【前回までのあらすじ】

30万円で購入したAI搭載のビットコイントレードツールは負け続け、兵団の資金をまき散らすので一時稼働を停止した。

 

そして、ツールが取った意図がよく分からないポジションを損切りで終わらせないために新兵が取った売り増し攻撃。

 

いつしかビットコイン相場は新兵の建玉訓練の場となっていた。

 

 

そして今回ビットコイン相場が調整の値動きに入ったことを受け、新兵が取った行動とは?

 

そして兵長の教えとは?

 

値動きが激しいビットコイン相場での波乗りは建玉操作の訓練に最適!?

 

 

 

 

【正解は1つではない】

*相場兵団レクリエーションルームにて

 

 

新兵「兵長、ビットコイン相場に変化がありました。」

 

 

兵士長「どうした、暴落でも起きたのか?」

 

 

新兵「暴落とまではいきませんが、少し大きめの調整に入ったようです。」

 

 

兵士長「上昇トレンドで高乖離状態が続いていたから当然の下げだろうな。

前回お前が取ったポジションはどうなった?」

 

 

新兵「次の図を見てください↓

 

 

緑枠の空売りはAIツールが取ったポジションですが、いまだ含み損を抱えています。

 

そして赤枠の空売りは、私が前回入れた空売り注文で、こちらは含み益になっています。

 

 

仕掛けは1-2-3の売り増し攻撃を想定したものだったので、建玉全体でも含み益が出ています。

 

 

兵士長「数字だけではよく分からんな。

チャート上ではどうなってる?」

 

 

新兵「次のチャートを見てください↓

 

*赤丸はいずれもポジションを取った価格帯を示している。

 

1度目の揉み合い時にAIツールが入れた空売りが『売り①』で、その後私が入れた空売りが『売り②』です。」

 

 

兵士長「なるほど。

この状況でお前ならどう行動する?」

 

 

新兵「ビットコイン相場はいまだバブルの状態にあり、ものすごい勢いで上昇していますので、ここは全ての建玉を決済しトータル益を取りに行くのが良いかと思います。」

 

 

兵士長「そうか、ではやってみろ。」

 

 

新兵「了解しました。」

 

全ての玉を決済し、297円の利益となりました。

 

現在の実験用証拠金は7,839円です。」

*証拠金は10,000円スタート。

 

 

兵士長「あのツールよりはよほどマシなトレード内容だ。

トレードは以上で終わりか?」

 

 

新兵「この調整の下げが終われば再び上昇に向かうと思うので買いを入れてみたいのですが?」

 

 

兵士長「そうか、思うようにしてみろ。」

 

 

新兵「では↓

 

 

打診買いを入れました。

 

 

チャート上では次のようになりました↓

 

 

移動平均線からはプラス乖離していますが、現在のビットコインバブルを考えると、それほど大きな下落はしないと思われます。

 

もしここから下げてくるようでしたら、建玉操作に移ります。

 

次図のようなイメージです。」

 

 

 

兵士長「・・・。」

 

 

新兵「実際にはここまで下げることはないと思いますが、いかがでしょう?」

 

 

兵士長「お前のイメージ図で、『買い③』は完璧に底値を捉えているように見えるが、底値を正確に狙おうとしてはダメだ。

 

頭と尻尾は狙えない。

 

分かってるのか?」

 

 

新兵「はい。あくまでイメージであります。

ある程度の含み損を抱えることは承知の上であります。」

 

 

兵士長「そうか、ならいい。」

 

 

新兵「今回の私のトレードはいかがだったでしょうか?」

 

 

兵士長「まあ、悪くはない。

 

ただオレならお前のように全決済はせず、含み益の出ている玉だけ利益確定し、残りは含み損のまま放置しておく。

*赤枠の2ポジションだけ決済して利益確定。

 

 

利益だけGetしておいて、含み損の出た玉には別の意味を持たせることを考えるだろう。

 

 

新兵「別の意味と言いますと?」

 

 

兵士長「次のチャートを見てみろ↓

 

*売り①は含み損のポジション。買い①は新兵が新たに取ったポジション。

 

このような状態にするわけだ。

 

すると、もし値が上がれば『買い①』で利益を取れるし、下がれば『売り①』で利益を取れる。

 

 

さらに我が兵団は現物のビットコインを約0.1BTC保有中だ。

 

 

『売り①』は現物コインのヘッジ売りとしての機能も持つことになる。

 

 

 

このように考えると、上げても下げてもどちらでも良い状態の理想形となる。↓

*空売りは現物BTCのヘッジとしても機能している。

 

 

これを『両建て』と言い、片方で必ず利益が取れる。

 

もう片方は含み損となるが、含み損は確定せず、建玉操作でコントロールし続けるのが戦い方の基本だ。

*勝ち続けるためには損切りはせず、利益確定のみを続けていきます。

 

 

貯蓄型投資法では空売り主体の攻めはしないのであまり説明していないが、上げも下げも狙う場合はこの手でいくだろう。」

 

 

新兵「なるほど。このような建玉もあるのですね。」

 

 

兵士長「ただ、これは資金量が少ない場合の戦法だ。

 

資産を構築する場合はさらに勝率を高めるため、買いだけで攻め、空売りはヘッジ売りに限定した戦法を取るのがセオリーだ。」

 

 

新兵「そのような戦法は思いつきませんでした。

建玉とはただのナンピンとは違うのですね?」

 

 

兵士長「建玉操作とは、置かれている状況に対し臨機応変に建玉を組み合わせ、相場が上げても下げても自分に都合の良い状態を作り出し続ける技術。

 

そして、そのような理想形を作ることで勝ち続けるのが建玉操作を極めた投資家の戦い方だ。

 

 

しかし、上で挙げた例はあくまで選択肢の1つに過ぎない。

 

建玉には何通りもの組み合わせがあり、ある個別の状況に対しても正解は無数に存在するものだ。

 

 

相場の波次第では、お前の建玉の方が良かったということになるかもしれない。

 

 

値動きが予想できないように、結果は誰にも分からないからな。

 

また何か変化があったら報告せよ。」

 

 

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