【デモ取引の正体とは?】

 

 

最近のデモ口座の性能はとても高く、ほとんどリアル

タイムで取引の練習をすることができる。

 

 

 

本物そっくりの画面を見ながらデモ取引を経験するこ

とで、投資の面白さを味わうとともに、個人投資家と

しての第一歩を踏み出したような気になる者もいるこ

とだろう。

 

 

 

しかし、デモ口座によるシュミレーションでは投資を

する上で最も大切な、「投資メンタル」については何

も学ぶことができない。

 

 

 

デモ取引とは、言ってみれば勝とうが負けようがあま

り意味のないゲームをしているようなもの。

 

 

 

勝ってもリアル資金は増えないし、負けてもリセット

すれば何の問題もない。

 

 

 

投資とは、手法に加え「投資マインド」を身に付けて

始めて利益を上げていけるものであるから、メンタル

面の介入がないゲームでどれだけ修業を積もうがリア

ルな戦力が上がることはない。

 

 

 

つまり、デモ口座では本当に大切なことは学べない。

 

 

 

そんなことは一度でも投資経験がある者なら誰だって

分かることだ。

 

 

では、デモ口座は何のために存在しているのか?

 

 

 

 

【デモ口座の存在意義】

 

 

デモ取引でどれだけ稼げるようになっても、実戦では

ほとんど役に立たない。

 

 

 

では、デモ口座の存在意義はどこにあるのか?

 

 

 

これは投資関係者なら重々承知のことだが、ズバリ言

うと、投資経験のない純真無知なカモたちを相場と言

う名の魔界に引きずり込むためである。

 

 

 

 

投資経験のないカモ(初心者予備軍)は、投資に興味

はあるが、相場にいきなりリアルマネーを投入するこ

とに対し精神的なハードルを感じていることがある。

 

 

 

 

そこで、「無料で体験してみませんか?」といった甘

言で、安全な疑似環境にカモを誘い出す。

 

 

 

 

安心・安全な相場の旅、クルージングにご招待。

 

 

 

 

すると、何も知らないカモたちは「デモなら安心」な

どと思い、まんまとワナに片足を突っ込む。

 

 

 

 

何の疑いもなく投資体験をはじめるカモ。

 

 

 

するとどうだろう。

 

 

不思議なことに勝てるじゃないか!

 

急速に増えていく数字を見ながら、カモの欲望に火が

つきはじめる。

 

 

 

「リアルマネーでやっておけば・・」

 

 

 

こうなればしめたもの。

 

 

放っておいてもやって来る。

 

 

相場が魔界だとも知らずに。

 

 

恐怖心によって作られていた心理的ハードルは、欲の

力でいともたやすく消え失せる。

 

 

 

 

 

【勝ち組が勝ち続けられる理由】

 

 

前にも述べたが、勝ち組の防御力は非常に高いため、

何年も相場で生き残り、利益を上げ続けられる。

 

 

 

したがって、勝ち組同士が戦っても極端な資金移動が

起きないため、負けもしないが勝ちもしないという状

況になる。

 

 

 

勝ち組は資金を増やしたいのだが、その資金はどこか

らもたらされるのか?

 

 

 

もちろん、カモからである。

 

 

 

純真無知なカモほど貴重な存在は他にない。

 

 

 

欲にまみれたカモは資金を垂れ流すことを勝ち組は知

っている。

 

 

 

生贄(いけにえ)が必要なのだ。

 

 

 

資金を運んでくれる初心者マークの無知な鳥。

 

 

 

そのカモを魔界に呼び込む役割を担っているのがデモ

口座によるシミュレーション体験である。

 

 

 

 

つまり、デモ取引によるシュミレーションとは、俗世

と魔界とをつなぐ仮想空間での夢体験のことある。

 

 

 

 

何のストレスもなく、ゲーム感覚で取引を楽しみ、簡

単に稼ぐ体験ができるワンダーランド、夢舞台。

 

 

 

 

大人が夢見れる仮想空間、バーチャル遊園地。

 

 

 

 

 

デモ取引を行う仮想空間とは、カモたちに夢を見さ

せ、心理的ハードルを下げることで魔界へと誘う場所

であることをよく理解しておいた方が良い。

 

 

 

 

ちなみに、システムを提供している証券会社は手数料

で儲けているため、誰が勝とうが負けようが関係な

い。参加者が多ければ多いほど、そしてより多くの取

引をしてくれた方が儲かるという寸法である。

 

 

 

 

竜宮城を体験したカモたちは夢うつつのまま口座開設

を行い、リアルマネーを投入する。

 

 

 

それから程なくして気付くだろう。

 

 

 

夢と現実の乖離率があまりに大きいことに。

 

 

 

 

以上の現実をよく理解した上で自らの行動を鑑みた方

が良いのであるが、この事実を知り「なんて夢のな

ことを言うんだ!」と思ったあなたに言っておこう。

 

 

 

 

 

仕方ないじゃないか、

 

この世界は残酷なんだから。