡単
手法の特性から大きく負けることは少なく、退場等にはなりにくい手法です。
この手法を実践すればリスク管理の方法も理解できます。
・初心者でもできる
ルールがシンプルなので初心者でも(ルール通りに行動すれば)勝てます。
株で勝つクセを身につけましょう。
デメリット
これはすべての投資法にいえますが、銘柄や値動き次第では負けることもあります。
私の場合は教材で学習した後に自己流にアレンジ(他の手法との合わせ技)して使っています。
学び方
波乗り投資法は次の本で学べます。
タイトルの通り、スマホが1台あれば十分勝てる手法です。
ただ、波乗り投資法は「電子版(PDF+動画)」の方が分かりやすくてオススメです。
*私は動画版『波乗り株トレード』で学びました↓
1,000円と値段は安いですが、かなり強力な手法です。
その他の投資法と組み合わせることもできる実践的な投資法です。
うねり取り
数カ月~数年に渡る長期投資です。
概要
江戸時代から存在する伝統の投資手法です。
株価の「波を描く性質」に対して特殊な資金管理方法(建玉操作)を適用します。
メリット
建玉操作の考え方は色々な場面で応用できます。
デメリット
建玉操作をミスると大きな損失を出す恐れがあります。
学び方
いきなり本を読んでも意味不明なので、まずは動画教材での学びが必要です。
うねり取りの詳細は以下記事にまとめてあります。
https://heishicho.net/%e3%80%90%e6%a0%aa%e5%bc%8f%e6%8a%95%e8%b3%87%e3%80%91%e7%9b%b8%e5%a0%b4%e5%b8%ab%e6%9c%97%e3%81%ae%e3%80%8c%e3%81%86%e3%81%ad%e3%82%8a%e5%8f%96%e3%82%8a%e3%80%8d%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/
積立投資法
数年~数十年に渡る超長期投資になります。
概要
一定期間に一定額を積み立てていく投資手法です。
投資信託への積立が一般的ですが、株式や仮想通貨への積立もできます。
ロボアドサービスを使えば自動で積立投資できるので楽です。
メリット
少額をコツコツ積み立てるので、リスクが小さく、ストレスも少ないことがメリットです。
・リスクが少ない
・感情フリー
・ストレスフリー
あまり値動きを気にせず積み立てるので初心者でも簡単に実践できます。
*難しい知識も必要ありません。
デメリット
投資成績が銘柄選択にかかっている部分があります。
右肩上がりの銘柄を選べば大きなリターンを得られる反面、右肩下がりの銘柄だと投資金が減ります。
米国株ETFが人気なのもこの辺が理由となっています。
*米国株は永久に右肩上がりだと信じられている
学び方
誰でもすぐに実践できます。
次の本が参考になります。
毎月3,000円ずつでも積み上げることで大金になります。
コツコツ積み立てるのはある意味最強の手法かもしれません。
まとめ
投資手法は色々ありますが、やはり投資家との相性が重要です。
あなたの性格やライフスタイル、また実戦してみた結果によって決めていきましょう。