「スイングトレードの銘柄はどうやって選ぶの?」

「チャンスパターンの銘柄が知りたい!」

スイングトレードは1~2週間ほどの短期投資です。

国内最強の個人投資家BNFさんもスイングがメインであり、資金効率が高い投資スタイルです。

この記事ではそんなスイングトレードに最適な「チャンス銘柄の選び方」を説明します。

スイングできる場面とは

まずは、「どのような場面がスイングチャンスなのか?」を知ることが大切です。

チャンスパターンが分かれば、スイングすべき銘柄を探せるようになりますよ。

スイングチャンス5選

①リバウンド投資法

②上昇トレンドフォロー

③調整の下げ狙い

④下降トレンドフォロー

⑤天井圏の空売り

兵士長兵士長

具体例を挙げながら1つずつ説明していくぞ。

 

①リバウンド投資法

リバウンド投資法とは短期間で「売られ過ぎ」の銘柄へ買いを仕掛ける戦法です。

上げ相場だけでなく下げ相場でも有効な投資戦略であり、かのBNFさんが得意とする手法です。

 

具体的な場面例

【リバウンドチャンス①】

リバウンド投資法を仕掛けるタイミングは次のような場面です↓

大きな出来高を伴って株価が急落し、「底練り状態」で揉み合っています。

このような場面で買いを入れておけば↓

急落後に起きる「リバウンド現象」によって短期間で大きな利益が得られます。

AボーイAボーイ

なんか簡単そうだね。

兵士長兵士長

見た目ほど簡単ではないが、リスクが小さく利益率が高いのは事実だ。

 

【リバウンドチャンス②】

次のチャートにも「リバウンドチャンス」がありますが、どこか分かるでしょうか?

*JT(2914)

JKミカJKミカ

たぶんアソコね。

兵士長兵士長

2ヶ所あるぞ。

ココですよ↓

JTのような巨大銘柄ではあまり大きなリバウンドは期待できません。

小幅な値動きの中で発生する「中くらい」のリバウンドを狙っていきましょう。

 

【リバウンドチャンス③】

リバウンドチャンスは新興銘柄にも頻繁に発生します↓

*ウェッジHD(2388)

理由不明の急落は巨人が仕掛けている可能性もありますが、チャンスには変わりありません。

実際、ココに買い向かうと利益が取れます↓

ほんの3日間ホールドするだけで20%以上の利益が出るので資金効率は最高です。

 

【リバウンドチャンス:番外編】

堅実な資産運用を目指す投資家には禁じ手とされている「上場廃止銘柄への特攻」も紹介しておきます。

上場廃止銘柄(タカタ)↓

上場廃止が決定すると株価は暴落。

ストップ安を連発して15円まで急降下しました。

このような銘柄はトレーダーの注目を集めて「投機対象」になります。

そして、大幅なリバウンド現象が起きているのが分かります↓

あまり上昇していないように見えますが、実際ここでは5倍近い暴騰が起きています。

頭と尻尾を取れなくても2~3倍の資金急増は可能でしょう。

AボーイAボーイ

1週間で資金2倍はすごいね。

兵士長兵士長

ただし、最高レベルの駆け引きになるぞ。

上場廃止銘柄などではたまにこのような「ババ抜きゲーム」が起きて、資金急増のチャンスとなります。

ただ、しっかりとリスク管理ができないと元本が吹っ飛ぶので注意が必要です。

 

銘柄の探し方

以上の例からリバウンド投資法の威力が分かったと思います。

では、このような銘柄をどうやって探すのか?

その方法は主に2つあります↓

①取引ツールのランキング表

②Yahooの乖離率ランキング

 

①取引ツールのランキング表

各証券会社が提供している取引ツールでは「下落率ランキング」が見れます。

ここを確認することで、リバウンド候補を早期に発見できます。

JKミカJKミカ

どうして下落率ランキングを見るの?

兵士長兵士長

急落を開始した銘柄を把握するためだ。

強力なリバウンドには株価の急落が必要です。

急激な需給の変化がその後に強力なリバウンド現象を引き起こすからです。

JKミカJKミカ

急落の「反動」があるってことね?

