兵士長「ここではテクニカルチャート分析の具体的な使い方を紹介する

 

最初は1番簡単なテクニカル指標であるローソク足に注目し、上昇トレンドにある銘柄に対する仕掛け方を理解しよう。

 

 

【上昇トレンド銘柄への仕掛け】

以下、ローソク足に注目して上昇トレンドをフォローする方法について解説します。

 

 

今回注目するテクニカル指標はローソク足だけであり、比較的難易度が低いので、相場経験が少ない人でもチャンスが見つけ易く、また仕掛け易いものです。

 

 

上昇トレンドは至る所で発生するため、どのようにして仕掛けを打つのか知っておきましょう。

 

 

次の図はソフトバンク(9984)の3分足チャートです。

きれいな上昇が見て取れますが、このような上昇トレンド中にある銘柄への仕掛け方は「押し目でエントリー」が基本戦略となります。

 

 

ここではこの3分足チャートを使って上昇銘柄への投資戦略を学んでいきましょう。

 

 

 

 

【なぜこの銘柄を監視していたのか?】

デイトレでは株価の大きな上下動が予想される銘柄を複数同時に監視し、チャンスが出現するタイミングを見計らう必要があります。

 

 

この日の前日、ソフトバンクは好材料によりストップ高(S高)を付けて取引を終えていました。

 

 

東証1部の超巨大銘柄であるソフトバンクがS高ともなれば、デイトレーダーだけでなく、スイングトレーダーやその他大勢の投資家たちの思惑が交錯し大きな値動きが期待できます。

 

 

当然のことながら私も監視対象の最優先銘柄に指定し、朝から株価の動向を窺っていました。

 

 

そして全市場の注目が集まる中、取引が開始されたのです。

 

 

 

 

【仕掛けのタイミング】

さきほどの図では株価は上昇していますが、寄り付きの段階では、ソフトバンクがどのような動き方をするのかまだ分かっていません。

 

 

時価総額の大きな銘柄が前日S高になっている事を考慮すれば下げてきてもおかしくはないので、まずは売り方・買い方両方の視点からチャートを見る必要があります。

 

 

【初動で大体分かる】

寄り付きと同時にソフトバンクは売買高ランキングトップに踊り出て、歩み値が異常な速さで流れ始めました。

 

 

それと同時に株価は力強い上昇を開始したのです。

 

 

どうやら買い方が圧倒的に優勢な様子が見て取れるので、当然強い方に付きます。

 

 

分かっているとは思いますが、相場を動かしているのは巨人(大口投資家)たちが投入する巨額のマネーなので、我々個人投資家は資金の流れに乗る必要があり、間違っても自分勝手な行動を取ってはいけません。

 

 

巨人の投資マネーにコバンザメのように寄り添うことが唯一、個人に許されたデイトレ戦法なのです。

 

 

方針は「上昇トレンドフォローの買いだ」と思いながらチャートを監視し、エントリーポイント(押し目)が出現するのを待ちます。

*上昇トレンドにある銘柄を買いに入るなら、狙いは押し目しかありません。

 

 

押し目らしきもの(現場では現在進行形でチャートが形作られていくので押し目かどうかその時は分からない)が形成されるまでにボタン1つでエントリーできるように設定を完了しておきます。

 

 

 

ちなみに、この時のトレードは寄り付き間もなく、勢いも尋常ではなかったため、先物チャートはあまり関与していなかったように記憶しています。

 

 

先物チャートの監視はデイトレには必須ですが、時と場合により、先物が下げていても個別銘柄は上昇することがザラに起こるので、「有力な参考指標」程度の認識に留めておくのがいいでしょう。

 

 

 

そして寄り付きから約30分後、ついにその時が訪れました。

 

 

何やら押し目らしきものが形成され始めたのです。

 

 

相場初心者はアドレナリン噴出状態で、すでに飛びついてしまっているかもしれませんが、あなたは決してフライングしないように、投資効率が最大になるポイント(ここでは押し目)でのみ仕掛けを打つことが重要です。

 

 

仕掛けのタイミングは下図のようになります。

ギリギリのタイミングでエントリーし、リスクを最小限にすることでリスクレワード比を大きくすることができます。

 

 

仕掛けができたらすぐさま損切りの返済売りができる状態まで画面を作り上げておき、その後の動向を見守りましょう

 

 

 

 

 

【返済注文により、利益確定】

押し目を抜けた株価は、再び大きな上昇を開始しました。

 

 

利益確定に関しては利確戦略がいくつか存在しますが、ここでは最もオーソドックスな利確方法を取り、1勝を確定させましょう。

押し目を抜けてから初めて付けた陰線の終値で利益確定です。

 

 

これはあくまで利確方法の一例ですが、ここでもフライングせず、確実に陰線として終値を付けるまで待つことが大切です。

 

 

結果的に、利確した地点は2つ目の押し目でしたが、実戦ではここで決済を完了し、後の値動きには関わらなようにします。

 

 

おいしい所だけを狙い撃ち、あとは知らんぷりするのがデイトレの鉄則だからです。

 

 

こういったチャンスは多々見かけるので、上昇トレンドをフォローする時にはこのような戦略を取ることを覚えておきましょう。

 

 

 

 

兵士長「上昇トレンドフォローは基本中の基本であるため、戦い方を確実にマスターすべし。

 

その際、押し目で仕掛けると投資効率を最大にできることを覚えておこう。」