証券会社を選ぶとき大切なのは「あなたの投資目的」です。
・デイトレ
・スイング
・長期投資
・IPO投資
・ミニ株
・手数料を安く
・アメリカ株
・夜間取引
あなたは何のために株をするのでしょうか?
この記事では証券会社の選び方を目的別にランキング形式で解説しています。
Contents
投資スタイルで選ぶ
デイトレランキング
1位:GMOクリック証券
2位:松井証券
3位:カブドットコム証券
あなたがデイトレをするつもりであれば、上記3つを選ぶと良いでしょう。
1位:GMOクリック証券
デイトレで最も重要な「板読み」を効果的に行えるのが「GMOクリック証券」です。
デイトレでは(売買の回数が多いので)取引手数料を重視したいところですが、トレードで負けたら何の意味もありません。
GMOクリック証券が提供している「フル板」&「同一気配約定情報」を使って、板情報を分析していきましょう。
*板読みの必要性がよく分からない場合は以下記事が参考になります
2位:松井証券
松井証券の「1日信用」というデイトレ専用のサービスを使えば、取引手数料が無料になります。
デイトレは1日に何回も取引をするため、1ヶ月の取引手数料が何万円もかかってしまいます。
例)1回の手数料が100円の取引を1日3回ずつ毎日行った場合
1日の売買手数料=100×2×3=600円
1ヶ月(30日)=600×30=18,000円
手数料という「固定費」の恐ろしさがよく分かると思います。
デイトレで最もやっかいな「取引手数料」を無料にするために、松井証券で売買(注文発注)を行っていきましょう。
3位:カブドットコム証券
取引ツールの「カブステーション」を使えば詳細な価格帯別出来高を見れます。
価格帯別出来高はデイトレ、中でもスキャルピングに有用な情報です。
その他の証券ツールでも一応見れますが、アバウトな情報になってしまいます。
株ステーションならしっかりと具体的な数値で把握できるので、板読みする時に併用していきましょう。
以上の3社がデイトレに適した証券会社です。
デイトレをやる場合は上記3社に口座を開設して板読みの練習から始めましょう。
*デイトレに必要な知識は以下記事参照
ちなみに板読みが出来ないのにデイトレに参戦すると高確率で負けてしまいます。
初心者のうちは本・教材などで知識を仕入れると同時にGMOクリック証券のフル板&同一気配約定情報を観察するところから練習を始めると良いでしょう。
スイングランキング
①現物株でスイングする場合
1位:ライブスター証券
2位:松井証券
3位:SBI証券
これは取引手数料を考慮した順位です。
スイングトレードであれば細かな情報をリアルタイムで仕入れる必要はありません。
チャートも1日1回見たら十分です。
*チャートが見れる&注文が発注できるといった最小限の機能があれば十分勝てます。(スマホだけでもOK)
ツールのカッコ良さなどで選んでも良いのですが、取引手数料が積もると大金になることは理解しておきましょう。
*現物株取引における手数料の詳細は以下記事参照
②信用取引でスイングするなら
1位:SMBC日興証券
2位:松井証券
スイングトレードは投資戦略が最重要項目であり、証券会社選びは適当でもかまいません。(どこでも勝てるという意味)
選び方は色々あると思いますが、経費削減を第一に考えるのであれば上記のようなランキングになります。
*信用取引の手数料の詳細は以下記事参照
中・長期ランキング
1位:ライブスター証券
2位:松井証券
3位:SBI証券
基本的には上で説明した「スイングランキング」と同じです。
細かな情報をリアルタイムで仕入れる必要がないため、基本的な機能があればどこでも構いません。
投資戦略(資金管理含む)がしっかりしていれば十分勝てるので、あなたの好みで選べばOKです。
ミニ株するなら
1位:SBIネオモバイル証券
2位:マネックス証券
3位:SBI証券
4位:カブドットコム証券
投資に慣れるためには少額の資金で「ミニ株」を所有すると良いでしょう。
ミニ株は大きな利益を狙うものではなく、「積立投資」や「投資経験」を目的にするとベストです。
1万円以下の取引手数料はマネックス証券が最も安くなっています。
カブドットコム証券の手数料は少し高めですが、「プレミアム積立」という制度があります。
「コツコツ積立」は資産作りの基本なので、ミニ株を積み立てるならカブドットコム証券を選ぶと良いでしょう。
IPO投資するなら
1位:SBI証券
2位:野村証券
3位:マネックス証券
4位:SMBC日興証券
5位:みずほ証券
6位:大和証券
IPO投資は当選するのが難しいですが、ローリスクでハイリターンが得られます。
その戦略の肝は「とにかく多くの証券会社から抽選に応募すること」です。
*IPOに当選するためには確率を極限まで高める「作業」をするだけです。
抽選にハズレても資金は減りませんから、ノーリスク。
そして当選すれば高確率で利益Getとなります。
*IPO投資の詳細は以下記事参照
IPO投資の始め方!勝率90%のIPO投資戦略の全手順を5Stepで解説します
SBI証券はIPOチャレンジポイント制度があるため、応募し続ければいつから必ず当選します。
その他は総合証券が多いですが、主幹事になる確率が高いことが主な理由です。
主幹事の証券会社から応募するのはIPO戦略の基本であり、当選確率を高めるための行動が利益に直結します。
ノーリスクの鉄砲を打ちまくることで勝ち組投資家の仲間入りを果たしましょう。
米国株に投資するなら
1位:マネックス証券
2位:楽天証券
3位:SBI証券
米国株は長期的な上げトレンドが続いています。
上記ネット証券を利用すれば、日本株と同じ感覚で購入できます。
*詳しくは以下記事参照
