新しい投資案件として注目を集めている仮想通貨には賛否両論があります。

「仮想通貨は最高だ!」

「仮想通貨は最悪だ!」

全く異なる意見・思惑が交差する相場では「自分の考えをもつこと」が必要です。

JKミカJKミカ

みんなバラバラのこと言うよね。

兵士長兵士長

まわりの声(雑音)に惑わされて右往左往するとカモられるぞ。

ここでは現在、巷を騒がせている「仮想通貨」の問題点について考察してみましょう。

幻想と欲望の仮想通貨市場

投資とはいいながら、多くの人は「一攫千金を狙いたい」と思っていることでしょう。

「カイジのような人生逆転ゲームに勝利して大金を手にしたい」と。

そして、現在一攫千金を狙えるのは間違いなく「仮想通貨」です。

仮想通貨市場の値動きは株式市場の比ではなく、10倍20倍は当たり前の世界です。

JKミカJKミカ

どうして値動きが激しいの?

兵士長兵士長

まだ出来立ての市場だからだ。

第一次仮想通貨バブルの前、アルトコインの長期ホールドをした人であれば10倍近い利幅を出せていることでしょう。

少し遅めに参加した私でさえ、(投資額に対して)そこそこの結果が出せたのですから↓

*ビットコインを30万くらい買った

今は空前の仮想通貨ブームであり、国家でさえICOを発行する流れにありますが、仮想通貨がこの先どうなるかは誰にも分かりません。

投資の神様であるウォーレン・バフェット氏は仮想通貨に対して厳しい視線を向けておられます。

仮想通貨はいずれ最悪の結末を迎えるだろう。

全ての仮想通貨に連動した5年後に満期がくるプット(売り)オプションのような長期プットオプションがあるなら喜んで買いたい。だが空売りは一円もしない

さらには、米バークシャーハサウェイ社の副会長チャーリー・マンガー氏も同様にビットコインを「完全に愚か」と批判しています。

安易な金儲けに人々が飲み込まれているのが、ただただ不愉快だ。<中略>これに対する、我々の政府の手ぬるいアプローチは間違いだ。これほど悪質な物への正しい答えは、厳しく踏みつけることだ

引用元:COINTELEGRAPH

新卒OL新卒OL

キビシイ意見ですね。

兵士長兵士長

あくまで1つの見方だ。

バフェット氏が世界第2位の富豪なのはおそらく偶然ではないでしょう。

このような「天才」はかなり深い思想を持っており、決してバクチで財を成したわけではありません。

根拠なき熱狂に賑わっている仮想通貨市場ではありますが、ここは今一度冷静に賢者の声にも耳を傾けるべきでしょう。

 

仮想通貨の問題点とは?

仮想通貨は「通貨」と名付けられてはいますが、発行主体が存在しないため裏付けのある資産価値はありません。

法定通貨や株式であれば発行主体の「国力」や「企業価値」がベースにありますが、仮想通貨にはベースとなるものがありません。

・法定通貨:国が価値を保証

・株式:企業が価値を保証

・仮想通貨:価値の裏付けなし

仮想通貨に全財産を突っ込んでいく人も出るでしょうが、実際は何の裏付けもないものを買っている可能性もあるわけです。

基本的に根拠なき熱狂に根拠はなく、価値の裏付けがなくてもみんなが欲しがるから自分も欲しいという現象は随所に見られます。

・みんなが欲しがるグッチがほしい

・みんなが欲しがるヴィトンがほしい

・みんなが欲しがる〇〇がほしい

・みんなが欲しがる△△がほしい

・みんなが欲しがる□□がほしい

ブランディングとはまさにこのようにして行われる企業戦略であり、実際には同じ原価のものがべらぼうに高い金額で取引されているのです。

兵士長兵士長

みんなが欲しがれば実際の価値とは関係なく価格が高騰する「バブル現象」だ。

そして、仮想通貨は株式とは違って配当金はありません。

持っているだけでは何も生み出さないので、厳密には当ブログで言うところの「資産」ではありません。

*資産=お金を生み出してくれるもの

資産についての詳細は次の名著参照↓

世界の経済状況に目を向けると、確かに仮想通貨は便利なツールではありますが、それ自体に本質的な価値は(まだ)ないのです。

仮想通貨に投資する時にはそのことを前提とした投資戦略(資金管理含む)が必要です。

 

もう1つの懸念とは?

