アメリカ株に投資したいと思ったことはありませんか?
・Amazon
・Apple
世界トップレベルの米国企業の株が欲しい人もいると思います。
そんなときは「米国株の取り扱いがある証券会社」に口座を持てば面倒な手続きなしで簡単に買えますよ。
この記事では米国株の特徴とオススメの証券会社について解説します。
Contents
米国株の特徴
米国株は日本株とは少し違うので、まずは米国株の特徴を説明します。
・取引時間は日本の深夜
・1株から買える
・値幅制限はない
・配当は年4回
取引時間は日本の深夜
日本とアメリカとは時差があるので、取引できるのは日本の深夜帯になります。
21:00~翌9:00(日本時間/夏時間)
22:00~翌10:00(日本時間/冬時間)
*サマータイムの影響です。
また、日本市場が閉まっていても米国株式市場(ニューヨーク証券取引所およびナスダック)が開場している日であれば、リアルタイムで株の売買ができます。
この辺は長期投資であれば何の問題もないと思います。
1株から買える
日本株は100株単位での売買が普通ですが、米国株は1株単位が普通です。
例えばAmazonの株は1823.24米ドルなので、1米ドル=106.58円で計算すると、約20万円で1株買えますね。
Appleなら1株204.02米ドルなので、1米ドル=106.58円なら約2万円で1株買えます。
値幅制限はない
日本でのストップ高・ストップ安のような値幅制限は米国株にはありません。
ちょっと怖い気もしますが、これが米国ルールなので不安であれば逆指値で対応しましょう。
配当は年4回
米国株は配当が年4回の銘柄が多いのが特徴です。
日本株の配当は年1~2回なので、ちょっとお得な気がしますね。
証券会社選びのポイント
米国株を売買する証券会社を選ぶポイントについて解説します。
取り扱い銘柄
各証券会社によって取り扱い銘柄の数が違います。
・マネックス証券:約3300銘柄
・楽天証券:約1700銘柄
・SBI証券:約1000銘柄
有名銘柄であれば特に問題ありませんが、マイナー銘柄狙いであれば取り扱いがある証券会社に口座を持ちましょう。
売買手数料
日本株の売買と同じで、米国株の売買にも「売買手数料」がかかります。
米国株の売買手数料は「約定代金の〇%」という設定が一般的です。
マネックス証券:約定代金の0.45%
楽天証券:約定代金の0.45%
SBI証券:約定代金の0.45%
売買手数料はいずれの証券会社も同じに設定されています。
スプレッド(為替手数料)
日本円と米ドルを交換するときにスプレッド(為替手数料)が必要です。
売買手数料よりはるかに安いのであまり気にする必要はないと思います。
マネックス証券:25銭
楽天証券:25銭
SBI証券:25銭
スプレッドも各証券会社横並びの状況になっています。
おすすめの証券会社
米国株の売買におすすめの証券会社をランキング形式で紹介します。
1位:マネックス証券
出典:マネックス証券
マネックス証券は外国株に力を入れている証券会社です。
米国株の取り扱い銘柄数もダントツに多く、約3300銘柄もあります。
米国株の売買アプリや投資レポートが充実していることなど、米国株を売買するならマネックス証券で間違いないでしょう。
・マネックス証券のメリット
マネックス証券では米国株専用の売買アプリがあります。
*楽天証券やSBI証券にはありません
さらには外国株に力を入れているだけあって、投資レポートも充実しています。
外国株の売買や情報を仕入れるのに最適な環境が整っているところが最高のメリットといえます。
・マネックス証券のデメリット
マネックス証券のデメリットは日本株の売買手数料が高いことです。
この点、米国株だけの売買なら問題ありませんが、日本株も売買したい人には不向きです。
2位:楽天証券
出典:楽天証券
楽天証券は日本株や投資信託へのポイント投資でも人気の証券会社です。
米国株の売買にも対応しており、取り扱い銘柄数も1700銘柄と充実しています。
・楽天証券のメリット
楽天証券を利用すれば楽天スーパーポイントが還元されます。
楽天銀行と連携することで米国株の売買手数料100円につき、楽天ポイントが1ポイント貯まります。
・楽天証券のデメリット
米国株の売買に特化したアプリがないのがデメリットです。
米国株の売買はPC用の「マーケットスピード」で行うことになります。
楽天証券はポイント還元制度が充実しており、投資信託の購入などで楽天ポイントを貯めることもできます。
3位:SBI証券
SBI証券は口座開設数No.1の証券会社で、米国株にも対応しています。
取引ツールが使いやすく、日本株の売買がメインなら一番おすすめの証券会社です。
・SBI証券のメリット
SBI証券は米国株の貸株サービスが使える唯一の証券会社です。
*ただし貸株金利は低いのであまり儲けにはなりません。
・SBI証券のデメリット
米国株の売買アプリはスマホ・PCともにないため、WEB上で注文することになります。
HYPER SBIのような見やすい取引画面がないのがデメリットです。
また、取り扱い銘柄数も1000銘柄と少ないこともあります。
まとめ
米国株の売買ができる証券会社は3社あります。
あなたの目的や取引スタイルに応じて選ぶことをおすすめします。