兵士長兵士長

そういうことだ。

ただし、リバウンド現象は急落「直後」に訪れるとは限りませんし、「必ず」発生する保証もありません。

ある程度の揉み合い期間の後でリバウンドすることもありますし、何も起きない可能性もあります。

「どこでエントリーしてどれくらいのリスクをとるのか?」などの投資戦略を明確にしておきましょう。

 

②Yahooの乖離率ランキング

急落を開始した銘柄を見逃しても乖離率ランキングを見れば、チャンス銘柄を見つけることができます。

また、乖離率はチャートの見た目ではなく具体的な数値として把握しましょう。

25日移動平均線からの乖離率とリバウンド現象との関係性を見続けていきましょう。

 

②上昇トレンドフォロー

上昇トレンドにある銘柄の「押し目」は絶好のスイングチャンスとなります。

トレンドはある程度の期間継続する性質をもっているので、上昇トレンドにある銘柄を狙いましょう。

 

具体的な場面例

【チャンス①】

出来高が少なくなっても株価が横ばいの時は続伸狙いのスイングチャンスとなります↓

*北の達人(2930)

株価は基本的に出来高の減少と共に下落しますが、上昇途上の銘柄では横ばいになることが多々あります。

兵士長兵士長

さらには短いローソク足が横並びになるぞ。

このような時は仕掛けのチャンスです。

ただし、仕掛けは横ばい状態で行うのが正解で、上がり始めてからでは手遅れです。

AボーイAボーイ

投資本には上がり始めてから仕掛ける「ブレイク投資法」が紹介されているよ。

兵士長兵士長

それはリスクレワードが悪くなるぞ。

ブレイク型のスイング戦法はリスクの割に利益が少ないため、あまりオススメできません。

*リスク管理ができるならOK!

上昇トレンド狙いのスイング投資自体のリスクが高いので、明確なチャンスが確認できた時だけに留めておきましょう。

 

銘柄の探し方

チャンス銘柄はチャート形(日足)から探していきます。

上昇中の銘柄をいくつか取引ツールに登録しておいて、理想の形が出現し始めたらエントリーを検討しましょう。

どの銘柄も似たようなチャート形を描くので、症例をいくつも見ることが選定眼を磨くことにつながります。

 

③調整の下げ狙い

株価は上昇するときも「波」を描き、「上げたり下げたり」しながら進みます。

この「下げたり」の部分に買いを入れて上昇を狙う戦略が「調整の下げ狙い」です。

日足チャート上の押し目は3分足チャート上のものよりも不明瞭な押し目(調整)になることが多いので、見極めが大切です。

 

具体的な場面例

「調整の下げ」は上昇中のほとんどの銘柄で出現するので、見つけるのは比較的簡単です。

*SUMCO(3436)↓

勢いよく上昇している銘柄が下げor横ばい状態に突入したらチャンスです。

しかし、投資初心者がするような「資金の一括投入」ではリスク管理ができません。

資金の入れ方・出し方は特殊な戦略を使う必要があります。

 

銘柄の探し方

証券ツールで色々な銘柄のチャートを見ている中で上昇トレンドにある銘柄を登録していきます。

上昇中は決して買いを入れず、下げor横ばいに転じたら資金を入れていきます。

AボーイAボーイ

なんで上昇中は買わないの?

兵士長兵士長

その後の調整(下げ)で振るい落とされるからだ。

調整の下げが大きい場合、資金の入れ方が難しいので初心者のうちは横ばい状態がおすすめです。

 

④下降トレンドフォロー

下降トレンドに入った銘柄の「戻り」を狙って空売る方法があります。

青い□部分のように25日移動平均線に接するタイミングで空売りを入れていきます。

水色の△部分は戻りが浅いので仕掛けるのは難しいですが、特殊な資金の入れ方をすることで少しは利益になります。

いずれも1週間~10日ほどのスイング狙いの投資ですから、短期決着を前提に仕掛けていきます。

【2019年1月4日追記】

cisさんの著書で「下げるものは下げ続ける」と紹介してあります↓

スイングトレードにこだわらなければ、トレンドが継続している限りは利確せずに追加で空売るのもアリです。

トレンドの転換にいち早く気付くことで早期に仕掛けを打つことができます。

 

具体的な場面例

下降トレンドに入っている銘柄が仕掛けのチャンスになります。

【チャンス①】

*武田薬品(4502)

25日移動平均線を割って下降トレンドに転換したら狙い目です。

4ヶ月の下降トレンドの間に「戻り」が5回確認できます。

△の3回は弱いので、このような戻りは無視しておくのが実践的です。

 