投資には先見性が必要だと言われますが、ビットコインに訪れる運命にはどのようなものがあるのでしょう?

一番の問題点はマイニング」に関するものです。

JKミカJKミカ

マイニングって?

兵士長兵士長

取引の承認作業のことだ。

ビットコインの発行量には上限が決められていますが、上限に達すると一体何が起こるのでしょうか?

*普通はあまり考えないかもしれませんが、いつかは必ず上限に達する時がやってきます。

ビットコインの発行量が上限に達すると、新しいビットコインが発行されなくなります。

マイニングという作業をしてくれる人がいるからこそビットコインは回っていますが、 上限を迎えた時、 マイニングに対する報酬が支払われなくなるのです。

するとどのようなことが起こるでしょうか?

マイニングという作業は莫大な初期費用に加え、電気代も必要です。

報酬がもらえない状態でマイニングをしたいマニアックな人はいないでしょうから、ビットコインの取引が承認されなくなる恐れがあります。

何らかの策が取られる可能性は考えられますが、このままだと仮想通貨システムは崩壊の一途を辿ることになるでしょう。

JKミカJKミカ

将来のことは誰にも分からないってことね。

兵士長兵士長

まさにその通りだ。

ビットコインの発行量が上限に達するのは2140年と言われていますが、2030年頃には ビットコイン発行量上限の98%が発行されます。

10年後には新規のビットコインがほとんど発行されなくなるわけですが、現時点でここまで考えている人は少ないように思われます。

「何か儲かりそうだから!!」

このような根拠なき投機行動を取るとロクでもない結果をまねく恐れがあるので、資金管理には十分注意が必要です。

兵士長兵士長

資金管理が出来ていればとくに問題はないぞ。

 

今後の行動は?

仮想通貨は誕生したばかりなので、これからも様々な混乱や事件が起きることは容易に想像できます。

そして株式市場と同じく、仮想通貨の価格も暴騰・暴落を繰り返すでしょう。

ただ、結局のところ結果は誰にも分かりません。

それが例え天才であったとしても、未来の相場を完全に予想することはできないのです。

JKミカJKミカ

「結果は誰にも分からない」んでしょ?

兵士長兵士長

それは大切な心構えだぞ。

そこで大切なことは、「自分なりの考えを持って仮想通貨と関わること」です。

最悪の状況を想定した戦いができていれば何かが起きたとしても被害を最小限に食い止めることができます。

良い結果ばかりを考えるのではなく、上げても下げてもOKな状態を作ることが投資と長く付き合う秘訣なのです。

 

私にとっての仮想通貨

ちなみに、私は次のような考えで仮想通貨と関わっています。

【仮想通貨戦略】

①完全余剰資金を積み立てる

→数千円から数万円の資金をコツコツ積み立てることでリスクを徹底的に回避します。大儲けではなく、大損しないことは投資の基本戦略です。

 

②株式投資の練習場として利用する

→値動きは株式相場と似ているので、少ない資金で実験用に活用できます。仮想通貨は株よりも少ない資金で投資できるので、とくに投資初心者にはオススメです。

 

②学びのために仮想通貨を所有する

→何かのコインを所有することで、仮想通貨相場の出来事を自分事のように感じることができます。そうなれば積極的に情報収集をするようになり、知識&経験値も増えます。

そこまで期待せず、そしてがんばらない投資をコツコツ継続していくのが心身成績ともに良い結果につながるのです。