記事の書き方

ブログ記事がスラスラ書けない原因は「文章の型」を無視しているからです。

「ブログをはじめたけど記事が書けない・・。」

「1記事書くのに半日かかる・・。」

 

あなたはこのような悩みを抱えているかもしれませんね。

 

私も新人の頃はたった1,000文字の記事書くことさえ重労働でした。

 

しかし、このような問題は「文章の型」を学ぶことで解決できました。

・型を知らない→記事が書けない

・型を理解する→記事が書ける

この記事ではそんな私の体験談も交えながら、「文章の型」について説明しますね。

良い文章には「型」があります

意外と知らない人が多いのですが、良い文章には「型」があります。

・主張(伝えたいこと)

・理由(根拠や証拠)

・具体例(分かりやすく説明)

・反論への対処(譲歩構文)

・再主張(まとめ)

この順番に文章を書くと人は「分かりやすい!」と感じます。

そして、この型に従う最大のメリットは「書くことが明確になっていること」です。

・型に従う→書く内容が明確

・型を無視→書く内容が不明

何を書けばいいか決まっていれば、思った以上に文章がすんなり書けるのです。

 

逆に、初心者が「型」を無視して書こうとするとかなり苦戦します。

 

書く内容も順番も不明では「何を書けばいいか分からない状態」になるのです。

 

この記事を具体例に説明します

もちろんこの記事も「型」に嵌めた文章構造になっています。

・主張:まずは「型」をベースに記事を書くべき

・理由:「何を書くべきか?」が明確になっているため、文章が早く書けるから

・具体例:この記事を具体例に挙げて説明

・反論への対処:省略

・再主張:初心者は「型通り」に文章を書いて修行すべき

このようになります。

そして、ポイントは「型」は部分的に省略したり挿入してもOKということ。

*「型くずし」については後述

 

このように、「型」を知ればそもそも何をどの順番で書けば良いか明確です。

 

この状態なら、スラスラと筆を進めることができるのです。

 

つまり、記事を書く前には次のような「文章の骨格」を準備すると良いでしょう。

 

具体例①:ブログで稼ぐ話

・主張:ビジネスするならブログが良い

・理由:ブログは他のビジネスのような金銭的なリスクがない

・具体例:稼いでいる人(一般人)がたくさんいる

・反論への対処:稼げているのは上位5%だが、それはどの分野でも同じ。ブログは稼げなくても借金にはならないので挑戦あるのみ

・主張の繰り返し:ビジネスするならブログが最高

 

具体例②:運動すべき

・主張:定期的に運動すべき

・理由:運動することで健康になるから

・具体例:事実、カゼを引きにくい体質になった(体験談)

・反論への対処:初めはシンドイかもしれないが、習慣にすることで普通になる

・再主張:時間を作ってでも定期的に運動すべき

 

具体例③:株は少額から始めるべき

・主張:株を始めるなら少額からスタートすべき

・理由:最初は必ず負けるため、実践もかねた「学習期間」が必要だから

・具体例:私も学習を舐めていたら300万負けた(体験談)

成功した天才投資家でも自伝を読むと初めは負けている(権威性)

・反論への対処:初めから大金を稼ぎたいだろうが、それは現実的ではない

・再主張:株を始めるなら少額からスタートすべき

応用編:型くずし

基本のフォームを理解したら、今度はそこから型をくずしていけます。

文章の「型」における理由や具体例などは1つである必要はなく、また部分的に省略してもOKです。

型くずしの例

・主張

・理由①

・理由②

・理由③

・具体例①

・具体例②

・具体例③

・反論への対処①

・再主張

このように理由や具体例を増やすことで文章のボリュームを増やすことも可能です。

型くずしの具体例:ブログで稼ぐ話

・主張:ビジネスするならブログが良い

・理由①:ビジネスモデルが強い

・理由②:一般人でも稼げる

・理由③:副業としても可能

・具体例①:借金する必要なし

・具体例②:私でも月収10万達成

・具体例③:空き時間に実践できる

・反論への対処:100%稼げる保証はないが、それはどのビジネスでも同じ

・再主張:個人でビジネスするならブログが最高

基本形が身に付いていれば、文章を自在にアレンジできるのです。

 

やってはいけない行動

記事を書くときにやりがちなNG行動は次の通り。

①「型」を無視する

②骨格を決めずに書き始める

③勉強だけで実践しない

①「型」を無視する

初心者が「型無視」で文章を書くと、とても読めたものではなくなります。

 

論理展開がめちゃくちゃなので読む気すら失せて離脱される原因はここにあります。

 

②骨格を決めずに書き始める

文章を書く時にはまずは「型」に忠実に骨格を決めます。

具体例①:ブログで稼ぐ話

・主張:ビジネスするならブログが良い

・理由:ブログは他のビジネスのような金銭的なリスクがない

・具体例:稼いでいる一般人がたくさんいる(私もその一人)

・反論への対処:稼げているのは上位5%だが、それはどの分野でも同じ。

ブログは稼げなくても借金にはならないので挑戦あるのみ

・主張の繰り返し:個人でビジネスするならブログが最高

これが骨格に当たります。

 

この基礎部分を構築せず、いきなり文章を書き始めると苦戦します。

 

慣れたら問題ありませんが、まずは骨格を作り、それから肉付け作業に移りましょう。

 

③勉強だけで実践しない

記事作りは実際に文章を書くことで上達します。

ここはスポーツと同じで、勉強ばかりで実践しないと上達もしません。

 

・勉強だけ:上達しない

・勉強+実践:上達する

 

ここまで読んだあなたは「文章の型」を知ったわけですから、すぐに実践してみましょう。

 

文章の書き方に関する本や教材はたくさんありますが、まずは「書くこと」が大切です。

 

実践をベースに勉強で補強していく感覚が大切です。

 

まとめ

以上、この記事の内容をまとめておきます。

 

・文章には基本となる「型」があるので、まずは基本をベースに記事を書くべし

 

・実践をベースに問題点を勉強で補うことで上達していく

 

・基本が身に付いたら「型くずし」することで文章のボリュームを調節できる

 

・経験を積むことで次第に「あなたの色」が出せるようになる

 

慣れるまでは大変かもしれませんが、基本を繰り返して文章を書くことを習慣にまで高めていきましょう。

 

(追伸)

ちなみに、ブログ記事(セールス)を書くにあたって私が参考にした教材(電子書籍)は「The Million Writing」です。

セールスレターを書くにあたっての「文章の型」を学習するために購入しました。

 

読者を納得させて、すぐに行動してもらうためには重要な「型」があります。

 

何も知らずに書くのと、しっかりした「型」をベースに書くのとでは雲泥の差がつきますよ。