「デイトレのおすすめ本は?」
「具体的な勝ち方が知りたい!」
あなたはこのように思っているかもしれませんね。
デイトレ関連書籍は山のようにありますが、本当に役立つ本はごく少数です。
そこでこの記事では、私が読んできた投資本の中から次の2Stepに分けてオススメ書籍を紹介しましょう。
・Step1:デイトレード入門編
・Step2:デイトレード実践編
*いきなり難しい内容(実践編)を読むと理解できない可能性があります。
それでは次の流れで説明していきますよ。
【Step1:デイトレ入門編】
デイトレードの全体像を知るために最適な本を紹介します。
・デイトレの基礎知識
・最低限必要な心構え
まずは基本項目を理解しましょう。
【Step2:デイトレ実践編】
デイトレードの本質と具体的な行動指針が分かる本を紹介します。
・現場で何が起きているのか?
・具体的に何をすれば勝てるのか?
勝つためには必須の内容です。
はっきりいってStep1の内容だけで勝ち続けるのは無理です。
実際に資金を入れて実践するまでにStep2まで理解しておきましょう。
デイトレード入門編
まずはデイトレに最低限必要な知識を身に付けるところからスタートです。
デイトレ以前に「投資家として必要なマインド」を理解しましょう。
投資の正しい考え方
この本は現役の勝ち組デイトレーダーが書いたもので、投資で最も大切なことを教えてくれます。
・投資の基本原則
・攻撃時の考え方
・損切りの重要性
・陥りやすい失敗
・投資の神髄
その中でも「防御力の大切さ」は非常に重要です。
デイトレードに限らず、投資では攻撃よりも防御が大切です。
防御力>>>攻撃力
どれだけ稼いでも、防御力が低いと資金は一瞬で吹き飛んでしまいます。
まずはこの名著を読んで、投資で最も重要な「守りを固める」という意識を手に入れましょう。
デイトレード
これはデイトレーダーの心構えを中心に述べた本です。
投資はマインドがブレると技術が使えない状態に陥ります。
まずは投資に対する「正しい考え方」を理解する必要があるのです。
マインド>>>技術
また、マーケットは多くの「人」で構成されており、株の売買は人同士の取引である点を強調しています。
デイトレードは「今現在」相場に参加している人同士の「駆け引き」が顕著に表れるゲームです。
デイトレは対人ゲーム
著者は「常に賢い側に付け」といっていますが、残念ながら具体的な方法までは書かれていません。
そして、デイトレで賢い側につくためには次に紹介する「板読み」の能力が必要になります。
板読みデイトレード
デイトレードで勝つために絶対必要な能力が「板読み」です。
ほとんどの初心者は板の意味が分かっていないと思いますが、板が読めないとデイトレでは勝てません。
デイトレには板読み必須!
チャートだけでデイトレする人がいますが、それでは収益が安定しません。
では、なぜ板読みが必要なのか?
その理由は、(時間軸の長い)スイングや長期投資とは違い、デイトレでは「今、その場で起きている事」を読み取る必要があるからです。
Q:「チャートじゃダメなの?」
A:「チャートでは遅すぎます。」
テクニカルチャートは遅行指標ですから、チャートだけ見ていては完全にタイミングを逃してしまいます。
さらには、そもそもチャートだけでは「現場で何が起きているのか?」を読み取ることができません。
・板読み:現行指標
・チャート:遅行指標
スイング~長期投資なら、(投資戦略がしっかりしていれば)チャートだけでも十分勝てますが、デイトレではチャートだけでは勝てないのです。
それどころか、デイトレーダーの中にはチャートは一切見ずに「板情報だけで」戦っている人もいます。
ちなみに、世紀の相場師ジェシー・リバモアさんが使っていた「ティッカーテープ」とは現在の板情報のことです。
デイトレにおいて板情報とはそれほどまでに有益かつ絶対に必要な情報なのです。
この本を読んで、板情報の大切さと板読みの基本を身に付けましょう。
デイトレード実践編
「デイトレード実践編」で紹介する本はいずれもAmazonが運営する「kindle」という電子書籍限定です。
Kindleとは次のようなタブレットで読む電子書籍です。(スマホでも読めますよ)
「kindleって何?」という場合は以下の体験談が参考になります。
入門編では投資の基本事項から心構え、そして板読みの大切さを学んだと思います。
ただし、それはあくまでデイトレードの表側。
しかし、ここからのテーマは「デイトレードの裏側」。つまり「真実」を知っていく段階です。
デイトレードとは何でしょう?
それは「チャートを見てチャンスが来たらエントリーする」といった生易しいものではありません。
デイトレを一言でいうなら、「巨人が個人をワナに嵌めて、資金を巻き上げるゲーム」です。
「は?どういうこと??」と思うかもしれません。
しかし、デイトレのリアルが分からない状態ではワナの存在にすら気付かないでしょう。
・見せ板
・アイスバーグ注文
・ダマしチャート
場中に出現する「見せ板」や「アイスバーグ注文」を知っているでしょうか?
そしてその目的を理解しているでしょうか?
相場はワナだらけ!
本当に注目しなければならないのは、チャートではなく「板上に出現する不自然なサイン」、つまり巨人の動きなのです。
それを読み取ることが本当の「板読み」なのです。
・奴らは何をたくらんでいるのか?
・いま何をしようとしているのか?
板情報とはそのような「巨人の意図」を読み取るためのものです。
相場の真実を知り、本当の勝者になるために必要な本があります。
プロになるためのデイトレード入門
個人の小さな資金量で相場は動かず、株価が動く背景には巨人の行動があります。
そして、デイトレで最も大切なことは奴ら巨人の動きを利用して利益を狙うこと。
デイトレ=巨人の動きを利用して利益を上げる
デイトレで最も大切な相場の「真実」を教えてくれるのがこの名著です。
初心者がいきなり読むと少し難しい内容かもしれません。
しかし、ここに書いてあることを理解しないままデイトレに参戦するのはあまりに無謀といえるでしょう。
398円という格安価格ですが、この本を甘く見ない方が良いですよ。
徹底攻略板読みデイトレード
上で紹介した「プロになるためのデイトレード入門1巻」の姉妹書です。
上級者向けの内容ですが、1巻で学んだ板読みの知識があれば何を言っているか分かるはずです。
この本では板読みに関して一歩踏み込んだ内容と価格帯別出来高の見方について記してあります。
具体的な板読みデイトレーダーの思考を獲得すれば、いままで見えていなかったことに気付くでしょう。
(追伸)
デイトレード実践編で紹介した2冊の電子書籍は「kindle unlimited」というAmazonのサービス利用者であれば無料で読めます。
kindle unlimitedには30日間の無料お試し期間があるので、これを使えば無料で読むことができます。
無料で読むワザがある
いずれも値段の割には内容が濃いので、高い投資本を買うよりよほどためになるでしょう。
ちなみに実際にデイトレに参戦する時には少額から始めることをおすすめします。
また、1トレードごとにトレード記録を付け、資金の増減をチェックしましょう。
投資記録の付け方は以下記事参照。