デイトレはちょっとしたゲーム感覚で参加する人もいると思います。
ただ、重要事項を知らない状態では一向に勝てません。
そこで、この記事ではデイトレの正しい始め方を解説します。
Contents
デイトレードとは?
デイトレードは1日のうちに売買を完結させる投資スタイルです。
・デイトレ:1日
・スイング:数日~数週間
・長期投資:数カ月~数年
その他の投資スタイルとは違い、ポジションを翌日に持ち越さないのがデイトレの特徴です。
デイトレードの手法
デイトレは大きく2つの投資スタイルに分けられます。
*いずれの投資スタイルでもデイトレには板読みが必要です。詳しくは後述
スキャルピング
スキャルピングとは数Tick(数円のこと)の利益を積み上げる投資スタイルです。
デイトレの中でも最も時間軸が短い投資スタイルです。
取引時間はパソコンに張り付くため、時間や労力が必要です。
ブレイクアウト
チャートと板読みを併用する時間軸が長めの投資スタイルです。
3分足チャートを見ながら、値が大きく動きそうなポイントで仕掛けます。この例では青丸のポイントで空売りを仕掛けます。
仕掛けるポイントを見つけるためには「ライン」の知識が必要です。
*ラインについては以下記事参照
デイトレードの始め方
デイトレも株の始め方(5Step)と同じ段階を踏みます。
Step1:基本を学ぶ
Step2:証券口座を開設する
Step3:手法を学ぶ
Step4:投資記録をつける
Step5:経験を積む
Step1:基本を学ぶ
デイトレードをするにあたって最低限必要な知識を学べばOKです。
*以下の記事で紹介しています
ただ、勉強ばかりでは全く上達しません。
基本が分かったら少額で実践経験を積むことがとても大切です。
Step2:証券口座を開設する
デイトレード専用の証券口座&ツールが必要です。
詳細は以下記事にまとめてあります。
Step3:手法を学ぶ
デイトレで安定した成績を出すためには「板読み」が必須です。
*チャートだけでデイトレをやると高確率で負けてしまいます。
具体的な手法の前にまずは板読みをマスターしましょう。
板読みが出来ればあとは自分なりの「チャンス」で仕掛けを打てばOKです。
Step4:投資記録をつける
トレード記録を付けて損益曲線の傾きを確認することが大切です。
・右肩上がり:OK
・右肩下がり:NG
ただ、デイトレは売買する回数が多いため自分で記録をつけるのは大変です。
そこで、スマホ用アプリの【マイトレード】を活用すれば効率的です。
*マイトレードの詳細は以下記事参照
Step5:経験を積む
デイトレは職人技なので一朝一夕では身に付きません。
毎日が修行だと思って、実践&反省の繰り返しが必要です。
デイトレードのメリット
デイトレのメリットを紹介します。
資金管理がしやすい
ポジションを持ち越さないので暴落に合う確率が低いのがメリットです。
株価が連続した動きの中で売買できるので、資金管理しやすいですよ。
トレードの練習になる
1日に何度もトレードするので、短期間で株取引の経験が積めます。
はじめは上手くいかないと思いますが、デイトレで得た経験は後に役立ちます。
*損小利大の感覚などはデイトレで経験してみるとよく分かります。
デイトレードのデメリット
デイトレのデメリットを紹介します。
生存確率が低い
デイトレは激戦区であり、非常に競争率が高い状況です。
最近ではAIも参入しており、特に時間軸が短い勝負は激戦状態です。
時間や労力が大きい
ザラバ中はパソコンに張り付く必要があるので時間や労力がかかります。
また、集中力や精神力も必要なのでエネルギーの消耗も大きいものになります。
専用の設備が必要
スイングや長期投資はスマホでもOKですが、デイトレは専用ツールが必要です。
まとめ
デイトレは何かと大変ですが、そのぶん学べることも多い取引スタイルです。
実戦をベースにして学習を進めると上達しますよ。