名著「私は株で200万ドル儲けた」でおなじみのブレイクアウト手法は有名です。

*この本では「Box圏が移るときがチャンス」といっています。

JKミカJKミカ

どういうこと?

兵士長兵士長

ちょっと分かりにくいかもしれないな。

この手法は上手く使えば資産倍増も夢ではありませんが、気を付けるべき点もあります。

なので、この記事では以下のポイントを中心に解説していきます。

この記事のポイント

・ブレイクアウト手法の使い方

・具体的な場面と仕掛け方

・注意点と便利なツール

ブレイクアウト手法の概要

ブレイクアウト手法はどのように使うのか?

次の図を見ればその概要がイメージできると思います↓

ブレイクアウト手法を使う時は必ず順張りで行います。

*順張り=値動きの進行方向に向かって仕掛ける

上図では値段が上昇していますから「買い」で攻めていきます。

直近の高値を上へブレイクして、しっかりと終値を付けた時に仕掛けます。

ライントレード&ブレイクアウト手法の合体技で次図のようなリスクの取り方をします↓

・リスクを最小限にすることでレワード比を高くする

・エントリーに成功したら、利益はできるだけ伸ばしてやる

明らかにトレンドが変わり、ピンク色の移動平均線を割ったら利益確定です。

頭と尻尾は取れませんが、これは株でも同じことで、頭と尻尾はくれてやりましょう。

 

具体的なやり方(5Step)

それでは具体的な仕掛け方を説明します。

ブレイクアウト手法は次の5Stepで仕掛けます。

ブレイク狙いの手順

Step1.ラインを引いて待機する

Step2.順張りで攻撃する

Step3.必ず逆指値注文を入れる

Step4.仕掛けたら放置する

Step5.トレンドが変わったら利確する

 

Step1.ラインを引いて待機する

意味のない値動きには関わらず、リスクを取らないことが大切です。

投資家の仕事の約99%は「相場観察」ですが、じっと見ているのも時間のムダなのでラインを引いて待機しましょう。

*値段がラインにきたらお知らせしてくれる便利なスマホアプリは後述

図のように、直近の高値をブレイクラインに設定し、値段がこのラインを超えてしっかりと終値を付けたら仕掛けていきます。

たまに、フライングして仕掛ける人がいますが、ワナにかかる危険があるのでしっかり待ちましょう。

 

Step2.順張りで攻撃する

値段が直近の高値(ブレイクライン)を突破して明確な終値を付けたので、ここでエントリーします。

ブレイクアウト手法は順張りで攻撃するので、「買い」を入れます。

 

Step3.必ず逆指値注文を入れる

エントリーしたら、すぐに逆指値の損切り注文を入れます。

この手法では売買差益のみを狙っているので、ハズレたら必ず損切りで対処しましょう。

レバレッジを使っている場合などは値段が逆行するとダメージも大きいので、すぐに防御体制を取ります。

 

Step4.仕掛けたら放置する

上手く上昇に乗れたら当分放置しておきます。

すぐに利確すると仕掛けた意味がなくなるので、含み益が消えることを覚悟で放置しましょう。

 

Step5.トレンドが変わったら利確する

ではいつ利確するのか?というと、利確すべき理由が発生した時です↓

上図ではローソク足が25日移動平均線を割って終値を付けています。

ここで明確なトレンドの変化が出現しているので利確して手仕舞いするのが正解です。

このように仕掛けを打てば、損は小さく利益は大きくとることができるのです。

 

空売りの仕掛け方

ブレイクアウト手法は空売りでも使えます。

上図のようにブレイクポイントを下へブレイクして明確な終値を付けたらエントリーするだけです。

値段が逆行した場合はすぐに損切りできるように逆指値注文を入れておきましょう。

成功したら波が落ち着くまで放置でOKです。

 

実際の場面集(デイトレード編)

ブレイクアウト手法は理解できたでしょうか?

ここでは実際にブレイクアウトが使える場面を紹介していきます。

デイトレでブレイクアウト手法を使うときは3分足チャートを見ていきます。

 

・サイバーダイン(7779)

JKミカJKミカ

空売りチャンスね。

兵士長兵士長

仕掛けるポイントが見えるだろ?

ある程度相場が形成されるのを待ってから、当日高値(当日SH)と当日安値(当日SL)に水平線を引きます。

当日SLを下抜けた部分でエントリー(空売り)です↓

リスクを最小限にすることでレワード比を大きくできます↓

ただ、値動きは上へブレイクする可能性もあるので、当日SHを上抜けたところで買いエントリーするかもしれません↓

JKミカJKミカ

ここでエントリーしたらどうなるの?

