【ラインの重要性】

株のテクニカルチャート分析を行う時、あなたはラインをどれほど意識できているでしょうか?

 

 

株式投資初心者の中にはラインの存在すら知らないという人もいますが、あなたが思っている以上にラインは値動きに大きな影響を及ぼすため、ここでは基本的なラインの見方について理解しましょう。

 

 

 

 

【ラインの基本】

テクニカルチャート分析を行う時、非常に重要な指標となるものがラインであり、最も基本となるものが、当日の高値・安値(それぞれ、当日SH・当日SL)です。

 

 

 

実戦慣れしてもう少し広い視野を持てるようであれば、前日の高値・安値(それぞれ前日SH・前日SL)も意識したトレードができると、チャンスを発見できる頻度は格段に上がります。

 

 

テクニカルトレードはチャンスをいち早く発見し、割の良いリスクを取りに行くゲームなので、ベテランになればなる程、幅広い視野と多くの引き出しを持っています。

 

 

その中でも、ラインのお世話になる場面は想像以上に多いものです。

 

 

 

 

図中の黒い縦線は日付変更線であり、日をまたぐと値動きは急変することが見て取れます。

 

 

ここで、図の青丸部分に注目してみましょう。

 

 

前日SLを下に抜けたとたんに株価は暴落していますが、これはライントレーダーにとっては常識であり、ラインがいかに有効な仕掛けポイントであるか教えてくれます。

 

 

この日は地合いの悪さも手伝っていますが、ラインを抜けた後に株価が急騰・急落するのは日常茶飯のことです。

 

 

株価が大きく動き出す起点となるのがライン付近であることが多いため、監視銘柄の株価がラインに近づいているようなら、モニターをその銘柄1つに切り替え、臨戦態勢に入った方が良いでしょう。

 

 

加えて、ライン付近では買い手と売り手の激しい攻防が繰り広げられるため、板読みができるようになれば、その詳細を観察し、より精度の高いエントリータイミングを計ることができますが、はじめのうちはブロック単位(ローソク足1本分のこと)での仕掛けが打てれば十分です。

 

 

 

 

 

【ライントレード禁止事項】

ライントレードを行う時、一番やってはいけないことがあります。

 

 

それは、2つのラインに挟まれた価格帯の真ん中あたりで仕掛けを打つことであり、中途半端な位置で仕掛けを打つと、リスクの割に利益が取れません。

 

 

上図のような「仕掛け禁止エリア」でエントリーすると、リスクレワード比が小さくなってしまいます。

 

 

したがって、今回紹介したチャートで仕掛けを打つのであれば、前日SH、前日SLという2本のラインに極めて近い位置まで株価がやって来た時です。

 

 

下図の青丸部分では、株価がラインに近い位置にあるので仕掛ける価値があります。

 

 

 

ちなみに黒丸の位置で仕掛けを打ち、下落を全部取りに行くことは、現実的には無理です。

 

 

ここがおいしいポイントであることはチャートが出来上がってみなければ分からず、現場で仕掛けを打つことはできません。

 

 

ライントレードにおいては、株価がラインに極めて近い位置でのみリスクを取る価値があります。

 

 

注目銘柄をトレードする時には、ラインがどの位置にあるのか意識しながら値動きを観察すれば、より多くのチャンスを発見できるでしょう。

 

 

 

 

兵士長「ベテラントレーダーともなれば、ラインの位置関係をすべて把握した上で複数銘柄の株価を監視している。

 

効率の良いポイントだけ参戦することで投資効率だけでなく、エネルギー効率も高めることができるのだ。」