ライントレードについての概要は理解できたでしょうか?

 

*ライントレードについての概要は以下の記事を参照↓↓↓

株のテクニカルチャート分析おすすめ指標◆ライントレードとは?◆

 

 

ここではライン戦略の実戦内容を紹介します。

 

 

 

 

【ライントレード実戦】

ある日の寄り付き直後のことでした。

 

 

その日は地合いがかなり悪く、相場が全体的に下げ一といった雰囲気を醸し出していました。

 

 

そんな中、目立って大きなギャップダウン(株価が前日終値から下げて寄り付くこと)で取引を開始した銘柄がありました。

 

 

 

下図は新興銘柄の中では比較的売買代金の大きなサイバーダイン(7779)の3分足チャートです。

 

空売りを仕掛け、この銘柄の下げを取る時にライントレードが使えます。

 

 

 

 

【なぜこの銘柄を監視したのか?】

同日、この銘柄の売買代金は極めて大きく、大幅GDしたせいもあってか市場の注目を集めていました。

 

 

その日の注目銘柄は売買代金ランキングのトップに出現したり、通常よりも歩み値が速く動いたりしますので毎日相場を観察している人にはすぐに分かります。

 

 

そして、こういったある程度売買代金のある銘柄が大きな動きをした時、大きな資金量を持つトレーダーが参加して大相場となることがあるので、監視銘柄に入れます。

 

 

これは、その日になってみないと分からないので、この銘柄を前日から準備していたわけではありません。

 

 

こういった、その日急に動き出す銘柄もたくさんあるので、売買代金ランキングや上昇率ランキングなどは毎日見てチェックしておく必要があります。

 

 

 

 

【チャンスを見抜く】

いつものように複数の銘柄を監視しながら、自分が持っている技が使える状況が出来つつある銘柄はないかとモニターを監視します。

 

 

すると、サイバーダインがラインを割ってきそうだったので、ライントレード戦法、中でも日スイングロー(当日SL)ブレイク手法に従って下げを狙う場面の到来です。

 

 

ライントレードにおいて、当日スイングハイ(当日SH)及び当日スイングロー(当日SL)は非常に大きな仕掛けのポイントとなるので、ここでの仕掛けは投資効率の高いものとなります。

 

 

ただし、仕掛ける時は下図のような状態なので、何度も経験を積んで、下抜けた時や、上抜けた時に大きな利幅が取れるということを実感として知っていないと中々仕掛けを打つ気になれません。

まずはじめに言っておきますと、初心者は大幅GDを見ると買いに行くことが多く、アドレナリンを出し過ぎている人は寄り付き後すぐに飛びついたり、少し冷静な人でも、当日SHを上抜けたところで買いにいくことが多いものです。

 

 

しかし、相場慣れした者からするとこれはどう見ても「売り」を仕掛ける場面でした。

 

 

少なくとも「買い」での勝負はしません。

 

その最大の理由は、地合いが悪い事

 

 

 

相場全体の地合いが悪い日には空売り主体の戦略をとった方が勝率は上がります。

 

 

証券会社のトレードツールを見ていると、ここから下には行きそうにない感じがするため、初心者は買いに行きたくなります。

 

 

しかし、地合いに逆らうのはあまり得策ではなく、地合いの方向に攻めるのはトレードの基本だと覚えておきましょう。

 

 

 

 

【仕掛けのタイミング】

このチャートを見て、「売り」で勝負することを意識できたなら、仕掛けのタイミングとして最適なのは、株価が当日SLを下抜けて、陰線で終値を付けた瞬間す。(下図参照)

ライントレードにおいて当日SH、当日SLはとても大きな意味を持っており、このラインを境に株価は大きく動くことが頻繁に観察されています。

 

 

「ライン」とは支持線や抵抗線のようなものだと考えると分かりやすいでしょう。

 

 

いつも通り、リスクを最小限に取ることで、リスクレワード比を大きくすることを心掛けましょう。

 

 

今回はアンカリングブロック(ローソク足1本分のこと)が少し長いので、損切りラインをもう少し下側に調節しても良いでしょう。

 

 

 

 

【返済注文により利益確定】

地合いが悪い中、当日SLを下抜けた株価は売りに押される展開になり、その後大きく値を下げています。

 

 

後は利益を確定すれば、ライントレード当日SL下抜けブレイク手法は1勝負を終えることとなります。

 

 

ちなみに、利益確定までの間に小さい陽線が出ていますが、ここで利確してはいけません。

 

なぜなら、ここで利確してしまうと、リスクレワード比がほぼ1:1になってしまうからです。

 

 

私はレワード比が少なくとも3以上ないトレードはしないので、ここは見送りとします。

 

 

もしその後、株価が上昇してきた場合は仕方がないので同値撤退という判断をすることでしょう。

 

 

利確戦略は人によって判断が異なるものであり、これといった正解があるわけではないですが、私なら勝負に出るからにはレワード比3以上は狙っていきます。

 

 

 

あなたも自分なりの利確戦略をもっておくと、とっさの判断を迫られる場面でしっかりと行動できるようになるでしょう。

 

 

結果的にさらに下げていますが、レワード比は十分伸ばせていますから利確にて1勝を確実にしましょう。

 

 

 

 

兵士長「チャート形に夢中になっているとラインの存在を忘れがちだが、SHやSLといったラインは非常に重要な意味を持っている。

 

 

また、ライン付近では歩み値の動きも変化することが多く、相場参加者が意識していることも確かだ。

 

 

トレードに臨む時は常にラインの位置関係を把握しておこう。」