兵士長「有名な哲学者ソクラテスが残した『無知の知』という言葉がある。

 

たいていの相場初心者は、自分は何が分かってないのか分からない状態にある。

 

少しばかり相場に慣れてきても、結果が出ないことには必ず原因があり、何がダメなのか分かっていないことが多い。

 

負けの原因を運や才能のせいにしていてはいつまでたっても勝てはしない。

 

全面的に自分の非を認め、行動を改善していくためにも常に意識しておくべきことがある。」

 

 

 

 

【己の無知を知る】

この世界を生きていく上で無知ほど恐ろしいことはありません。

 

 

私はその昔、無知な状態で相場をさまよった経験があります。

無知だという自覚がない相場初心者(当時の私)の行動は次のようになります。

 

 

何の考えも根拠も持たず、ただ儲けたいという一心で資金を投入しますが、エントリー直後から保有ポジションは相場の波に揺られます。

 

 

少しでも利益が乗れば安心感に包まれますが、この利益をどこまで伸ばせばよいのか、どこで決済すればよいのか分からず、結局利益を確定することができません。

 

 

すると今度は株価が逆行し始め、含み損へと突入します。

損がどんどん膨らんでくると、とたんに恐怖に襲われます。

 

 

このポジションをどう処理すればよいか分からず、ただ相場のプレッシャーから逃げたくて含み損で決済してしまいます。

 

 

 

何も知らないということは本当につらいことでした。

希望も見えないまま暗闇の中をさまよい続ける日々でした。

 

 

 

自分が無知だったことが分かったのは勝てるようになってからのことでした。

 

 

 

ああ、自分は何も知らなかったんだ。

知らなかったからあんなにも苦しんでいたんだ。

 

 

 

相場に向き合う時、一勝負が終わった時、そこに自分の欲と恐怖が絡んでいたことはすぐに分かります。

 

 

しかし、自分が無知だということに気付くのは容易ではありません。

 

 

 

もし今、あなたが相場で思うような結果が出ないのなら、それはあなたがまだ何か知らないことがあるからかもしれません。

 

 

 

あなたが、これから株式投資を始めようと考えているのなら、大切な資金を投じる前にある程度の知識を付けることをおすすめします。

 

 

 

何も知らずに相場に出ると、かつての私と同じような目に遭うでしょう。

 

 

相場には歴戦の強者たちが大勢います。

 

 

無防備な状態で相場に出ると、彼らの餌食(カモ)になること間違いなしです。

 

 

焦ることはありません。

ゆっくりと知識を身に付け、強力な手法を知ってから実践に入っても遅くはないでしょう。

 

 

 

 

 

兵士長「この話は実話だが、彼は負けている時には何が原因で勝てないのか分かっていなかった。

 

自分の力やセンスを過信していたため、己の無知に気付かず、独学で相場に立ち向かった当然の結果だ。

 

何の犠牲もなく勝ち組に入ることはできないだろうが、自分が無知かもしれないという認識があれば、もう少し早く勝ち組にまわれたかもしれない。」