タカタが民事再生法を適用し、事実上の倒産確定とな

ってから(実はその前から)、相場では様々な思惑が

交錯している。

 

 

 

 

上のチャートは芦森工業(3526)の株価推移を示して

いるが、このチャート1枚が語っていることは想像以上

に多い。

 

 

 

 

 

【注目ポイント①巨人の先制攻撃(仕込み開始)】

 

 

まず初めに注目すべきは次の赤丸部分である。

 

 

 

 

それまで何の動きも見せていなかった株価が急に反応

し、上昇トレンドを形成し始めている。

 

 

 

 

もちろんこの動きは偶然などではなく、株価が動くか

らにはそれなりの理由がある。

 

 

 

 

前にも述べたが、相場を動かしているのは巨人(大口

投資家)の持つ、巨額の資金であり、少数の個人投資

家によるものではない。

 

 

 

 

 

個人が束になってところで、巨人の資金量には勝てな

いため、ここはしっかり理解しておく必要がある。

 

 

 

 

 

とすると、この上昇を作ったのは巨人の資金であり、

彼らが何かの思惑を持って、資金の注入を開始したも

のと考えられる。

 

 

 

 

 

そして彼らの目的は当然「儲けること」であるから、

何らかの儲けネタを事前にキャッチした巨人による

「仕込み」が開始されたのである。

 

 

 

 

 

彼らは、その動きが市場にバレないように隠密行動を

取るのだが、あまりの資金量の多さ故、その爪痕はし

っかりとチャート上に刻まれ、完全にその姿を消すこ

とはできないでいる。

 

 

 

 

約1ヶ月に渡る巨人の仕込が完了すると、次に起こるこ

とは大抵決まっている。

 

 

 

 

【注目ポイント②カモが高値で掴む】

 

 

 

 

タカタ(7312)の民事再生法適用決定報道により、事

前に仕込みが出来ていなかった巨人が動き始め、株価

は急伸する。

 

 

 

 

ここで大抵カモとなるのが、情報弱者で、かつ相場で

の戦い方を知らない個人である。

 

 

 

 

特に、感情任せに「追っかけ商い&資金一括投入」を

した相場初心者は間違いなく悲惨な目に遭う。

 

 

 

 

 

この類の行動は、経験も知識もない初心者がやりがち

だが、こういう者はその直後に来る調整の下げで振る

い落とされる確率が極めて高いのである。

 

 

 

 

 

無戦略で相場に挑みむと大抵は似たような行動を取っ

てしまい、そのことを重々承知している巨人はさらに

ここでカモが手放す株を拾い集め、第2波に備えてい

る。

 

 

 

【注目ポイント③第2波到来】

 

 

 

 

一通り売りが出尽くしたことを確認した巨人は第2の上

昇を作るため、本格的な資金の投入を行う。(出来高

の大きさがそれを物語っている)

 

 

 

 

ここでもカモ投資家は先ほどと似たように、上昇中の

株の尻を追いかけ(追っかけ商い)、また似たような

悲劇を繰り返す(必殺高値掴み)。

 

 

 

 

 

これまで何度も述べてきたように、上昇中の株を買っ

てはいけない。

 

 

 

 

 

投資とはまだ上がるかどうか分からない状態にある銘

柄に資金を投入することであり、不確実性の中にリス

クを取るからこそ利益が得られるのである。

 

 

 

 

 

 

資金の投入方法や資金管理法については具体的なノウ

ハウが存在するが、それを知らなかったとしても、

「追っかけ商い」は高値掴みへとつながる、最も行っ

てはならない投資行動なのである。

 

 

 

 

 

したがって、この後、第3波が来るかどかは現時点では

分からないが、誰にも分からない時こそ行動する価値

があるのである。

 

 

 

 

現時点で、株価は動きを止め、出来高もほとんどない

状態である。

 

 

 

 

第3波を狙うのであれば、この時にこそ行動しておく必

要がある。

 

 

 

 

ただし、勇敢に行動できたとしても、戦い方が分かっ

ていなければ結果が伴わないため、株に投資する前

に、自分への投資を怠らず、貪欲に知識を吸収し、学

びを継続した方が良いだろう。