【出来高分析の力】

出来高の声を聞くことで正確なエントリータイミングを計ることができます。

 

出来高がいかに有効な指標となるか、前回に引き続き、もう一例見てみましょう。

 

 

 

 

 

【とある兵士長の1日】

AppBank(6177)は前日派手に上昇し、市場の注目を集めていた。

 

 

今日も何か起こるかもしれない。

 

 

兵長は当然のようにAppBankを監視リストに登録し、朝から厳戒態勢を敷いていた。

 

 

どんな動き方をしてくるかは誰にも分からない。

 

 

しかし案ずることはない。

 

 

もしチャンスがあるのなら仕掛けのポイントははっきり分かる形で出現するだろう。

 

 

まずは寄り付いた後の動きを観察。

 

チャートは以下のようになった。

 

 

寄り付きはGDして開始。

さすがに前日上げ過ぎたようだ。

 

 

 

このまま下げるのかと思いきや、陽線2本で切り返し、その後は小幅な値動きへと変わった。

 

 

上げるでもなく下げるでもない様子。

 

 

どうするつもりだ?

 

 

もう少し観察していると、次のようになった。

 

 

値動きがほとんどなくなり、出来高が極端に小さくなった。

 

 

これは一時的に売り手がいなくなったことを示している。

 

 

 

正解かどうかは分からないが、ここで一度仕掛けてみよう。

 

仕掛けと損切りラインは次図のようになる。

 

 

 

リスクを最小にすることでレワード比を大きくすることができる。

 

 

 

また、損切りに終わっても被害を最小限にとどめることができる。

 

 

今回もローソク足1本単位、ひげの先端部分にアンカリング(損切り設定)して様子見に入る。

 

 

 

さて、ここから買い手が出現すれば株価続伸となるのだが・・・

 

 

 

ちっ、損切りか。

 

 

やはり相場はそう甘くはないな、思い通りにはいかないぜ。

 

 

 

まあいい、チャンスはまたあるはず。

 

 

出来高も大きくなってきたし、ここは被害を最小限に抑えることが優先だ。

 

 

損切りにて一時撤退。

 

その後の動向に注目しよう。

 

 

ふむ、株価は横ばい状態が続いているみたいだな。

 

 

しかしまだちょっと出来高が大きいことが気になるな。

 

 

活発に取引きされているところにエントリーするのは得策じゃない。

 

 

リスクを最小限にするためには、値動きの上下動がなくなってくれることが理想的だからな。

 

 

焦らず様子を見よう。

 

と思っていると・・・

 

 

来た!チャンス再び。

 

 

株価は横ばい。

上下動はほとんどない上に、何と言っても出来高の声がする。

 

出来高:「行け!」

 

 

 

本日2度目のトライ。

 

仕掛けと損切りラインはいつものようになる。

 

 

直近の陽線十字のひげ先端にアンカリング(損切り設定)して買いを入れる。

 

 

 

出来高は最も小さくなっているにも関わらず、株価は落ちていない。売り圧が小さい何よりの証拠だ。

 

ここから買いが付けば株価は続伸する。

 

この銘柄が市場からの注目を集めていることは間違いない。

 

 

 

今度こそ来るか?

 

 

 

 

 

やはりみんな注目していたか。

 

 

しかし、仕掛けが遅い者はリスクの割に利益を伸ばせないだろうな。

 

 

この段階で追っかけ買いしているようじゃあ勝ち組のカモ確定だ。

 

 

まあいい。

オレはそろそろ利益確定売りのタイミングを計るとしよう。

 

 

 

レワード比は十分稼げている。

 

 

次の陰線で利確に移る。

 

 

 

利益確定により戦いを終了する。

 

 

今回も出来高に助けられたようだな。

 

やはり出来高の声を聞くと仕掛けのタイミングが計りやすいな。

 

 

これからも頼むぜ、出来高グラフ!

 

 

 

 

兵士長「押し目は不明瞭なことも多々あるが、出来高分析ができれば他の参加者よりも有利なポイントを見極めることができる。

 

出来高の威力を理解し、使いこなせるようになろう。」