スキャルピングを含め、デイトレードには板読みが必須です。
そして板読みデイトレードには様々な「専用ツール」が必要です。
この記事では一瞬のチャンスをものにするためのツールを紹介します。
板情報確認ツール
最も必要なツールがGMOクリック証券 の「フル板」です。
*GMOクリック証券に口座を開設すれば無料で使えます。
フル板を見れば、より広い範囲の注文状況(気配値)を一瞬で把握できます。
見せ板などの不自然な動きが出るのは現在株価付近だけとは限りません。
*見せ板やアイスバーグ注文などの特殊注文については以下記事参照↓
板読みでは巨人の動きを把握することが極めて大切です。
あやしい動きはないかフル板で確認しましょう。
板情報の翻訳ツール
実践の中で役立つのが、GMOクリック証券 の「同一気配約定情報」です。
*これもGMOクリック証券に口座を開設すれば無料で使えます。
歩み値を長時間見続けるのはかなり苦痛ですが、このツールでは歩み値を「図形」として認識できます。
とくに巨人の出す大きな注文が約定したときは一目瞭然です。
これは省エネで板読みが出来る最高のツールです。
手数料0円の発注フォーム
デイトレ最大の敵は証券会社への「手数料」です。
デイトレでは一日に何度も取引するので、莫大な手数料が発生します。
*1回100円の取引を1日3回しただけで、月に100×2×3×20=12,000円も必要です。
このようなコストを削減するために松井証券 の「一日信用制度」を使いましょう。
*当日決済なら手数料0円です
トレード記録システム
デイトレの投資記録をすべて手書きで付けるのは大変です。
なので、スマホの無料アプリである【マイトレード】 の導入をおすすめします。
出典:【マイトレード】
インストールしておけば後は完全におまかせ状態。
投資記録の分析からグラフ化まで自動でやってくれます。
振り返りにも役立つ便利なアプリです。
情報処理機器
デイトレで勝つためには知識・経験に加えて「機器の性能」も必要です。
できるだけ快適な投資環境を整えることをオススメします。
PC×2台以上
スマホ1台でも勝てるスイングや中・長期投資とは違い、板読みではPCが必要です。
さらに、PCは少なくとも2台以上準備しましょう。
・取引用メインPC
・指標用サブPC
メインPCでは板情報等を監視しながら注文も行います。
サブPCでは常に先物などの指標を表示しておきます。
EIZOモニター
板読みはモニターを長時間見るので目への負担が半端ではありません。
*私は眼精疲労からくる頭痛に悩まされました。
目にやさしいモニターをいろいろ試した結果、EIZO社製のモニターが最強であることが分かりました。
このモニターは値段こそ割高ですが、目への負担がほとんどありません。
画質も良いので結局Amazonで2台注文しました。
左:取引用メイン画面
右:指標を表示させる
使用感からしてコスパは最強レベルです。
資金に余裕があれば導入をおすすめします。
有線キーボード
注文する株数や指値を打ち込むキーボードは有線タイプがおすすめです。
ただ、接触不良がなければ無線タイプでも特に問題はありません。
有線マウス
キーボード同様にマウスも有線タイプがおすすめです。
こちらも特に問題がなければ無線タイプでもOKです。
ゲーミングチェア
デイトレでは長時間イスに座っているので、おしりや腰にダメージを受けます。
サラバ中はほとんどイスの上なので、資金に余裕があればゲーミングチェアの整備が望まれます。
まとめ
以上、板読みに必要なツールを紹介しました。
・フル板(無料)
・同一気配約定情報(無料)
・一日信用(無料)
・マイトレード(無料)
・PC×2台以上(有料)
・モニター(有料)
・有線キーボード(有料)
・有線マウス(有料)
・ゲーミングチェア(有料)
全部そろえると結構なお金がかかります。
まずは無料ツールから導入して戦う準備を整えましょう。