板読みデイトレード

【株式投資】ライントレード+板読みテクニックを解説します(後編)

前回はラインに値段が撥ね返される時に板上で起きる現象について解説しました。

【株式投資】ライントレード+板読みテクニックを解説します。板読みトレードはライントレードとの相性が抜群です。 *ライントレードについては以下記事参照 https://heishicho.ne...

【前回の解説】この記事では主要なラインをブレイクして株価が続伸or続落する時に板上で起こる変化についての説明をします。

【今回の解説】いずれのパターンも板読みデイトレードの基本的な考え方は同じです。

前回の内容が分かっていれば、続伸or続落パターンもすぐに理解できるでしょう。

デイトレードの基本原則

巨人が個人をワナに嵌め、資金をむしり取る構図は変わりません。

相場にはテクニカル分析を信望するテクニカルカモトレーダーが数多く存在しているため、ライン上は巨人にとってかっこうのカモ狩りポイントになっています。

*ライン付近になるとカモトレーダーの動きが活発化し、積極的にトレードを開始するからです。

さすがのカモといえど、何の意味もないところで売買したりはしませんが、テクニカル分析はカモを行動に駆り立てる原動力となっているのです。

支持線や抵抗線と呼ばれているものがありますが、そのような主要ラインが株価を支えるのか、もしくは続伸or続落となるかは巨人の売買にかかっています。

巨人がラインで値動きを反転させたいのであればそうなる確率は高く、ラインをぶち抜く気であれば株価は続伸or続落となる確率が高いのです。

このことは何度も言ってきたので十分理解できていることでしょう。

ここでは株価がラインを割って続落する場合の板読みについての解説を行います。

まず次のチャートを見てみましょう。前日最安値(前日SL)は多くのトレーダーが意識する重要ラインです。

ここを下へぶち抜けば、トレードの支え(根拠)を失ったテクニカルトレーダーが損切りを入れはじめます。

加えて追っかけ空売りを入れる提灯トレーダーの動きにより株価が大きく続落することが分かっています。

したがって巨人は多くのカモを嵌めるべく1日目に売れるだけ売りまくっています。上図中央の緑枠に囲まれた値動きは方向性がなくフラフラとしていますが、これは巨人による仕込みが行われているからです。

*ここでは大きな値動きを発生させる気がありません。

ちなみに2日目に株価が反応して値段がはね返されているのは、次図のように1日目にワナにかかったカモたちが同値撤退をしているからです。*前回の説明で、ワナにかかったカモたちが損切りできていないことは解説済み。

1日目にトレードしていたカモトレーダーは2日目もモニター画面を見ているでしょうから、ここで値段がはね返されていることの説明がつきます。

しかし、このような小幅な値動きは無視し、巨人が発動させる大きな値動きを狙っていくのが効率的です。

以下のポイントで板上に読み取るべき変化を考えてみましょう。

 

ラインブレイク時に起きる3つの現象

前回の説明が理解できていれば、次の3つのことに注目できるはずです。

①サイズの小さな個人の買い注文が目立つ

②巨人の買い注文が出なくなる

③一瞬のうちに値が動く

前回とほとんど同じ内容ですね。

 

①サイズの小さな個人の買い注文が目立つ

チャートしか見ていないカモトレーダーにはライン付近では次のような見え方になっています。小さな陽線が出現し、いかにも値段がはね返されそうに見えてしまいます。

「これは反転上昇に違いない」と勘違いしたカモトレーダーは迷わずここで買い注文を入れていきます。

しかし、巨人はそんなこと完全にお見通しですからここにワナを仕掛けます。見せ板やアイスバーグ注文(orステルス注文)などのワナがライン上に張られるのはこのような理由でもあります。

 

②巨人の買い注文が出なくなる

そして、ここでは巨人はラインを下へぶち抜く気でいますから、大きなサイズの買い注文は出てこなくなります。

個人の出す小さな注文ばかりが目立つような状況になります。

 

③一瞬のうちに値が動く

そして、最後にチャートしか見ていないテクニカルカモトレーダーに損切りする間を与えないように、一瞬にして主要ラインをぶち抜いてきます。ここに大きな陰線が立っているのは偶然ではなく、巨人の意図が働いているからです。

そして、損切りできなかったカモトレーダーにはさらなる悲劇が待ち受けています。損切りを躊躇すると暴落に巻き込まれて資金が塩漬け状態になってしまいます。

これがラインブレイクの実体であり、チャートしか見ていないテクニカルトレーダーがいかに不利なのかよく分かります。

この実態を知らないうちはいくらテクニカル分析の勉強をしてもデイトレで勝つことはできません。

デイトレーダーにとって板読みは最低ラインの心得なのです。