「投資家が守るべき鉄則」では信用取引を使わないようにといいました。
資金急増を狙って信用制度を使うとロクなことが起きないからです。
*サブプライムショックからリーマンショックまでの期間に信用取引を行っていた多くの投資家が退場しています。
ただし、例外的に信用取引を使っても良い場面があります。
ここでは安全に信用取引が使え、かつ有効な武器になる場面を解説します。
優待タダ取り(つなぎ売り)
ノーリスクで株主優待をGetできる「つなぎ売り」という方法があります。
*つなぎ売りの詳細は以下記事参照
これは100%得する売買なので信用取引を使ってもOKです。
リスクがない取引なので、むしろ積極的に使った方が良いくらいです。
損切りクロス売買
これは年内の利益をわざと減らして「節税」するための技です。
①年内に確定利益があると同時に含み損が出ている株がある
②含み損を決済すると同時に同じ値段で同じ株数だけ信用買いを入れる
③後日、信用買いした株を現引きして現物株にする
*ちょっと複雑なので分かりにくい場合はググってみてください。
損切クロスの効果は含み損を解消できると同時に支払う税金を減らせることです。
分散投資でポートフォリオを組んでいる場合には非常に有効な方法です。
ヘッジの空売り
株価の下落が予測される局面では「ヘッジ空売り」を使うことがあります。
*ヘッジ空売りの詳細は以下記事「①ヘッジの空売り」参照
少し高度な技ですが、投資手法によっては使う人もいると思います。
「コストダウンの空売り」もヘッジ空売りと同様に使って大丈夫ですよ。
波乗りトレード
安全に信用取引を使える「波乗りトレード」という投資手法があります。
*この手法は「波乗り株トレード」という教材で学べます。
1,000円だったので私も買いましたが、色々と学べてコスパは最高でした。
波乗り投資法では信用取引を使うことで優位性を出します。
*この教材での学びをそのまま実行する必要はありません。私は他の手法と併用することで優位性を確立しています。
ルールに従っていれば自然とリスク管理ができるので信用取引を使っても安全です。
まとめ
信用制度には正しい使い方があり、決して欲望のままに使うものではありません。
ここで紹介した方法は安全性が高く、かつ手法として確立されている使い方なので安心ですよ。