兵士長兵士長

損切りになるから問題ない。

結果的に上昇ブレイクは失敗に終わっていますが、上抜ける可能性もあります。

なので、買いエントリーしてもOKですが、必ず損切り設定をすることが必要ですね。

結果的にどちらにブレイクするかを100%当てることはできません。

 

・夢みつけ隊(2673)

これも3分足チャートです。

どこが仕掛けるポイントか分かりますよね?

抵抗線を上抜けたところで買いエントリーです。

ちなみに出来高が少なくなっても株価が横ばい状態であれば前兆モードと考えることもできます↓

このような「静止状態」へのエントリーも(個人的には)アリだと思います。

*このような部分は「不明瞭な押し目」と考えることができます。

いろいろな視点からチャート分析できるようになるとおもしろくなりますよ。

 

・TATERU(1435)

建設株のTATERUでもブレイクチャンスがありました。

ブレイクするまでは不規則な値動きが続くので、ラインを引いて待機するのがベストでしょう。

ちなみに、デイトレではその日注目されている銘柄を集中的に監視すると多くのブレイクチャンスに恵まれます。

証券ツールのランキング機能を活用すれば一発です↓

 

 

実際の場面集(長期投資編)

長期ホールドの場合は日足チャートを使っていきますが、要領はデイトレと似ているので簡単ですよ。

 

・ITBOOK(1447)

25日移動平均線の上側で揉み合っていた株価は直近高値をブレイクと同時に跳ね上がっていますね。

セオリー通りに仕掛けるなら、エントリーポイントはここです↓

ただ、ここで仕掛けるのはリスクも大きいので見送りという選択もアリだと思います。

それよりは、リスクが小さくとれる「静止状態」での仕掛けが良いかもしれませんね↓

出来高が少なくてローソク足の胴体も小さいので、最小限のリスクでエントリーできるところがメリットです。

 

・UUUM(3990)

YouTuberでおなじみのウームにもブレイクチャンスがありました↓

ブレイク後には出来高も急増していることが分かると思います。

出来高が増えると値動きが激しくなり、リスク管理が難しくなります。

なので、次のような部分では関わらないことが重要です↓

*もう含み益が十分乗って安全圏にいる場合は放置しておけば良い。

自分だけ安全圏にいることの愉悦は利根川さんも言及しています↓

*明言を見たい場合はカイジの鉄鋼綱渡り参照

これは株でも同じで、いかに自分はリスクを取らずに安全圏で闘うかが重要です。

低リスクで大きな利益が見込めるときだけ参戦するのが勝つためのコツです。

そういう意味ではウーム狙いは「出来高少&値動き小」でエントリーするのもアリです↓

 

ブレイクアウト狙いの注意点

成功すれば大きな利益が狙えるブレイクアウト手法ですが、注意点(デメリット)もあります。

ブレイク狙いのデメリット

①成功確率は2~3割

②待ち時間が長い

 

①成功確率は2~3割

色々なチャートを見れば分かりますが、ブレイクしても大幅続伸するとは限りません。

現実的には上手くいかないことが多いので徹底したリスク管理が必要です。

相場勘が身に付いても成功確率は2~3割あれば十分だと考えましょう。

 

②待ち時間が長い

投資全般的にいえることですが、ブレイクチャンスは滅多にありません。

とくに日をまたいだ長期投資ともなると、忍耐強く「待つ」ことが大切です。

といっても、毎日チャートばかり観察していると疲れますので、ここは便利なアプリのお知らせ機能を使うと良いでしょう。

*アプリの詳細は後述しています

 

ブレイクアウト手法の参考書籍

ブレイクアウト狙いが優位性のある手法であることは次の本を読めば分かります↓

「ボックス圏を抜けたところで仕掛ける」とはまさに上で説明したような状況です。

また、成長株投資で有名な「新高値投資法」も考え方は似ています。

株価が上がっていくときは新高値を更新し続けるというのはリクルート(6098)を見ればよく分かりますね↓

こういった右肩上がりの銘柄には何度もブレイク狙いのチャンスがあることが分かると思います。

ただ、上手くいく場合ばかりではないので、リスク管理の大切さも理解できると思います。

*ブレイク狙いでは損切りが防御になります。

 

おすすめのツール(無料アプリ)

ブレイクアウト手法を実践する時におすすめのツールは【マイトレード】 というスマホアプリです↓

マイトレードは損益管理アプリですが、ブレイク狙いの投資家にはアラーム機能が役立ちます。

狙いの銘柄に対してアラームを設定しておけば後はいちいち相場を見なく良いので、時間が有効活用できます。

実際の画面はこんな感じ↓

出所:【マイトレード】

マイトレードの機能やインストール方法については以下記事にまとめてあります↓

便利なツールも活用してブレイク後の上昇気流に乗っていきましょう。