兵士長「あなたは『ナンピン』という言葉にどんなイメージをもっているだろうか?

 

 

これは人により、またその者の成長段階によっても変わってくるが、実はナンピンそのものは良くも悪くもない。

 

 

要は使い方次第だという事だが、本日はナンピンのメリット、デメリットについて考えてみよう。」

 

 

 

 

 

【ナンピン戦略】

ナンピンを繰り返し大きな損失を出したり、信用全力での買い増し・売り増しによって口座を吹き飛ばす者は少なくありません。

 

 

 

しかしナンピンが悪だと決めつけてはいけません。

 

 

 

これはナンピンだけに限ったことではありませんが、そういった人が負ける原因はナンピンにあるのではなく、投資戦略全体の構築ができていないことです。

 

 

 

それは、ナンピンは単体で存在するのではなく、あくまで投資戦略の一部だからです。

 

 

 

ナンピンについてよく知りもせず、使い方が分からないまま、投資戦略もないまま行動するとそれなりの結果が出るのは当たり前のことです。

 

 

 

ナンピンにはメリットもあればデメリットもありますが、それぞれについて熟知し投資戦略に組み込むことで非常に強力な武器になります。

 

 

 

 

【ナンピンのメリット】

よく知られているナンピンのメリットは「平均約定値を下げること」です。

 

 

 

例えば1,000円×100株を購入した後、この株価が500円まで下げてしまっても、ここで100株買い増すことで、平均約定値を750円(1,500÷200=750)に下げることができます。

 

 

 

さらに株価が下落しても買い増していくことでどんどん平均約定値を下げていくことができます。

 

 

 

資金が続く限り、ナンピンはほぼ無敵の戦法ですが、投資経験が浅く自分の行動に自信が持てない人や、株価のうねりに適切に対応できない人がやっても上手く利益を取ることは難しいのが現実です。

*資金量のコントロールと売買タイミングも必要だからです

 

 

ナンピン戦法といえど、ただ何も考えずに買い増し、売り増していけば良いというほど甘いものではありません

 

 

 

ナンピンのメリットである平均取得単価を下げる効果は上手く投資戦略に組み込めばとても強力な武器になりますが、たいていの投資初心者はデメリットの毒牙にやられ、資金を大きく目減りさせてしまいます。

 

 

 

 

【ナンピンのデメリット】

信用制度があるのを良い事にナンピンを続け、追証が来たり、強制決済に追い込まれたりする人がいます。

 

 

ナンピンのデメリットは、使い方を知らない人が乱用すると大きなリスクを伴い、資金を大幅に目減りさせてしまうことです。

 

 

ナンピンを効果的に組み込むことで驚くほど投資効率を上げることが可能ですが、残念ながら効率的なナンピンの使い方を記した本は見たことがありません。

 

 

 

それはおそらくナンピンの使用法を具体的に図や数値で説明することが難しいからだと考えられます。

 

 

ただ、許容の範囲内でナンピンを取り入れると強力な投資戦略を構築することができるのでナンピン戦略について一考してみる価値は十分にあります。

 

 

 

 

兵士長「ナンピンは非常に重要な投資戦術の1つであるため、効果的なナンピンの使用方法を身に付けておけば、とても強力な武器になる。

 

 

ただ、具体的にここまで価格が下がった時にナンピンすれば良いといったマニュアルはないため、ナンピンの使い方について説明することは難しい。

 

 

また、どのような戦略にナンピンを組み込むかによってもその効力は変化してくる。

 

 

資金の入れ方と含み損のコントロール方法および相場経験によるメンタルなど色々な要素が絡み合うことになるが、実戦の中でナンピンの効果的な使い方に慣れていくしかないだろう。」