手数料は3社ともに横並びですが、取り扱い銘柄に差があります。
また、指値注文の有効期間にも差があるため、総合的に考えると「マネックス証券」での取引が有利です。
手数料で選ぶ
デイトレするなら
1位:GMOクリック証券
2位:松井証券
3位:カブドットコム証券
1位:GMOクリック証券
デイトレは細かな情報をリアルタイムで仕入れる必要があるため、GMOクリック証券は必須です。
中でも大切なのが、GMOクリック証券が提供している「フル板」
そして、歩み値を簡素化できる「同一気配約定情報」
デイトレに必須の板読みを行う時にはこの2つの情報を見ることで勝率を高めます。
2位:松井証券
注文は松井証券の「1日信用」という制度を利用します。
デイトレに関しては手数料を完全無料にできるので、松井証券で売買しましょう。
3位:カブドットコム証券
上級者用にカブドットコム証券の「カブステーション」に搭載されている詳細な価格帯別出来高を見ていきます。
多くの人が売買した価格帯を把握することでトレードを有利に展開できます。
つまり、デイトレ用に最適の証券会社をまとめると次のようになります↓
・GMOクリック証券:情報収集
・松井証券:注文発注
・カブドットコム証券:価格帯別出来高も判断指標にする
どれもデイトレには必須の証券会社です。
デイトレについて学ぶことから始め、まずは少額の資金で経験を積みましょう。
*デイトレの参考書籍は以下記事参照
スイング~中・長期投資
現物株でスイング
1位:ライブスター証券
2位:松井証券
3位:SBI証券
信用取引でスイング
1位:SMBC日興証券
2位:松井証券
スイングトレードで最も大切なのは投資戦略なので、証券会社はどこでもOKです。
手数料を第一に考えるのであれば上記証券会社で取引するとお得です。
現物株取引、信用取引にかかる取引手数料の詳細は以下記事参照。
・現物取引はこちら↓
・信用取引はこちら↓
ミニ株投資
1位:SBIネオモバイル証券
2位:マネックス証券
3位:SBI証券
4位:カブドットコム証券
ミニ株ができる証券会社は限られているので、上記4社の中から選ぶことになります。
IPO投資するなら
1位:SBI証券
2位:野村証券
3位:マネックス証券
4位:SMBC日興証券
5位:みずほ証券
6位:大和証券
IPO投資はしっかりスケジュール管理して、当選するまで応募し続けることがすべてです。
*抽選に応募することを「習慣」にすると強いです。
IPO投資は誰でもできる簡単なものなので、投資初心者にもおすすめです。
*IPO投資戦略の詳細は以下記事参照
IPO投資の始め方!勝率90%のIPO投資戦略の全手順を5Stepで解説します
米国株に投資するなら
1位:マネックス証券
2位:楽天証券
3位:SBI証券
どこまでも成長を続けるアメリカ株に投資するのに最適な証券会社は上記3社です。
手数料や取引時間に大差はありませんが、何かと便利なマネックス証券がおすすめです。
もちろんSBI愛好家であれば、SBI証券で取引してもOKです!
外国株を持てば世界経済についても意識できるようになるのでオススメです。
特殊注文ランキング
夜間取引ができる
1位:SBI証券
2位:松井証券
夜間取引ができる証券会社は上記2つだけです。
昼間に取引ができない人だけでなく、取引時間外に材料(情報)が出た時に売買できます。
あまり使うことはないかもしれませんが、「備えあれば憂いなし」ですね。
ポイント投資ができる
1位:SBIネオモバイル証券
「ネオモバ」ではTSUTAYAやファミマで貯めたTポイントで株が買えます。
また、500円以下のミニ株も買えるので初心者が株に慣れるには最適です。
証券会社のステータスで選ぶ
口座開設数ランキング
1位:SBI証券
2位:楽天証券
3位:松井証券
4位:マネックス証券
5位:カブドットコム証券
6位:GMOクリック証券
口座開設数は投資家から支持されている証拠です。
「投資目的が明確に決まっていない!」
「とりあえず投資経験を積みたい!」
このような場合は「多くの人から支持されている証券会社」を選んでみるのも一つの方法です。
私のおすすめランキング
「デイトレ~スイング、IPOから外国株取引まで一通りやってみたい!」
このような場合は、最もバランスがとれた以下の組み合わせがオススメです。
・SBI証券
・GMOクリック証券
・松井証券
デイトレ、スイング、中・長期投資に加え、アメリカ株投資の全てにバランス良く対応しています。
また、SBI証券からIPOにも応募し続けることでいつかは必ず当選することができます。
*SBI証券にはIPOチャレンジポイント制度があるので、応募し続ければいつかは当選します。
「まだ投資初心者なので、自分に何が向いているのか分からない・・」という場合には上記3社に口座開設してみましょう。
証券会社の選び方まとめ
以上のように、各証券会社は「あなたの目的」に応じて選ぶのがベストです。
ただ、理論的に考えてみても実際に使ってみなければ分からないこともあります。
証券口座の開設・維持費は無料のところがほとんどなので、口座を持っていても損することはありません。
開設手続きは面倒ですが、いろいろと試してみることをおすすめします。
口座開設に関するQ&A
Q.口座開設に必要なものは?
証券口座を作る時には以下2つのものが必要です。
①振込先金融機関口座
証券口座から出金する時の振込先口座が必要です。
本人名義の金融機関口座を1つ用意しましょう。
②本人確認書類
マイナンバーカードと本人確認書類が必要です。
マイナンバーカードのコピー+運転免許証のコピーでOKです。
Q.どれくらい時間がかかるの?
ネットで申込みした場合は最短、すぐに口座開設できます。
郵送の場合は1週間~10日程はかかります。