タカタのエアバック問題が話題となってから随分と長

い時間が経過した。

 

 

 

 

株式市場でも様々な思惑が交錯し、タカタ株は何度も

乱高下を繰り返してきた。

 

 

 

 

しかし、ついに民事再生法を適用することが正式に決

まり、タカタ株は最後の急降下を開始した。

 

 

 

 

 

株価は20円台にまで急降下し、上場廃止へのカウント

ダウンに突入しているが、ここで注意しておきたいこ

とがある。

 

 

 

 

 

この手の銘柄に、急落後の乖離率が大きくなったタイ

ミングで買いを入れ、大きな利益を取ろうとする者が

出現し、上場廃止が決定した後、マネーゲームが開始

されることが多々ある。

 

 

 

 

今回も、上場廃止が決定した後、ストップ高まで上昇

するという現象が観察されている。

 

 

 

 

 

 

 

売りが出尽くせば、いずれかは供給がなくなり、買い

圧が売り圧を上回るとこのような現象が起き、相場参

加者の欲望がこの上昇に拍車をかける。

 

 

 

 

確かに、この局面は上手く売買すれば短期間で大幅な

資金増加につながるチャンスのように見える。

 

 

 

 

しかし、タカタに限らず、継続企業注記や管理銘柄、

ましてや上場廃止銘柄への投資は行わないことだ。

 

 

 

 

 

これまで何度も述べてきたが、資産構築は一生かけて

行うものであり、大きなミスは許されない。

 

 

 

 

 

したがって、一度のミスで大きなダメージを受ける可

能性は徹底的に排除する必要がある。

 

 

 

 

相場に関わる者で一攫千金を狙うギャンブラーが生き

残ったという話はあまり聞かない。

 

 

 

 

予想が当たるかどうか分からない、つまり勝てるかど

うか分からないような場面に資金を投入するのは、投

資家ではなくギャンブラーのすることである。

 

 

 

 

 

目先の欲によって目的を見失ってはいけない。

 

 

 

 

我々相場兵団の使命は、

 

確実に資産を構築することある。

 

 

 

 

 

それは、ほぼ絶対に勝てる勝負だけを行い、その他の

いかなる場面にも関わらないことを意味する。

 

 

 

 

たまに、「資金が少ないうちは大丈夫なのでは?」な

どと言う者がいるが、それは破滅への布石となるので

止めた方が良い。

 

 

 

 

なぜなら、人は一度おいしい思いをすると何度でも同

じことを繰り返す性質を持っているからだ。

 

 

 

 

資金が少ないからと言って、一度でも博打を行い、勝

ってしまった場合、かなり高い確率でまたバクチに身

を染めるのである。

 

 

 

 

 

資産構築は最初から一切のバクチを排除することで成

し遂げる必要があるため、このような場面には決して

関わらないように注意すべし。