個別銘柄の分析

レオパレス21(8848)株価分析|暴落後の動向を予想します。

レオパレス株は今後どうなる?

暴落している今が買い時?

それとも空売りするべき?

この記事ではレオパレス株を分析して今後の動向を予想します。

レオパレスの基礎知識

事業内容

出典:レオパレス

アパートの賃貸業が有名ですが、開発事業も手掛けています。

・賃貸管理

・建築請負

・リゾート施設の運営

・住宅事業

・シルバー事業

・ホテル事業

・ブロードバンド事業

 

事業割合(セグメント)

・賃貸:82%

・開発:14%

・シルバー:2%

・ホテル・リゾート:2%

売り上げの8割が賃貸事業です。

つまり、「レオパレスの賃貸収入≒売り上げ」という構図です。

このタイプの企業は材料1つで株価が大きく上下します。

 

レオパレスの株価分析(現状)

株価の推移(チャート)

・10年チャート出典:Yahoo!ファイナンス

売り上げ≒賃貸収入の事業スタイルが描き出した10年チャートです。

2011年に底を打っているのは新規アパートの供給が激減したためです。

この危機は賃貸原価削減等の事業改革で乗り切っています。

 

その後、利益の黒字化と共に株価も上昇しているのが分かります。

そして2018年、施工不良問題が露呈して再度暴落していることが分かります。

今はどちらとも言えない状況なので、株価も上昇には転じていません。

 

・5年チャート出典:Yahoo!ファイナンス

出来高と合わせて考えると、ここが底のようにも見えます。

しかし、更なる悪材料が出ればここからでも株価は下がります。

逆に利益が復活すれば(8年前のように)株価も復活するでしょう。

投資チャンスと言えますが、長期で逆張るにはちょっと勇気が必要な場面です。

 

参考指標

株価:275円

PER:670.73倍

PBR:0.89倍

配当利回り:0%

自己資本比率:29.2%

2019/9/10のデータ

PER670倍の超割高銘柄です。

さらには、自己資本比率の低さも気になります。

そして肝心の経常利益は↓

 

経常利益の推移

2016年:199億円

2017年:223億円

2018年:223億円

2019年:70億円

2020年:13億円(会社予想)

利益の急落がすべてを物語っています。

2018年→2019年に異常な下げ方をしていますよね。

やはり株価を支えているのは利益です。

 

株主優待

権利月:3月・9月

・リゾートホテル無料宿泊券(年2回)

・国内ホテル50%宿泊割引券(年2回)

 

レオパレスの株価予想(今後)

買い時

レオパレスの賃貸事業が持ち直すと思うなら今が買い時です。

投資家の9割が見放して、売りに売られているときが最大のチャンスですから。

ただし、最悪の事態も常に想定すべきではあります。

やはり、営業利益が黒字転換して株価も微上してからの方が安全だとは思います。

 

空売りチャンス?

正直、今からの空売りはおすすめできません。

空売りチャンスは「理由は分からないが株価が下げているとき」です。

今からカラ売ってもリスクが大きいだけで利益は出ないでしょう。

 

まとめ

レオパレスは今が一番厳しい局面かもしれません。

しかし正直、レオパレスのマンスリー契約はとても便利だと思います。

*家具付きという点もありがたい。

ただ、個人的にはこのような問題が発覚すると入居するのもアパート経営するのも怖いので敬遠すると思います。

 

2019/11/10追記

1億円の黒字予想が実際には300億円の赤字だったので追記します。

これまでの流れ↓

2017年12月 サブリース問題発覚

2018年5月   違法建築問題発覚

2019年2月   さらなる違法建築問題発覚

2019年5月   690億円の赤字

2019年11月 1億円の黒字予想も実際には300億円の赤字

楽観的な見通しでしたが、現実は厳しいものです。

ただ、バランスシート的にはすぐに倒産とかはなさそうです↓

出典:レオパレス

とはいえ、株価は地の底を這っているような状態です。

劇的な黒字転換(復活劇)を遂げたマクドナルドとは問題の本質が違うように思います。

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ただ、今回の決算発表でも株価はそこまで大きな反応を見せていません。すべてを織り込み済みだったのでしょうか・・。

もうしばらく様子を見たいと思います。