銘柄の探し方

下降トレンドに入っている銘柄であれば仕掛けのチャンスはいくらでもあります。

下降トレンドに入りそうな銘柄(上昇中の銘柄も含む)を登録して監視しておきましょう。

 

⑤天井圏の空売り

市場で賑わいを見せて急上昇する銘柄を「トレンド銘柄」と呼びます。

トレンド銘柄は一時的に市場の人気者になりますが、その人気は長くは続きません↓

上図のように1度だけ上昇→下降したらそれっきり。

後は安値水準から動きなしという状態になります。

そして、このようなトレンド銘柄には「天井圏」という独特の値動きが発生します↓

天井圏の値動きの後は株価は下降の一途を辿りやすいので、この仕掛けは長期投資を見越した空売り戦略としても有効です。

しかし、空売りはリスクも大きいので短期間で勝負をつけたい人もいるでしょう。

そんな時には短期投資を見越した「天井圏でのスイング空売り」が有効です。

 

具体的な場面例

【チャンス①】

仕掛けは「天井圏」で行いますが、仕掛けるポイントは次のようにして認識します↓

*上で説明したラオックスの天井圏(拡大図)

天井圏の特徴は次の3つ

①値動きが激しい

②高値を試す動きが2回ある

③高値更新に失敗したら急落する

この性質を利用して仕掛けを打ちます。

慣れない内は天井の判断が付きにくいので、少額の資金で行い、リスク管理を徹底しましょう。

AボーイAボーイ

空売りは買いより怖いよね。

兵士長兵士長

持って行かれたら終わるぞ。

 

【チャンス②】

蛇の目ミシン(6445)も急上昇から天井圏の値動きが発生しました。

このときも先程と同じような特徴が見られます↓

【天井圏の特徴】

①値動きが激しい

②高値を試す動きが2回ある

③高値更新に失敗したら急落する

この特徴を理解した上で仕掛けに入りましょう。

 

銘柄の探し方

トレンド銘柄の値動きは派手なので、取引ツールを毎日見ていれば簡単に気付きます。

発見したら対象銘柄をツールに登録して、定期的に値動きを観察していればOK!

どのように天井圏が形作られるのかをリアルタイムで観察することで仕掛けのタイミングも分かるでしょう。

 

スイングの投資戦略

スイングチャンスの銘柄を見つけることは簡単ですが、本当に難しいのは「資金管理」。

つまり、「どのようにエントリーしてどのように利確or損切りするのか?」です。

*スイングトレードでは損切りが防御になります。

この「仕掛け方」を知らずに、資金の一括投入をするとまず利益にはなりません。

窓際係長窓際係長

テクニカル分析が戦略なのでは?

兵士長兵士長

テクニカル分析は戦略ではなく「補助指標」だ。

どんなにテクニカルその他の分析を極めても株価の波を完全に予想することはできません。

AボーイAボーイ

結果が誰にも分からない状態で仕掛ける必要があるんでしょ?

兵士長兵士長

不確実性の中にこそチャンスはあるからな。

「では、どのようにして仕掛けたら良いのか?」

そんな時、資金を出し入れする方法のベースとなるのが、「うねり取りの資金分割戦略」です。

うねり取りでは資金を分割して「平均約定値」を有利に設定する戦略をとります。

これは「株価が波を描く性質」を利用した効率的な投資戦略です。

*うねり取りに関する詳細説明は以下記事参照↓

「うねり取り」総まとめ!株で資産を作るための技術を徹底解説します。

JKミカJKミカ

スイングトレードにうねり取りを使うの?

兵士長兵士長

資金コントロールに役立つぞ。

本来、うねり取りは長期投資用の戦略ですが、スイングする場面でも資金コントロールに役立ちますよ。

 

スイング銘柄まとめ

チャンス銘柄を見つけることは比較的簡単ですが、資金管理が難しいのがスイングトレードです。

AボーイAボーイ

資金管理って?

兵士長兵士長

ポジションの出し入れのことだ。

また、投資自体もカンタンそうに見えますが、無戦略ではまず勝てません。

スイングトレードに臨む時にはベースとなる投資戦略を身に付けておきましょう。

 

スイング銘柄Q&A

スイングトレードに関する疑問をQ&A方式で説明していきます。

 

Q:PERやPBRは見ないの?

スイングトレードは1~2週間ほどの短期トレードなので、PERやPBRは関係ありません。